泣ける恋愛映画!オススメ3作品

泣ける恋愛映画!オススメ3作品

春に降る雨、特に桜の花を散らすように降る雨って、
「花時の雨」と言って、桜を散らす雨、という意味を持つそうなんです。

素敵な恋をしていても、桜を散らす雨というのは、暗い気分になりますよね・・・。

そんな気分を吹き飛ばしちゃうくらい、泣ける恋愛映画を3作品、ご紹介します。

hana (2)「君に読む物語」


老人デュークは、介護施設で暮らすひとりの老婦人の元に、ある物語を読み聞かせるために通い続けている。
彼女は痴呆症で過去の記憶を失っているのだが、それでもデュークは、自分たちが過ごした日々の話を続ける。

彼が読み聞かせる物語は、1940年の夏、裕福な家庭の娘アリー(レイチェル・マクアダムス)が休暇を過ごすために訪れた田舎町で、貧しいけれど夢を持って生活する青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会ったことから始まる。
やがて2人は恋に落ちるが、許されることのない身分違いの恋だった。
2人の恋は、時代の波にも巻き込まれ、離ればなれになるのだが・・・

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アリー一筋な青年ノアと、婚約者との間で揺れ動くアリーの心、
そして結末がとにかく泣けます。

時代や身分の差が無ければすんなり結ばれたであろう2人ですが、
間に何があっても、気持ちだけはずっとつながっているというラストは、涙なしには見られません。

こんな恋愛をして、歳をとってもこういう関係になりたい!
そう思わせる映画です。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=TNOAYjwwUI0]
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hana (2)「虹の女神」


映像製作会社で、働く岸田智也(市原隼人)。
ある朝、ふと見上げた空には不思議な虹がかかっていて、アメリカにいる親友のあおい(上野樹里)に見せようと思い立つ。
写メールを送ってから、留守番電話にメッセージを吹き込むが、それを彼女が聞いたかは、永遠にわからなくなった。
あおいは、翌日の飛行機事故で命を落としてしまったのだ。
あおいとの思い出はたくさんあっても、彼女は帰ってこないのに、智也の時間は流れていく。
雨の中で行われた告別式の後、あおいと智也が主演の自主制作映画が見つかり、集まった友人たちで鑑賞会を始める。
大学時代の2人のおかしな出会いから始まり、智也の抜けた性格とあおいのしっかりした性格は、真逆だからこそ性別を超えた親友という関係になっていった。
思い出に浸りながらも、誰もが日常生活に戻っていく。
そんな生活の中で智也は、あおいの妹で視覚障害者のかな(蒼井優)からあおいの書いたラブレターを渡される。
それは、昔あおいに代筆を頼み込んで、結局書いてもらえなかった、当時の片思いの女の子へのラブレターのはずだった。
もうこの世にはいない、あおいの気持ちを知ってしまった智也は・・・

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親友あおいの突然の訃報で始まるストーリーは、
決してハッピーエンドにはならないラストを予感させます。

もちろん、ラストは涙なしには見る事が出来ません。

「のだめ」のイメージが強い上野樹里ちゃんですが、
好きな男の子の告白の手伝いまでしてしまう、しっかり者だけれど
不器用な女の子の姿を、等身大の姿で演じていて、素敵です。

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hana (2)「月とキャベツ」


東京で活動していたバンドが解散になり、曲が書けなくなったシンガーソングライターの花火(山崎まさよし)は、田舎でキャベツを育てながらひっそりと暮らしていた。
ある日突然、花火のファンだという少女ヒバナ(真田麻垂美)が現れ、帰ろうとしない。
そして花火とヒバナの夏が始まる・・・

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恋愛映画でもあり、ノスタルジックな音楽映画でもあります。

シンガーソングライターの、山崎まさよしさんのヒット曲
One more time One more chance」が主題歌で、
この映画そのものを表しているのです。

こんなに惹かれあっても出会いが遅すぎたという、「虹の女神」と似た部分はあるものの、
壮大なキャベツ畑の景色は壮観。

そして、ヒバナの告白のシーンには、涙が止まりません。

以上、春の雨を吹き飛ばすくらいに泣ける映画3作品です。
真っ直ぐすぎる純愛映画で、涙が止まらなくなると思います。
花粉症用の他にも、ティッシュのご用意をしてから、鑑賞してください。