猫エピソード♥素敵なあの子の思い出♥ その1

猫エピソード♥素敵なあの子の思い出♥ その1

ここをご覧になっている猫の飼い主さんも、愛しいおうちのにゃんことの出会いは忘れられない何十年物の思い出なんじゃないだろうか。
切羽詰まった出会い。嬉々とした出会い。
子猫だったりある程度大人になっていたり、それこそ10匹いれば10通りの。多頭飼いされている方でもそのすべての猫の出会い全てが、かけがえのない宝物に違いない。
うちの歴代の猫もその例外にはならず、「あ!子猫だー」「わ!ひろおー」では済まないエピソードが。
何日か続けてご紹介したいと思う。

■排水溝の中から!白い子猫。
姉の職場で子猫の鳴き声がした。
職場は普通の事務所で、猫が入り込めるようなあいたドアはなく、探すのに苦労したようだ。
すると、親猫がしきりに排水溝を覗く姿が発見された。
傍らにはもう1匹の子猫。
どうやら排水溝の中に、1匹落ちてしまったらしい。
親猫が諦められずにいるため近づくことが出来ず、2~3日が過ぎてしまったようだ。
ついに親猫はあきらめて、もう1匹の子猫を連れて、姿をみせなくなった。
放っておくことは出来ずに、職場の人間総勢で猫を救出。その足で獣医さんに連れて行ったようだ。
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生後1週間。まだ勿論母親のお乳が必要で、なおかつおしっこさえ一人で出来ないサイズのミニ猫だ。
子猫を一生懸命お世話したとしても、生き延びれる可能性は高くはないと思う。
でもこういう場面に立った時、やはり選択肢は一つだけなのだ。
彼女は「メイちゃん」(5月に拾ったので。)として家族となったのだ。
いつまでミルクだ?いつまで哺乳瓶?いつまでトイレの手助けをする?
なんやかんやとお世話をして、立派な娘っこに育つことが出来た。今は立派に、思春期真っ盛りで飼い主にたてついている。(尚、お世話を全くしない兄のことは大好きな模様)
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育てた猫が懐かなかったというパターンは初めてで私は割と深く根に持っている(笑)

次回は、「峠生まれのチビ猫 ひなたさん」についてご紹介したいと思う。
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