猫と静電気

猫と静電気

冬場の困りものと言えば、静電気である。
微弱な電流という些細な実害かもしれないが、時として静電気は、ものすごく痛い。
どうやらあれはためこむ体質とそうでない体質のものがいて、それは猫でも同じらしい。

まああれだけ毛玉を背負って生きているのだから、考えただけでも、歩いただけで静電気は発生していそうだなあと思う。
長毛主だとなおさらである。手のひらを猫の頭に近づけただけで発生する厄介な静電気。
今日は猫と静電気の関係を斜めから考えてみようと思う。
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■ケース1:静電気貰う体質の猫
本人は電気をためこまず、主にもらう側である。
いわゆる、放電される方。そう、なんだかかわいそうな方である。
 先日も、筆者が猫におでこツーンと突こうと思って指先を猫の狭い額に当てたところ吸い取られるような形で放電した。
もともと大人しい子だが、びっくりしたのか一瞬目をつむっていた。パチッとしっかり音はしたので、たいしたことが無くても痛かっただろうと思う…
撫でてあげようと思ったのだが思わぬ攻撃をしてしまったので、ちょっとかわいそうだったケース。
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■ケース2:静電気を放出する体質の猫
本人が電気をためこむ性質で、なおかつ放電するタイプである。
こちらは人間がかわいそうな方である。
人間の静電気ためこむタイプは、暗闇で服を脱ぐと発光するが、猫も静電気がひどいとたまに暗闇を歩くだけで発光している。

うっかり手を伸ばしたりすると予想以上に痛みの強い放電をしてくる。
どこかのキャラクターじゃあるまいし、攻撃するのはやめてほしい!
ふわふわであればあるほど、ため込みやすいのだろう。長毛種の猫は常に静電気をつくり毛玉と戦っていた。(毛玉もできやすい)
ブラッシングは必須だが、電気がたまるせいなのか猫もイライラしていたりするのであまりブラッシングさせていただけない。

最近は、100円均一やホームセンターなどにうっている、触るだけで放電するキーホルダーを猫の首輪に増設しようか迷う程度である。
効果はあるんだろうか。
もし試したことがある人は教えてほしい。
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お風呂に入れれば多少はすっきりしそうなもんだが、季節がら難しいこの気温。
もう少し暖かくなったら、静電気もましになるかもしれない。
なるべく猫に攻撃しない様に、されないように気を付けようと思う。(すでに避けられ初めているのだが…)