中高年の婚活パーティー【体験レポ】

中高年の婚活パーティー【体験レポ】

【中高年向けの婚活パーティー開催】

先日都内の某所で、中高年の方たちだけの婚活パーティーがあった。
小さなイベント会社主催のものであったが、結構な人数の方々がいらしていた。
年齢制限がないということもあり、募集人数の3倍近くの応募があり、抽選で選ばれた人達が来ていた。
婚活というとお年頃の男女だけの話しかと思っていたが、最近は70代くらいの人達まで、婚活するようだ。

 

【出席者の実態】

男性の多くは初婚の方で、一度は結婚してみたいという希望をずっと持っていたが未だ叶わずという人もいた。
長年連れ添った奥様に先立たれ、寂しくて仕方がないので参加したという人もいた。
多くは、リタイアし第二の人生を歩まれる時に、そばに誰かいてほしいという願いがあるようだ。
結構名前のしれた上々企業でお勤めの人や社長さんなど高収入だった人からサラリーマン、公務員、農家の人たちまで、幅広い職の方がいた。

女性はもちろん初婚の方もいたようだが、多くは子育てが終わり、やっと自分の時間が持てるなと思う頃、ふと自分が今までしてきたことを振り返り、夫に対して一緒にいる意味がないと離婚をした人が多かった。
そんな思いをしたのに、やっぱり話し相手が欲しくてと、新しいパートナーを探しに来たらしい。
今度こそは自分に合った人を探そうと細かく相手のことをきいていた。

 

オーネットスーペリア【出席者の実態】

 

【相手に求めるもの】

個人のボードには、趣味、好きな食べ物、家族構成、相手に求めるものなどが書かれていた。
趣味は、ゴルフのように、これから始めるにはちょっと気力が必要なものから、散歩のように一緒に楽しめそうなものがあった。好きな食べ物は、和食というかなり漠然とした単語が目立った。
家族構成は、一人と書いてある人が大半であったが、中には娘夫婦と同居と書いてある人もいて、実際結婚となると難しいかもしれないなと思う人もいた。
その他には、相手に聞いておきたいことという欄があった。
そこには、お墓はどうするのかとか、病気はないかとか、この年齢だからこそ出てくるものであった。
趣味を分かち合うのも、価値観を合わせるのも難しいと書いてあるものを見ただけで感じずにはいられない内容であった。

 

【連絡先交換?】

時間が経つにつれて、なんとなく一組二組とカップルができて来ていた。
お互い連絡先を交換し、次に会う約束をしていたようだった。
この後、どんな風になるのかなと興味はあったが、私自身は誰とも連絡先を交換することなく帰ってきてしまった。

 

Yahoo!お見合い【連絡先交換?】

 

【やっぱり簡単でない結婚】

それから、しばらくして、その時仲良くなった女性から連絡があった。
彼女は、ある男性と連絡先を交換して、後日会ったらしい。
まるで、若い時のように、うきうきしてデートを重ね、一緒に人生を歩いて行ってもいいかなと思っていた矢先、相手の男性が、実は息子さんに内緒で申し込み、後で知れて大変なことになり、もう会うことはないと言ってきたという。
いい年をして何を考えているんだと、かなり怒られたという。
このように、実際は、財産問題等若い時になかった問題があり、ただお互い気が合うねだけではうまくいかないようだ。
また、違う女性は、パーティーに来ていた人達の話を聞いていると、結局は家政婦さんが欲しいのかしらと思わざるを得ない発言が多かったのでがっかりしたと話した。
一緒に住まなくて、お茶飲み友達くらいが一番いいのかしらとため息をついていた。

【それでも人生一度きり】

人間幾つになっても、誰かを愛したい、誰かと一緒に同じもので笑いたいという欲求がある。
もしかしたら、今世まだ出会っていない白馬の王子様がいるかもしれない。
それを期待して、また出かけてみるつもりである。もし、もう年齢が高いからと、結婚を諦めている方たちも、出会ってみなければ人との関係がどうなるかなんてわからない。
躊躇せずに、どしどし参加して欲しいと思う。
恋愛パワーストーン専科 星の貴石【それでも人生一度きり】