【婚活体験記】勝つべきか、負けるべきか、それが問題だ…【謎解きコン・後編】

【婚活体験記】勝つべきか、負けるべきか、それが問題だ…【謎解きコン・後編】

前回、謎解き合コンに潜入し、
謎解きにガチなツワモノは
自分だったのだ、と気付いたシロクマ子。

しかし、気付いた時にはもう手遅れ……

何故ならもうこの先は
ツワモノ達のみが集まる戦場だったのです。

■選択肢は狭まるばかり

前編でもお話しした通り、
シロクマ子が参加した「謎解き合コン」は
謎が解けた者から次のお相手にチェンジできるシステム。

調子に乗ってガンガン謎を解いたシロクマ子が
自分のツワモノっぷりに気付いた時には、
会場にいる50組の内、
ほんの数組しか謎が解けていませんでした。

そうなると、必ずペアチェンジしなければいけない
ルール上、選択肢はかなり狭まります。

数が偶数でなければチェンジできないので
先に答えられたペアも次のペアが来るのを
待っていないといけないような状態です。

シロクマ子が答えを導き出し、
次の問題用紙を受け取った時も、
そこにはたった一人の男性しか
立っていませんでした……

■ツワモノ共の駆け引き

シロクマ子が振り向いた先にいたのは
見るからにツワモノ!

片一方だけで見たってわかるはずもないのに
自分の問題用紙を隅から隅まで調べあげて
準備万端で待っていました。

こいつ…できるっ…!(のか?)

と思いつつ、もう彼しか選択肢のなかった
シロクマ子は彼と共に最後の謎に取り掛かります。

ところが、そこで事件が起こるのです。

ツワモノは良いところを見せようと
思ったのか、問題用紙を独り占め。
その割りに、全然謎が解けそうな気配すらない!!!(ツワモノのくせに!!!)

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これにはシロクマ子もげんなりです。
しかし、ここでシロクマ子は考えました。

これまで同様、強引に謎を解きにかかるべきなのか、
可愛らしく「わかんないですね~」と猫を被るべきなのか、
正しい選択肢はどちらなのでしょう。

ただ、シロクマ子は常々思っていたのです。

頭が悪い=かわいい

という世間の風潮なんてくそくらえと…!

引きつり顔で「すごいね…」と言ってきた
男性たちの顔が走馬灯のように蘇ります。

男性より先に問題を解いても良いじゃない!
女性が謎解き得意でもいいじゃない!
高学歴女性に栄光を…!!!
(シロクマ子は高学歴じゃないです)

短い間に日頃のモヤモヤが炸裂した
シロクマ子は未だ問題用紙と格闘する
ツワモノに喰ってかかりました。

ここ!こうじゃないんですか…!

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その一言を聞いたツワモノの顔…
これまで見た誰より一番嫌そうな顔をしていました……

■たどり着いた栄光

なにはともあれ、
シロクマ子の助言により
最後の謎は無事に解けました。

今回無事謎が解けた方たちでーす!
と皆の前で表彰もされました。

表彰されるシロクマ子の横には、
謎解き好きのプライドが傷つけられた
とばかりに不満げな顔をした
ツワモノ男性。

栄光の瞬間ではありましたが、
当然、恋が生まれるはずはありません。

結局彼とは、終了の合図と共に
ありがとうございました、と
お礼だけ言ってお別れしました。

■今回の反省点

今回の参加で謎解き合コンは

素人×ツワモノ
ツワモノ×ツワモノ

の組合せだとなかなか危険だとわかりました。

素人×素人でふわふわ謎を解くのが
謎解き合コンに参加するのに
一番適した形だと言えるでしょう。

とはいえ、せっかくの謎解きなのに
謎が解けないなんてつまんないじゃん……

と思ってしまうシロクマ子。

しかし、謎解きに限らず、
自分の好きなものに対する情熱や知識では
相手に負けたくないと思う女性に
趣味縛りの出逢いは難しい。

巷に溢れる女性向け恋愛テクの基本は
自分をか弱く、従順に見せる事。

それってどうなの?と思う
シロクマ子ではありますが…

相手に好かれるためなら、
時には自ら負けを選ぶことが
必要な場合もあるのかもしれません。

困る熊
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