おはようございます。志方弥公です。
今回は恋愛心理学です！
夢分析していて、圧倒的多数なのが、片思いの人が夢に出てくるっていうヤツです。
夢の中でキスしたり、抱き締められたり、あんなことこんなこと……。（照）
飛び上がるほど嬉しいですよね（笑）そして必死になっちゃう。
せめて夢の中でもって思いますよねえ。片思いしていたら。
それに、ひょっとしたら相手も同じ夢を見ていてくれているかもしれない。両思いかもしれない。
そう思いたい、信じたいのも恋する乙女ならではのことです。
気持ちはすごーく、すごーく分かります。そして気になって夢占い事典をひいてしまう！
その結果に一喜一憂するのもまた、恋心ですね♪
そうなんです。現実世界ではこの大好きな気持ちを無理矢理押し込めているからなんです。
これを心理学でいうと「抑圧」といい、無意識に押し込めてしまいます。
好きと言えばいいんだろうけど、周囲の事もある、相手に迷惑をかけてしまう、これまでの関係が崩れてしまう恐れなどを避けるために「抑圧」してしまい、何も無かったように振る舞いたいのです。
好きだから付き合いたい＝リビドー（欲望）を自由気ままにしちゃうと人間関係に支障が出たり、好きな人に嫌われたりするかもしれないからガマンしよう＝抑圧という働きが起きるからです。
その「抑圧」したモノを、無意識に押し込めた後、どうなるかといったら、夢に具現化されちゃうんですよねー。
だから忘れたと思っていてもどこかで気にしているんです。
それが過去の人であっても。
でもそれが「好き」かどうかは判断出来ません。それぞれが判断することです。
元彼が夢にしょっちゅう出てくるって「実は私、まだ忘れられてないのかな？ 嫌いで別れたのに……」と悩む乙女も少なくありませんし、圧倒的に多かったのがこの相談でした。
それどころか、大嫌いな人も「気にしているから」夢に出ますよ（笑）
あの人の事嫌いだからどうにかしたい（排除したい）＝リビドー（欲望）を同じように解き放つと困るから、抑圧することで、なかったことにしているのです。
感情を押し殺すという言葉がありますが、まさにそれです。
そして、無意識世界では決して忘れる事がありません。嫌い！ 好き！ と感情がわき起こった瞬間、凄まじいスピードで処理をして抑圧していくのです。
そうして、夢に出てくるのです……忘れた頃に（笑）
では、何とも思っていなかった人が突然夢に出て来てキスされた、という夢を見る事、あるんじゃないかと思います。すごくビックリしますよね。
そして何だか急に気になってしまって恋に落ちてしまうことも。（何故か私はそんな経験ありませんでしたけど。元々惚れにくいタイプだからでしょうね～）
男女で一目見た瞬間、「恋愛対象」「友達」「恋愛対象外＆友達対象外」と三つのカテゴリに分かれるんです。
無意識は0，5秒で好みかどうかを判断します。不思議ですね。
そしてようやくしばらくした後、意識に昇ってくるんです。
ここにタイムラグが生じ、意識に上る前に夢に具現化されてしまい、ビックリすることがある、ということなんですね。
本当は「恋愛対象」カテゴリに入っているのに、意識していなかったことがあります。
一目惚れは、統計データでも「離婚しにくい」組み合わせです。お互いに一目惚れしたカップルが一番添い遂げます。
羨ましいですねえ。ほんっとに。憧れます。
だから、「一目惚れ」は貴重なんです。人生にそうそうあるものじゃないので。多分一度きりか、ないか、どちらかでしょうね。
男は外見から好きになるので、「一目惚れ」しやすいですが、それでも半数以下に留まってます。
女はもっと低いです。現実主義なので、相手のステータスを見極めてから好きになります。（笑）
そうなると、お互い一目惚れって「運命の結びつき」なんでしょうね～。
close