風水と言われて、連想するものは、たぶんインテリアや建築、方位のことだと思います。
しかし風水には「食べ物で運気を上げる方法」もあるのです！
意外に思われるかもしれませんが、口の中に入る食物にも、神秘的なパワーを含んでいるのです。
まず、風水には「五行説」というルールがあります。あらゆる物質には「木・火・土・金・水」という物質から成り立っているという考えです。
これを食物に当てはめると、「酸っぱい・苦い・甘い・辛い・塩辛い」の五つの味に分類することができます。
仕事運を上げる味は「金」に対応する味。つまり「辛い食べ物」が効果を発揮するということ。唐辛子やタバスコ、カレーやエスニック料理が仕事運を上げてくれます。
最近どうもスランプだな、とか、仕事をもっと発展させたい、と感じたら、ぜひピリ辛な料理を食べてみてください！
また、キャリア美人を目指すなら、集中力を高める「金」の食材は切っても切り離せません。「金」の食材の中でも大豆料理がオススメ。豆腐、納豆、湯葉、豆乳などに含まれる大豆たんぱくは、筋肉を作り、脳の働きも活性化してくれます。
また、日常の激務でスタミナ切れを感じている人は、鶏肉を使った料理をぜひ。エネルギーの充電をはかってくれます。
さらに消化吸収のよいバナナや牛乳も吉食。繊維質が豊富で、大腸の働きを整えてくれるなど一石二鳥の食材なのです。
また、根菜を積極的にとるのも良いでしょう。
金食の性質を持つ野菜は、ほぼ根野菜。さらに大豆が欠かせないとくれば、これらがしっかりどっさりとれる和食は、仕事運を高める最高のジャンルと言えます。
重要なプレゼンが控えている前、仕事にミスが多いなと感じたら、和食店へGO。意識して注文するといいでしょう。
根菜類には体を温める作用があるものが多く、この季節に最適ですね。根菜類に体を温める作用があるのは、水分が少なく、ビタミンCやビタミンE、そして鉄分などのミネラルを多く含むものが多いためだと考えられています。
地中で多くの栄養を蓄えた根菜類は、豊かなミネラルをたくわえています。それは、たんぱく質が体内でエネルギーを作るのに必要な栄養です。
栄養がまわれば、脳内も活性化し、のんびりしてしまった脳や体に喝を入れてくれるでしょう。やがてその「ヤル気」が仕事や勉強に向くと、ムクムクとパワーを発揮し、あなたのキャリアを推進するのです！
風水はただのおまじない的な話ではなく、科学的な考えも取り入れて発展したスピリチュアルなのです。
また、地中で育つ根菜類には「地に足をつける」というパワーを持っています。
転職を考えている、一つの職場で長続きしない、すぐ人間関係に負けてしまうタイプの人は、根菜類を食べて、魂の中にじっくりと根気を養いましょう。
一日二日ちょっと食べたくらいではダメです。最低でも三カ月は食事に根菜類を取り入れてください。もちろん、そこに辛味を加えて、豆腐のお味噌汁を添えるのも忘れずに！
やがて金運と仕事運が両方アップするでしょう。
ただし、仕事運を上げる食べ物を食べたからといって、そこに頼り切ってはいけません。
風水パワーを生かすも殺すもあなた次第です。体に力が溜まってきたかな、とか、ヤル気が出てきたと思ったら、次は目的に向かって行動してください。パワーフードを食べたから開運するのではありません。そこで甘えたり、怠けてしまうと、せっかくのパワーフードの効力が期待できなくなってしまいます。
人間が希望や目標に向かって進んだとき、風水パワーが助けてくれるのです。その先で、本当の「運が開く」のですよ！
参考資料 風水でアゲる15分レシピ120品幸せになるパワー・フード
林秀靜 著 徳間書店
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