差し色の意味とは?ファッションでの差し色の取り入れ方&おすすめのカラー選び

差し色の意味とは?ファッションでの差し色の取り入れ方&おすすめのカラー選び

「差し色」とは、どういう意味でしょうか?今回は、差し色の意味や、ファッションでの差し色の取り入れ方について調べてみました。色の選び方もご紹介しますので、コーディネートの参考にしてくださいね。

差し色の意味

差し色の意味

差し色とは、ファッションやインテリアなどのコーディネートで、全体的にメインで使う色の中に、対照的な色をプラスすることをいいます。差し色を取り入れることで、落ち着いた普段のコーディネートにメリハリをつけ、さりげなく華やかにする効果があります。一般的には、ベージュやグレーなどのベーシックなカラーに対して、明るめの色を配色することが多く、ポイントカラーやアクセントカラーと呼ばれることもあります。

差し色の効果的な取り入れ方

差し色の効果的な取り入れ方

差し色の効果的な取り入れ方やコツをご紹介します。

できるだけ1色に抑える

差し色は、コーディネートのメインに使った色の中に1色プラスするのがおすすめです。
あくまでポイントとして1色加えることが、地味で重い印象に見えるのを防ぎ、おしゃれ感を増すために効果的です。色をたくさん使い過ぎると、単に派手な印象になったりダサく見えたりすることもあるので、まずは1色に抑えて取り入れてみるのがコツです。

明るい色を使う

差し色の効果的な取り入れ方

差し色には、明るい色を取り入れると効果的です。例えば、上下ネイビーのジャケットスタイルに、同じような濃いブルーのインナーなどを着ても、パッと映えるということはありません。組み合わせとしては悪くない色同士でも、差し色としての効果は薄れてしまいます。そのため、差し色として使う色は、メインで使った色に合う明るい色を使うのがコツです。

面積を小さくする

差し色は、コーディネートの全体を作るベーシックな色に対して、ポイントとして使われてコーデが引き立つことを指しています。差し色が占める割合が大きくなると、メインのカラーなのか差し色なのか、わからなくなってしまいます。小物や、チラッと見える部分に取り入れていくのが効果的に使うコツです。

差し色をファッションで取り入れる方法

差し色をファッションで取り入れる方法

差し色を実際のファッションで取り入れる方法をご紹介します。

インナー

ジャケットスタイルを楽しむときには、中に着るニットやシャツに鮮やかな差し色を使うとおしゃれに見えます。上下ベーシックなカラーでまとめていると、インナーがさりげなく際立ち、シンプルでもおしゃれなファッションに見えます。また、リバーシブルのコートや、裏地がカラフルなアウターを取り入れるのもいいでしょう。歩いたときに揺れて鮮やかな色がチラッと見せるのも、おすすめの取り入れ方です。

バッグ・小物

バッグやマフラーなどの小物は、差し色として取り入れやすいアイテムです。明るい色のバッグを選ぶのはもちろん、シンプルなバッグの持ち手にカラフルなスカーフを結ぶのもおすすめです。また、腕時計のベルトで好きな色に挑戦してみるのもいいでしょう。

靴下

差し色をファッションで取り入れる方法

カラー靴下も、差し色に取り入れやすいアイテムです。鮮やかな色や柄物の靴下は、黒デニムや黒のスニーカーと合わせると失敗が少なくダサく見えることもありません。

靴で差し色を取り入れるのもおすすめです。服が全体的に落ち着いた色でまとまっている場合、明るい色の靴を履くことで明るい印象になります。また、インナーやバッグに使った色と同じ色のスニーカーを履くのもおしゃれです。

差し色の選び方

差し色の具体的な選び方をご紹介します。

差し色をファッションで取り入れる方法

赤は派手な印象がありますが、差し色としては黒とも白とも相性がよい色です。冬のコートなど、黒っぽいものが増えるコーディネートのインナーや、ニットとの重ね着風に使うと垢抜けた雰囲気になります。また、スニーカーやマフラーに赤の配色があるものを選ぶのもおすすめです。

差し色をファッションで取り入れる方法

ターコイズブルーやスカイブルーなどの鮮やかな色味の青は、ダークカラーだけでなく明るめのグレーやベージュとも相性がよいため、差し色におすすめです。青ニットをアウターのインナーとして選ぶのもいいでしょう。また、カラーソックスとしても取り入れやすい色です。ソックスの場合は、暗めの青から挑戦してみるのがおすすめです。

オレンジ

オレンジはネイビーや白との組み合わせがよく映える、差し色に選びやすい色です。カジュアルなデニムスタイルなら、オレンジのスニーカーを合わせてもおしゃれ感が増すでしょう。

差し色をファッションで取り入れる方法

白はベーシックなカラーとして使う色ですが、差し色としてもいろいろなアイテムを選ぶことができます。白いスニーカーやキャップも、1点加えるだけで全体がパッと明るくなります。どんな色とも相性がいいため、カーディガンや羽織りの中に白Tシャツを着るとメリハリがある爽やかな雰囲気に仕上がります。

まとめ

差し色の意味や、ファッションでの取り入れ方についてご紹介しました。差し色の取り入れ方にもコツがありますが今回紹介した方法を参考に、おしゃれな着こなしを楽しんでみてくださいね。