あなたが絶望する時期、死にたくなる時期をホロスコープで占う(ページ2)

さて、太陽と木星がハードアスペクトを取っているところに、更に海王星がハードアスペクトを形成した場合、一言で言うと「死にたくなる時期」にあたりますので、正直言ってかなりの注意が必要になります。 元々太陽と木星がハードアスペクトをとっている人というのは、自意識が非常に高い人です。未来のイメージを膨らませることに長け、自分を発展させていく意識が高すぎるくらい高い人です。それによって弊害まで出るくらい、人生に「膨張、発展」がつきものの人が、更にイマジネーションを広げる海王星の悪影響を受けることになります。 木星と海王星のハードアスペクトは太陽が絡んでいなかったとしても、非常に精神面にダメージを負う星並びなのですが、そこに更に自分自身を表す太陽が絡むことで、その影響は絶大なものになります。 この時期は、感情面の落ち込みが人生でも最大の時期になります。それだけ大きな悲しみが起こるということです。海王星は公転周期が長く、160年でホロスコープ上を一周します。 つまり、出生の木星とハードアスペクトを形成するのは40年に一度のことになります。特に180度のオポジションにあたるのは160年で一度きりですから、一生に一度起こるかどうかというレベルです。 しかも、それだけホロスコープ上を移動するのに時間がかかるわけですから、その影響は最低でも5、6年は続きます。完全に抜けきるには10年~12年程度かかります。人によっては経験しないほどの辛さを味わうことになるわけですから、この時期に向けては入念な準備を行っておくことが大切です。 例えば、良い時期に周囲の人間関係を整えておく、良い時期に頑張って信用を培い、悪い状況になってもあれだけ素晴らしい人があんな風になってしまったということは大変な状況なのだろうと周囲に思ってもらえるような布石を打っておくというような心構えが必要です。 良い時期になにもしないでいると、海王星がダメージを与えてくる時期に入ったときに、周囲に誰もいなくなってしまうかもしれません。