怪異に満ちた日常(2)神仏に頼らず自分で霊や邪念を跳ね返す現実的な方法【芦屋道顕の現代の呪2】

怪異に満ちた日常(2)神仏に頼らず自分で霊や邪念を跳ね返す現実的な方法【芦屋道顕の現代の呪2】

怪異に満ちた日常(2)神仏に頼らず自分で霊や邪念を跳ね返す現実的な方法

(1)では、怪異に満ちた日常の原因が心の病であれ霊的なものであれ、非常に似ていて見分けがつきにくいという話をした。さらに、第三の原因として加害者が「人間」であるゆえ彼らの姿が見えるので区別はつくものの、過度のストレスを加えられ本当に心の病に追い込まれることを話した。

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芦屋道顕の現代の呪い2

しかし、何もせずただ怪異に満ちた日々を過ごし、原因が何であれ自分の人生を明け渡すなど、誰も望まぬであろう。神仏を頼れる人々はこのようなとき神仏に救いを願うであろうが、それができぬ人々はどうしたら良いのか。

住む土地やそこの人間関係に原因があるなら引っ越すのが一番ではあるが、それが無理な場合にも実はちゃんと人間である自らの力で、怪異をもたらす原因に立ち向かう方法はあるのじゃ。

では、その方法を紹介するぞよ。

■神仏に頼らず自分で怪異の原因を跳ね除ける方法

(1)身体を鍛える

怪異に満ちた日常(2)神仏に頼らず自分で霊や邪念を跳ね返す現実的な方法【芦屋道顕の現代の呪2】

肉体は魂の器であり、防護服じゃ。人間が肉体を持っている理由の一つに、魂すなわち意識体のまま浮遊していたなら、ほかの意識体との境がなく自我が保ちにくいこと、あらゆる霊的な存在に干渉されやすいことがある。それらから離れて「個」を保つために肉体がある。

肉体には肉体のオーラがあり、それが他の意識の中でも不快なもの、邪悪なものを跳ね返し遮断する。肉体を鍛えることでそのオーラを強化すれば、ちょっとやそっとのことではその内側にまで外部の邪悪なものは影響を及ぼすことはできなくなる。

霊的な存在に対抗するには、特に『丹田』ヘソの5cmほど下にある身体の重心を守ることが大切じゃ。そのためには腹筋と背筋を鍛えること、腹式呼吸、またその違いが分かるならば「丹田呼吸法」を日々行うと良い。

★腹筋と背筋を鍛えることは人間の加害者への対策にもなる

また、前回の(3)で話した、心の病でも霊的な現象でもなく、生きた人間に付き纏われて嫌がらせを受けている場合でも、特に腹筋と背筋を鍛えることは対策にもなる。微々たるものではあるが。加害者達は、自分たちに歯向かって来ない弱さを感じる相手を攻撃する。

腹筋と背筋の鍛えられ引き締まった肉体は、弱さとは対極にある。何も、ムキムキのマッチョウーマンを目指さなくてよい。しかし、背中やお腹に脂肪がつき「柔らかそう」な身体は彼らの獣のような魂には餌食と見えるが、鍛えて引き締まった身体はむしろ捕食者の猛獣類を思わせ、本能的に「こいつを攻撃すると危険だ」と感じさせることができるのじゃ。また、彼らが放つ邪念も、鍛えた身体から発するオーラで跳ね返せるようになる。

★憑依されると太る。健康的な肉体に近づくにつれて憑依霊や念はその身体には「棲めなくなる」

また、心の病の薬を飲むと往々にして太ることがあり、服薬しながらだと難しくはあるものの、何もせずどんどん太るとますます邪悪なものが寄ってきて棲みつくようになる。身体を鍛えていくと、邪悪なものには棲みにくい身体になり、怪異も収まっていくのじゃ。

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