世界線B(5)政府が育てる子供はどんな子に?【Kuの陰謀論】

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世界線B(5)政府が育てる子供はどんな子に?【Kuの陰謀論】

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Kuの陰謀論

前回は、妊娠出産子育てが許可制になった未来には、政府が定めた「危険思想」に少しでも当てはまれば、例えば友達に誘われて気軽に参加したデモの参加歴で、公安にマークされ危険人物の注意リスト入りしてしまうかもしれない、という話をした。

■「適正なし」なら問答無用で子供を取り上げる国家権力

子供を妊娠する前に「妊娠の資格なし」とされてしまったら、多くのカップルや女性は怖くてショックで泣く泣く子供を諦めてしまうだろう。それでも「隠れて産んでやる」と決意する女性もいるかもしれない。でも、それは茨の道だし、また、すでに妊娠していて、すでに出産していてもこの適正テストを受けさせられて親として不合格が出た場合は、育てる気も収入もあっても、国家権力は子供を取り上げるだろう。

「日本はそんなことにはならない」と思えている人は、とても幸せな人生を歩んできたのだと思う。だけど、今はまだそんな世の中にはなっていないし、児童相談所はむしろ「虐待を把握しながら、なんで子供を保護できなかったんだ!」と非難を受けることのほうがほとんどだ。だけど、必死に働いて子供を愛し育てているシングルマザーが、ちょっとのことで「子供を取り上げられる」ことは実際に起きていて、今の時点で取り上げられている親は、時代がもう少し進めば完全に手放すことを要求されかねない。

取り上げられること自体も問題だけど「国が育てる」子供達がどう育つのか。そこでとても恐ろしい仮説が、歴史を見る限り生まれてしまう。

■ナチスの『生命の泉』は狂信者集団の所業?どこの国でも起き得る『国家計画』だ

例えば内戦が続くアフリカのいくつかの国々では、親がゲリラに子供を売って、またはゲリラが子供を誘拐して、洗脳して少年兵に仕立てている。

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また、第二次世界大戦中に、ナチスドイツが行なっていた『生命の泉』作戦は、半ば都市伝説のような扱いを受けているけれど、その中のいくつかは現存する国々がいつ真似をしてもおかしくない。それはドイツ民族の人口増加と純血性を確保するために「選ばれた女性達が」ナチ党員との間で子供を産む作戦だった。

日本に関しては、日本を支配している側は純粋な日本人を消滅させたい側だから「生命の泉」作戦のようなことはしないだろう。だからこそ、もし子供を取り上げられたら、その子供達は国家権力のために消費される、代替え可能な兵士としされかねない。戦争中の日本の教育がそうであったように、子供のうちから「国のために闘って死ぬ」ことを叩き込まれたら、疑う余地もなくなる。あるいは、物理的な戦争は行わず兵士は不要でも、親から引き離された子供達が自分達の出自に疑問を持ち国に疑問をもたないように「君達の親は親になる資格がなかった」と洗脳するだろう。

もし万一「自分が育てるより、国できちんとした教育を受けたほうが幸せかもしれない」と考える人がこれから出てきたら、国なんかに任せたら洗脳ロボットにされてしまう、と、、、もう少し論理的で分かりやすく説明してあげてほしい(苦笑)

続く。

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Ku

■Ku(クゥ)@恋愛コンサルKUGAHARA 2016年8月よりKUGAHARA(Ku)がメインで男性心理・本音を暴露。最近はオカルト・陰謀論メイン。 ※2016年8月以前の記事は辛口オネエスタッフ・はるかの単独執筆記事です。 ■Kuプロフィール IT企業を経て経営コンサルタントとして独立するかたわら、恋愛相談も受け付ける。バツイチ・アラフォー。