【芦屋道顕】『金縛り』よもや疲労ではなく霊を拾うたのかも!?【霊的護身術】

【芦屋道顕】『金縛り』よもや疲労ではなく霊を拾うたのかも!?【霊的護身術】

金縛りは一般的には睡眠麻痺という状態で、身体が疲労で先に休眠状態になっているのに脳が目覚めているせいで起きると言われておるのう。金縛りにあう直前に耳鳴りがしたり金縛り中に謎の雑音が聞こえたりするのも、中途半端に覚醒している脳の仕業だそうじゃ。

金縛り

しかし、このように金縛りのメカニズムが解明されるよりもずっと昔の人々が恐れたように、疲労が原因ではなく「霊現象」のこともやはりあるようじゃ。

■霊現象かも!?危険な金縛りの『予兆』とは?

肉体疲労が原因の金縛りであれば、ふだんと変わらず床について気が付いたら身体が動かない状態となる。が、霊現象が疑わしい場合は、その予兆と思しきことがあるのじゃ。金縛りが起きる前を振り返って、以下のような予兆があった、あるいは自らそのような行動をしていた場合、床についたときに金縛りに遭いやすいようじゃ。

★霊がついてきてしまった!?

金縛りが起きる前、家に帰るまでの間に歩いていると、

・特に何もないのに急に背筋がゾクッとした
・人の気配を感じて振り返ったが誰もいなかった
・誰もいない・ゴミなどもないのになぜかふいに生臭い匂いがした
・急に肩または首、または背中が重くなった

このようなことがあったうえで、金縛りに遭った場合はついてきた霊のせいやもしれぬ。

★霊の怒りを買った!?

さて、こちらは少々恐ろしい。金縛りに遭う前に、

・死んだ人の悪口を言った
・霊魂の存在を否定したり馬鹿にしたりした
・墓地や墓跡、慰霊碑や供養塔を汚したり(故意ではなくとも)蹴っ飛ばすなどをした

死後、人の魂は基本的に成仏というても有り難い仏にはならぬがあの世へ行き、この世には留まらぬ。しかし、以前にも話した『魂魄』の『魄』は生前の性格や感情や行動パターンを記憶し、時が経つまでこの世に留まっていることがある。

例えば轢き逃げで亡くなった人の魂はすでにあの世で安らいでいても『魄』はこの世に残り犯人を探し彷徨い、さらには現場でも無謀な運転をする車のドライバーと見るや「これも許せぬ」と追いかけることもあろう。

善良な一般市民が通りかかってもなんら害はないが、『魄』には生者のような判断力はなく、ふだんは善人でもたまたま「轢き逃げされるほうも不注意だよな」「人は死んだら終わり。霊なんているはずないじゃん」などと言葉にしたときに魄がそれを聞いていたならば、己の死や存在を嘲笑う者と認識する。

そのように、まるで煽り運転の加害者の如く些細なことでカチンときて生者を追い回すのじゃ。

煽り運転

しかし、有害さでいえば煽り運転のほうが相手を死に至らしめるまでやることがあるゆえ、はるかに害悪。(少々話が脱線したが、いずれ煽り運転をするような輩と霊や鬼の関係についても話すつもりじゃ)

ということで、このような未浄化霊や地縛霊、浮遊霊と呼ばれるものは、さすがに生者の命を奪うまではせず、そこまでの悪行をする力もない。しかし「ちょいと懲らしめてやろう」と、憑いていくことがあるのじゃ。

★外から死霊が憑いてきたとしても金縛りは大抵は1度で終わる

そのような死霊が憑いてきて起こす霊障は金縛りだけとは限らぬが、ほかのことにせよ金縛りにせよ、起きてもせいぜい1度じゃ。金縛り中に嫌な声が聞こえたり胸が圧迫されたり、目を開けてしまったら人影が見えたり。そして取り憑いた相手が「これは心霊現象!?」と、それまでの「霊なんていない」の考えを改め、視えぬ存在に少しでも怯えるようになれば満足して離れる。

ちなみに胸の圧迫については、目覚めたらなんのことはない、飼い犬が胸の上に乗って眠っていたり、重い布団をかけ過ぎたりといった理由でも感じることがある。寝るときは愛しきペットには真上に乗るなと諭し、掛け布団は軽いものを選ぶことも大事じゃぞ。

続く。

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