恋する恋愛物質!?科学的に婚活を見つめなおしてみる?

恋する恋愛物質!?科学的に婚活を見つめなおしてみる?

■百年の恋は存在しない!?

素敵な人に出会って、毎日ドキドキさせてもらっていたのも遠い過去…。

月日が経って、あれだけ好きだったのに今ではまったくときめきもしないし、結婚相手に考えることもできないなぁと思ったことはありませんか?

いつまでも恋するドキドキが続くことはありません。

運命の人に出会えれば、そんなことない!と夢を見ている人もいるかもしれませんが、科学的に言っても恋愛のときめきは長続きすることができないのです。

■恋をしているときに脳内で分泌される物質

恋をして、彼しか見えていないというとき、あなたの頭の中にはフェニルエチルアミン(PEA)が分泌されます。

これが、情熱的な恋の正体。

人間が興奮しているときに分泌される物質として、よくドーパミンがあげられますよね。

あれと関係があるものです。

恋をしている間にドキドキが続いて、夜も眠れない…というのは、このフェニルエチルアミンたちのせい。

あなたとお相手の恋を盛り上げる媚薬みたいなものですね。

一時の感情で流されて…でも、あとになって落ち着いてくるとどうしてあれだけ好きだったのかわからない…ということはありませんか?

どうして流されてしまうほどに強い感情だったのに、落ち着いてしまったんだろう?と不思議に思うことなかれ。

フェニルエチルアミンは確かに恋を盛り上げてくれますが、長続きするものではないのです。

常に分泌されている状態では脳に負担をかけるので、こちらは徐々に落ち着いてくるようになっています。

長くて3年。

3年過ぎれば、情熱的な恋愛も冷めてしまう…その正体がフェニルエチルアミンかもしれませんね。

■情熱的な恋ではなく、落ち着ける恋を

じゃあ、どれだけ誰かを好きになっても、3年しか感情は持たないの?と疑問に思われたかもしれません。

けれど、ご安心ください。

周りを見ればわかるとおり、何年経っても仲のいい恋人やおしどり夫婦がいるでしょう?

恋愛は常に情熱的なものではありません。

あなたに安らぎを与えてくれる場こそ、フェニルエチルアミンとは関係ない、長続きする恋愛なのです。

恋愛初期に分泌されるフェニルエチルアミンですが、他にβエンドルフィンという多幸感をもたらしてくれる物質があります。

こちらはセックスとの関係があることで知られてますね。

ストレスを軽減させる癒しの物質と考えるといいかもしれません。

恋愛をしていて、相手と一緒にいると落ち着く・安心すると感じた場合はβエンドルフィンが脳内で分泌されているのかも。

これはフェニルエチルアミンとは違って、脳に負担をかけるものではないので年月とともに減っていくというものではありません。

婚活をするならば、相手と一緒にいてフェニルエチルアミンが分泌される興奮状態よりも、βエンドルフィンが分泌される安らぎ状態を求めたいところですね。

PAK58_kiokuyorikiroku500

■ちょっとだけ?蛇足

恋愛時に分泌されるフェニルエチルアミンやβエンドルフィン、いかがでしたか?

この他にも恋愛に関係する科学的な根拠はありますが、ご存知でしょうか。

感覚的に恋愛して決めていくのもいいですが、たまにはちょっと違う観点から婚活を見直してみるといいかもしれません。

付き合っても長続きしない、上手くいかない、結婚まで辿り着かない…。

そう悩んだとき、自分の恋愛状況を振り返ってみると今回のお話が役に立つときがくるかもしれません。

一定の周期で別れてしまうときは、フェニルエチルアミンの分泌で初めは恋が盛り上がっているだけだと気付かされることも?

婚活の際、女を磨くとはよく言われますが、お相手との流れを考えるにこういった知識を知っておくのも自分のためになるかもしれません。

それでは、素敵な婚活ライフを送って、幸せな未来を掴んでください。

 

今回、こちらの記事を参考にさせていただきました。

参考:ドキドキは毒、うっとりは良薬?
サンマリエ

 
banner