沖縄のパワースポット 「勝連城跡」

沖縄のパワースポット 「勝連城跡」

沖縄を訪れる方で、パワースポット目当ての方でもあまりご存知のないパワースポットといえば、「勝連城跡」です。

スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」を思い起こさせるような、高台にある素晴らしい長めが魅力の勝連城。

パワースポットには興味ないわ、という方でも、ドライブの途中によるのであれば、たぶん降りてみたくなる雰囲気が
漂っていることに気づくはず。

駐車場にはトイレがあったり、ちょっとした売店もあるので、休憩にもぴったり!

足元が若干悪いので、高いヒールの靴はお勧めできません。

うるま市を回る予定の方、海中道路に行く予定のある方は、途中でよれるのでぜひ訪れてみてくださいね★

<勝連城跡ってどんな歴史があるの?>

勝連城は、うるま市にある城(ぐすく)なのですが、13世紀から14世紀に、茂知附按司という方によって建てられたのだそうです。

この城の最後の城主となった、阿麻和利。
彼はクーデターを起こしこの地方の按司となり、琉球の統一を目論んだが1458年に琉球王府によって滅ぼされてしまったという、ひっそりとした城跡には似つかわしくない激しい歴史が隠されていたりするんですよね。

本土の人は良く知らないことが多いのですが、勝連城を舞台とした劇は、地元の中高生が演じたりすることで沖縄ではお馴染みなんです。

クーデターを起こしたとか、琉球統一を目論んだなどというと安麻和利は悪い人なのでは、なんて言われそうですが、実は名君だそう。貿易を大切にし螺鈿(らでん)細工に使用するための貝の輸出、中継貿易の拠点にしたりと、ビジネスでは頭の切れる人だったそう。人々に愛される君主だったそうです。

<勝連城跡は世界遺産>

勝連城跡は知名度は高くないものの、ユネスコの世界文化遺産にも登録されているので、一見の価値はありなのですが、観光客の数はまばら。連休でも、案外スムーズに見に行くことができるかもしれませんね。

<勝連城の構成>

勝連城は、勝連半島の南の付け根部にある丘陵に建てられていました。
南城(ヘーグシク)、中間の内、北城(ニシグシク)で構成されているおしろですが、天空のお城なんて言われるくらい、丘の上なので見晴らしが素晴らしいのがポイント!

<なんでパワースポット?>
実は、勝連城跡には、丘の上の城跡内、嶽(ウタキ)があるんです。首里城のように丘の上に建ち、聖地とも言われているこの城跡の中の御嶽が、知る人ぞ知るパワースポットなんですね。

<勝連城詳細>
住所:沖縄県うるま市勝連南風原1710