私のクライアントからもよくよくいただくご相談・・・
「彼は運命の人!?」
その答えは・・・
「Yes」
運命の人=縁のある人
だからこそこうして同じ世界に生まれ、そして出会い、恋に落ちた。もしも運命の人でなければ、まず同じ世界に生まれてはいない。出会ってもいない。まして恋に落ちるなんて有り得ない!これが片思いであったとしても。
ただし、この運命の人・・・いわゆる縁のある人にもさまざまな種類があるのです。そして、私たちにとっての縁のある人とは”運命の赤い糸”と呼ばれるもので繋がっているのです。
今回は私自身が霊能者として、この”縁”や”運命の赤い糸”についてわかりやすく解説していきます。
私自身の考える”縁”の構造とは、人間同士の魂が引き寄せ合うことにより”運命の赤い糸”と呼ばれるお互いの魂同士を結ぶ、目には見えない糸のようなコードで繋がり出来上がった現象。これが”縁”と呼ばれるものだと考えています。
私たち人間同士の魂が引き寄せあう意味として、最も代表的なものは「気付きから得る学び」というテーマです。
人間同士、特に男女の恋愛ではお互いがお互いと関わり合うことで幸せな気持ちになれる出来事、逆に悲しんだり苦しんだりする出来事があります。この出来事が生み出す、嬉しい、悲しい、苦しい、幸せ、怒り・・・というようなさまざまな感情たちは、私たち人間の魂の成長にとって最重要の役割を果たしているのです。
それでは実際に私のクライアントにあったお話を。
Aさん(26歳・会社員)
友人に誘われコンパへ参加。そこでBさんと出会う。AさんはBさんとは偶然にも共通の趣味の話題で盛り上がり、すぐに次のデートの約束をすることができました。その1週間後・・・2人で初めてのデート。場の雰囲気もとてもいいムード。Aさんの気持ちも次第にBさんのことが気になるという気持ちから、異性として好きという気持ちに変わっていきました。その後も連絡を頻繁に取り合い、何度かデートを重ねているうちに、彼からの告白で2人はカップルとなりました。それは出会って3週間での出来事でした。
そして2人は恋人関係となり、毎日のように連絡を取り合ったり、週末にはデートをしたりと楽しい時間を共有していました。が、日増しにAさんの中には不満もポツポツと生まれ始めていたようです。もっとたくさん会いたい。もっとたくさん連絡が欲しいと。Bさんは仕事が忙しいという事もちろんありましたが、彼は友人との付き合いや、自分の趣味も大切にしたい男性。Aさんにももちろん仕事もあり、友人だっていました。だけれどAさんには趣味と呼べる程没頭できるようなものはなかったのです。そんなAさんはいつも彼氏ができると彼女は恋人との恋愛が趣味のようなり没頭していました。
実はこのAさんはBさんと出会う半年前、2年間交際した恋人Cさんに振られてしまったのです。
その原因はというと・・・CさんにとってAさんは優しいし見た目だってタイプ。自分のことを深く愛してくれる女性であり大切な存在ではあった。だけれど、Cさんは元々恋愛には淡白なところもある男性でしたし何より仕事人間。現在の恋人Bさんと同じように友人関係も広く、没頭している趣味もありました。休みの日は必ず会いたい、仕事が早く終われば一緒にいたい、連絡はマメに欲しいというAさんの要望に応えることが負担となってしまい、いつの日からかAさんに対しての愛情よりも自分自身の心の負担の方が大きくなってしまいました。
そして、Cさんはある日・・・Aさんに対して一方的に別れを告げてしまうのでした。その理由は好きという気持ちはあるけれど、自分たちは価値観や考え方が合わないということから。彼女はそれから何度も何度もCさんに駆け寄り、復縁したいと要望を伝えましたが返事をもらうことすらできず一方通行が続き、遂にAさんはCさんを忘れるために新たな出会いを探すことへと気持ちを切り替えるようになりました。そんな中、出会ったのがBさんでした。
ですが、Bさんとの恋愛も段々と順調とは言いがたい状況になってきてしまい、Aさんは自分自身のことを「男運がない」「一生結婚なんてできないんじゃないか・・」と私の元へ相談にやってきました。
私は鑑定の際にはクライアントを霊視させていただき答えを導き出すスタイルの鑑定をメインに行うのですが、霊視でイメージが視えてくるのと同時に特に対面での鑑定では守護神様やご先祖様からのメッセージが霊視として天から降ってくる=霊聴として私の心に響き渡ることが起こります。
そして、そんな悩める女性Aさんを霊視しているとイメージが視えてくると共に、メッセージも霊聴として同時に天から降ってきました。
「Bさんとの出会いはあなた自身に大きな気付きと成長を与える為。もちろん縁があるからこそこうして今世で出会っています。ただし、Bさんの魂と繋がっている赤い糸は細くて短い。それに比べ、過去の恋人Cさんとの縁はもっと深い縁。Cさんの魂とは太くて長い赤い糸で繋がっている。ですが、その赤い糸は真っ直ぐではなく波を打っている。」というメッセージを受け取りました。
そう、
私たち人間同士の魂と魂は糸状の目には見えないコードのようなもので繋がっているのです。この糸状の目に見えないコードが最初に少しお話しした”運命の赤い糸”と呼ばれるもの。そしてこの”運命の赤い糸”で人間同士の魂と魂が結ばれている状態を”縁”と呼ぶのです。ただし”運命の赤い糸”にはさまざまな種類があるのです。
太くて長い”運命の赤い糸”もあれば、細くて短い”運命の赤い糸”もある。AさんとCさんのように、波を打っているパターンもあるのです。そしてお互いの魂同士が学びを終えた時には切れてしまう種類の”運命の糸”だってあるのです。
AさんとBさんの魂同士を繋ぐ細くて短い”運命の赤い糸”・・AさんとCさんを繋ぐ太くて長い、波を打っている”運命の赤い糸”・・・。こうしたメッセージを私が彼女に伝えた半年後、彼女は私の元へ再び鑑定を受けにやってきました。
そして、ようやくこの天からのメッセージの意味することが明らかになりました。
後編に続く・・・
(後編では”運命の赤い糸”のさまざまな種類や”縁結び”について解説します!お楽しみに!)