愛する猫も歳をとる。老猫と暮らすワンポイント。

愛する猫も歳をとる。老猫と暮らすワンポイント。

可愛い子猫も歳を取る。
歳をとれば、生活習慣も変わり食べるもの、使うもの、遊ぶもの、いろんなことに気を使ってあげなきゃいけなくなる。
あなたの猫はいくつですか?
今日はちょっと老猫にやさしくするポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

ひとつめ、それはご飯。
ペットショップにも、○歳からのシニアフードなるものが売っています。毎日一緒に居るからこそ、いつものご飯からシフトするタイミングってすごく迷う!
脂質は低く、タンパク質は高め。腎臓に負担をかけないように、余分なものの入っていない質の良いたんぱく質を選びたいところ。

私はいつも、原材料の一番最初に素材そのものの名前が書いてあるものを選びます。もし、今まで見たことがなかったら是非見てみて。鳥の副産物ではなく、鳥肉と書いているもの。トウモロコシや植物性タンパク質ではなく、お魚ならお魚の名前を書いているものがお勧めです。
いつものご飯に少しずつ混ぜて慣らして、今まで以上に腎臓ケアを。

ふたつめは気温。
夏は脱水症状に熱中症。冬も気温の低さには気を使ってあげたいです。
少し前までは人間だって、これほど脱水症状と熱中症について騒がれることはなかった気がします。過保護過保護と言わずに、少し楽に過ごせるように気を使ってあげることで、日常からかかるストレスを少し和らげることができます。
「結果倒れなかっただけで、辛い思い」というのは、小さな動物の寿命を大きく左右すると感じています。最近では猫用の小さな炬燵や等もあるので、節電しながら猫の快適さを探すのも苦ではありません。

みっつめは健康管理。
大まかな分類になってしまいますが、例えば体重を測ったり。ちゃんと必要な水の量を飲めているか確かめたり。肉球は蒼白でないか。びっこひいてないか。
少し調子の悪そうなときは、脱水症状でないかを確かめてみて。
猫の首をつまんで離す。1秒以内にすっと戻れば大丈夫ですが、形状記憶されたようにゆっくりと皮が戻る感じなら、脱水症状に陥ってる可能性があります。緊急性があるかどうかはその時によりますが、
夜中でも駆け込める獣医さんの電話番号をメモしておく、ペット保険に入っておく等、日頃から用意をしていれば「もしかしたら」という時にサッと愛猫を抱えて連れて行けます。
健康管理で一番大切なのは、愛猫に毎日のように触れることです。
いつもと違う…と、長い間生活を共にした飼い主のあなたが思ったなら、それはたぶん間違いありません。
自信を持って、接してみて。
これからも素敵なきままでながーい猫ライフを。