■参拝の基本的なマナー
では、まずは基本ルールをおさらいしておきましょう。いつも参拝している人は、読み飛ばしてください。
鳥居をくぐるときは、一礼してから。
次に、手水舎で口と手を清めます。順番はひしゃくで水を汲み、左手→右手→左手に水をとって口→左手→ひしゃくの柄、です。
あとは拝殿に向かって、二礼二拍手一礼をします。
※出雲大社や宇佐神宮、弥彦神社などは二礼四拍手一礼です
■願い事が叶いやすくなるコツ
さて、ここからはお願い事が叶いやすくなる、ちょっとしたコツを二つご紹介しましょう。
一つ目は「感謝」。
いつも見守っていただいていることへのお礼を、しっかり伝えましょう。
普段、他人への感謝の気持ちを忘れずにいようと思う人は多いものですが、どうも神様となるといきなりお願いごとをぶつけてしまう人が多いよう。最低限のマナーとして、覚えておきましょうね。
二つ目は「自己紹介」。
どこの誰かわからない状態では、いくら神様でも「えっ、誰!?」状態(笑)。お願いごとを叶えるのも大変です。しっかり名乗ってからお願いごとを伝えましょう。
「感謝」と「自己紹介」、この二つを伝えるならこんな感じでしょうか。
「いつも見守っていただきありがとうございます。
私は○○(住所)から来た、○○年○月○日生まれの○○○○(フルネーム)です」
と唱えて、その後にお願いごとを言います。
最後に、「ありがとうございました」とお伝えするのも忘れずに。
とはいえ、後ろに大行列ができているようなときは、ササッと心の中で流す程度にするのが良いかもしれませんね。
私は人の少ない早朝に行って、気兼ねせずにお願いごとをすることが多いです。すがすがしい空気に、心も癒されますよ。
言うまでもないことですが、神社への参拝は日中、理想をいえば午前中がベスト。日没後は避けてくださいね。