自分の生まれながらの適職が分かる四柱推命2

自分の生まれながらの適職が分かる四柱推命2

前回の「自分の生まれながらの適職が分かる四柱推命1」では、四柱推命を使って適職や相性のいい会社を占うことができるということと、四柱推命では

1.自分自身の傾向や適職
2.会社や職業との相性
3.会社が向かう運勢との相性

の3つについて見ることができると言うことをお話ししました。

そのうち特に、
1.自分自身の傾向や適職を見るために自分自身の「命式」を出すことが必要だとお話ししましたが、この「命式」はその人自身のステータス表のようなものです。食品で言えば成分表ですし薬で言えば取り扱い説明書ですね。

命式は、
2.会社や職業との相性
3.会社が向かう運勢との相性
を見る上でも必要になってきますので、スクリーンショットか何かで保存しておくことをおすすめします。

さて、前回、表中の「通変星」、特に以下の③④⑤に入る星が、自分自身の傾向や適職を知る上で重要だということをお話ししました。

自分の生まれながらの適職が分かる四柱推命2

具体的には、③と④は前回お話ししたように月柱と呼ばれる場所に位置しており、その人の「社会との関わりかた」を示すものになります。

<社会運を示す月干・月支通変星・日支通変星>

③は月干の通変星です。月干は、簡単に言うと目上の人との関係・社会運・対人関係を表す場所です。両親や社会に出て出会う目上の人の影響がその人にとってどんなものであるか、その人の社会との関わりかたを示します。
月干がその人にとって良い影響をもたらす星の場合、社会運や対人運が良くなる傾向にあります。目上の人からの引き立てや援助を受けやすく、なにかにつけて物事がスムーズに働きます。
上司以外でも、取引先の相手など仕事上でへりくだるべき相手、フラットな態度をなかなか取りにくい相手に対してどのような態度を取るか、どういう印象で見られるかという部分になります。

次に④ですが、これは通変星の中でも月支通変星と言って、「社会で生きる上でのその人の根っこ」になるものです。仕事に対するスタンスと言えば分かりやすいでしょうか。この部分は、どのように仕事と関わっていくか、職業人としてどう生きるかを考える時の基本になるので、この部分の星が何であるかはとても重要です。
また④は、同僚や友人など、ある程度素の自分を見せられる社会的な関わりのある相手から見た自分になります。

そして⑤は、日支通変星と言い自分自身の素の部分を示します。例えばプライベートでは自分に甘く感情的な人が会社では自分に厳しく非常に感情をコントロールできているなど、素の自分と会社にいるときの自分が別人のようで、それがその人にとってはプラスになっている場合、こういう人は⑤の星に月柱の星が良い影響を与えているということになります。

通変星は隣り合った星同士が相互に影響しあいますから、③と④の関係、④と⑤の関係はとても大切です。

さてそれでは、通変星にはどのようなものがあるのか?どうやって適職などを見るために利用するのか?ということについて見ていきましょう。