男性から見る恋愛・結婚<その1>

男性から見る恋愛・結婚<その1>

 はじめまして、石井仁です。が、占い師という肩書はあまりいいものではない。
ロシア国防省「ウクライナ駐在米国大使は占い師」
http://japanese.ruvr.ru/news/2015_02_15/282898922/

この記事からもわかるように、根拠のないことを妄想するのが占い師である。したがって男性占い師などというのは実務能力のないものの代名詞とみていい。あげくに、占い師として街に出ても男性は客少なく、老婆にかなわない。従って、私の場合は実業の傍ら趣味を楽しむ程度の占い師として二つの顔を使い分けざるを得ず、仕事の時は占いなど口にも出さないのである。
しかしながら、恋愛相談は相談の約4割を占めるので無視できない内容であるし、男性占い師に女性が相談に来るときには、男心が知りたいという結構煮つまった状態での相談、あるいは別れてもあとくされている場合などが多いのが、参ったところでもある。
さて女性が探りたい男性の気持ちについて述べることを先にして、占いというものは後にしようということで稿を始めることにした。私の占いの話よりまず確実性のある現状認識から進めなければいけないということだ。
まずは恋愛とは男性にとってなんなのかだ。

a おもちゃ   遊び相手である。美人でグラマーでかわいいのがいい。
b 慰安     賢くて、肯定的な返事のみ返してくれるのがいい。
c 便利屋    客のもてなし、友人との仲介、調達先などの把握。
d 僕      自分より賢いけれど、出しゃばらない
e 母      面倒を見てくれて、自信をくれて、転ばぬ先のアドバイスがある。

 このあたりに分類しておくと、芸能界の結婚がa.bレベルで騒ぐパターンがよくわかる。a-cレベルの付き合いで結婚まで行こうというのはほぼ考えない。男性は自分より賢い女性を本能的に選ぶとみていい。

 では今回の本題の結婚に関してだが、本人が何と言おうが占いから見た見た方なのでそこはお断りしておく。

1 繁殖器    男子が親からもらう資産は大きい。引継ぎと受け渡しという思い。
2 家政婦    生活の実務と運営である。
3 同志     意気投合。対等またはかかあ殿下。今で言えば鳩山元首相の奥さん。
4 母      子供の時の母親そのまま。今で言えば菅元首相の奥さん。
5 女神     猿のおね、一豊の千代であるが、今で言えば安倍首相の奥さん。

1.2.3レベルで結婚すると離婚のケースが多いのが現代の特徴で、特に3レベルの結婚は要注意で激しい調停審判をしての離婚ケースが多い。つまり優劣が決まっていれば最初から負け戦はしないが、拮抗していると骨肉の争いに陥ってしまうからなのだろう。
男の側からすれば結婚相手は3以上でありたいし、常に男は妻を母親と比較することになることは女性も何らかの雑誌でご承知だろう。

 昭恵さんが不妊と知らされても首相はこのままでいいと離婚されなかった。同じ趣味、同じ仕事でもなかった。そして、旦那さんのいちいちのお世話も無理だろう。でも、家庭内野党として国民のガス抜きをし、選挙の時は選挙民を回って活動し、普段は国内のイベントに精力的に回ってくれる。そして、地元のアンテナショップ代わりの居酒屋を作り、多才でもある。これが女神妻であり、おねさまであり、妻として最高と言える男性の理想のパートナーである。珍しく首相夫妻に理想の組み合わせが来ているときである。

 それはともかく、女性が恋愛段階のa-cレベルで結婚を期待するのは難しく、よしんば妊娠してもおろせと言いかねない冷酷さを彼に見ることになるだろう。
 ただ、上記の表は相対的ものである。一郎君にはおもちゃでも、太郎君から見たら女神ということもあり得るので、相手によって女性の格や位置も変わってくる。もっともきわどいのは対等・同志関係である。このときは愛・甘えを出さず同じ目的に進み続け、お互いを見つめあわない愛にしなければいけない。

ABOUT この記事をかいた人

石井 仁

 実業かたわら占いをしていますが、占い師とは実体では公開していません。四柱推命、奇門遁甲から関心を持ち、易、タロットなど様々の占いを使って人生を乗り切ってきました。現在はパソコンで占星盤をだして、宿曜、西洋占星、七星などの判断法を混用して占っています。まだしばらく占いの世話になり荒くれの時代を生き抜かないといけないようです。退職後は皆様のお役にたてればいいかと少しずつ趣味の時間を用いて占っています。

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