仕事で疲れている時、恋愛に悩んでいる時や失恋した時には、ベタな恋愛映画って避けて通りたくなりますよね。
そんな時にピッタリの、コメディ映画がありました！
落ち込んだ気分の時、元気になれる女性向けの映画をご紹介します！
「インスタント沼」
～あらすじ～
沈丁花ハナメ（麻生久美子）はジリ貧に陥っている。
じりじりと底なし沼に落ちていくように、運に見放されているのだ。
出版社で都会の女性向け雑誌の編集をしているけれど、売れ行きは右肩下がり。
このままでは廃刊の危機？！
パリに移住したカメラマンの彼氏との、フランスでの甘い生活を夢見ていたのに、それも危うくなってきた。
そんな時、母ミドリ（松坂慶子）が何を考えたのだかカッパを釣ろうとして誤って沼に落ち、意識不明に。
その後、偶然沼から発見されたポストの中には、ハナメの出生の秘密がつづられた母の手紙が！
なんと、父親と思っていたのは他人だった？
自分の本当の父親は、沈丁花ノブロウ（風間杜夫）だと知ったハナメ。
興味本位からノブロウの元を訪ねると、そこは電球商店と書かれた怪しげな骨董品屋が。
そこで知り合うのは、パンク好きの青年ガス（加瀬亮）など、一癖も二癖もある面子ばかりで・・・
ハナメはこの底なし沼から脱出できるのか！？
【出典：Amazon】
運に見放されたハナメが、骨董屋の主人で父かもしれない電球と、その周囲の変わった人々と関わるうちに、新しい人生に向かって進んでいくというハートフルなストーリー。
エンディングの、ハナメの元気な掛け声だけでも元気になれます。
ネガティブな気持ちのどん底から、ハナメが引っ張り出してくれるかもしれません！
原作本もあるので、読書がお好きな方はチェックしてみては？
【出典：Amazon】
ハナメに学ぶジリ貧からの脱出法
麻生久美子さん演じるハナメは、落ち込んだり、はしゃいだり、怒ったり、泣いたり、笑ったりと表情豊か！
「ぐずぐずしててもアレだしなぁ～！」と気合を入れる姿には、勇気をもらえます。
コメディ映画だけど、ハナメは恋愛にも全力投球です。
静電気でパチッとならない人とは相性が良いっていう、自分ルールなんかもありがち、かも？
フランスで彼氏と甘い生活を送る夢に敗れ落ち込むハナメですが、もっと近くに素敵な男性がいたことに気がついて、新しい恋に踏み出します。
ドタバタコメディムービーですが、とてもテンポが良くて、いたら嫌なリサイクルショップ店員やとぼけた刑事、任せていいか不安になる看護師など、キャラクターが濃いんです。
見た目は独特の個性のあるハナメの新しい恋愛相手も、アクの強いハナメの性格に真正面から向き合うような、芯の強い男性。
信じられないくらい笑って、マイナスに考えていた嫌なこと、疲れてしまっていたこともスッキリします。
ハナメ役の麻生久美子さんの笑顔も、生きるための活力を与えてくれます。
そして、ハナメという女性の生き方に、きっと勇気をもらえます。
恋愛に、仕事に、単調な毎日に疲れている女性にとてもオススメの映画です。
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