鬼にされた神(1)これまでの人生が不幸なおぬしは『節分行事』を止めてみよ【芦屋道顕】

鬼にされた神(1)これまでの人生が不幸なおぬしは『節分行事』を止めてみよ【芦屋道顕】

鬼にされた神(1)これまでの人生が不幸なおぬしは『節分行事』を止めてみよ【芦屋道顕】

もうすぐ節分じゃな。日本では昨年『鬼滅の刃』なるアニメが爆発的なヒットを遂げたこともあり、今年の節分は「鬼退治」を強調してさまざまな節分関連製品も出回り、例年に増して「鬼は外!福は内!」と、豆をまく子供達も出てくるであろう。

■節分行事をして『人生がうまくいっている』おぬし、『鬼滅の刃』を楽しめているおぬしは読まなくて良いぞ

さて、これまでの人生で節分に「鬼は外」と言いながら豆まきをして、また何年か前からの流行に乗ってもそれ以前からでも、恵方巻きを食べるなどして、人生がうまくいっているおぬし、そして『鬼滅の刃』を心から楽しめているおぬし、自身はイマイチでも子供がいて楽しんでいるか、子供っぽい夫や彼氏がいて楽しんでいるならば、今年の節分も大いに鬼退治を楽しむが良い。

鬼滅の刃
鬼滅の刃(モビぶっく)

そして、ここより下の話は、おぬしには恐らく関係がないゆえ、別の記事をお勧めするぞよ。

これなどどうじゃ?

・・・では、ここから先は、ざっくりと、

◯これまでの人生では『節分の豆まき』など『鬼を追い出す行事』をやってきた

◯これまでの人生では、他にもさまざまな伝統行事(正月の初詣、ひな祭り、七五三、成人式、厄除けetc.)も行ってきた

にも関わらず、

これまでの人生ははっきり言って人並み以下、不幸と言っても過言ではない

と感じているおぬし向けの話じゃ。

以前にも、以下のような話をしたが↓
神仏を頼れない(1)【芦屋道顕】神社仏閣に行くと運が落ちる「一般人」の特徴

神仏を頼れない(2)【芦屋道顕】神社仏閣に行くと運が落ちる「特別な魂の持ち主」

神仏を頼れない(3)【芦屋道顕】この世とあの世の間の世界とそこでの取り決め

これらに当てはまる場合もあれば、当てはまらずとも現代日本で『伝統行事』とされている、神仏に関わる行事、無病息災を願う儀式を行っても無病息災どころか、かえって運が落ちる、という人々がいる。

おぬしが思い当たるなら、おぬしもやはり、そのような血筋、そのような魂の系譜なのやもしれぬ。

■『表(おもて)の歴史』の神仏の恩恵を受けないどころか祀ると逆効果になる血筋・魂の系譜がある

さて、これは2022年1月現在の世の中の状況では、まだ表立ってあれこれと話してしまうと、不都合があるゆえぼかした話になってしまうが……。

★我々が習った歴史は『事実ではない』ことも多い

まず、世界史も日本史もこれまで人々が『正史』として子供の頃から聞かされ、学校で習い、社会に出れば常識とされている『過去の出来事』の多くが、誤り・捏造・事実と真逆であることが昨今、分かってきたのじゃな。

続きは次のページ★

『歴史は勝者がつくるもの』と言われるように、その時々の勝者に都合良く捻じ曲げられて伝えられている。また、かつて日本が戦争に負けたことで、教科書の内容がガラリと変わったことは、わしの祖父などは実体験をしておる。教科書の「誤った記述」を、墨で塗り潰したそうじゃ。ほとんどが黒くなってしまったと。新しい教科書が出るまでの間のことではあったようじゃが。

★第二次世界大戦の敗戦で天皇は現人神から人間に

特に、天皇に関わる記述はほとんど塗り潰されたとのこと。それまで『現人神』とされていた天皇が人間であるとされるなど、当時『天皇は神の子孫』と思うていた人々にとっては衝撃的な変化もあったそうじゃ。

■日本の『伝統儀式』と思っていることはそう思い込まされているだけ?

『初詣』が実は近代日本の、鉄道会社の集客キャンペーンが由来だと最近になって知られるようになってきた。他にも、例えばひな祭りの雛飾りは、本来は『流し雛』だったものが、人形会社が関わり、絢爛豪華に価格も高くなっていった。

ちなみに、雛飾りの話は2018年にこんな話もしておる。こちらもよろしくじゃ↓
前編【芦屋道顕】受け継がれた雛人形を手放したら結婚できた名家の娘【現代の呪2】

■『節分』は宮中行事が庶民に広まったもので多くの庶民は『鬼を追い払う必要がない』

『節分』の豆まきそのものには、寒くて戸締りしたままになりがちな季節に扉や窓を開け放ち風を通すことで室内に溜まった邪気を追い出すことができ、また野生の生き物、特に小鳥などが食べ物に困る時期に豆を外に撒くことは施しでもあり、日本の冬から春への切り替わりの時に行うには、理に適った良き習慣ではある。

しかし、宮中で節分に行われていた「追儺(ついな)」は『鬼を追い出す』儀式で、これは平安時代から行われていたといわれる。元々は中国から伝わったそうな。

食糧危機

月岡芳年 / 素戔嗚尊出雲の簸川上に八頭蛇を退治したまふ図

一般庶民は邪気やら何やらを鬼と見立てるが、宮中で追い払っていた『鬼』は、実は追儺が始まった時代、当時の天皇家の先祖である神が対立した別の神のこと。そして、節分の豆まきをして鬼を追い払っても人生が良くならない人々は、実はその追い払っている鬼を本来は神として祀るべき血筋や魂の系譜の持ち主なのじゃ。

続く。

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