運勢がいい時にこそ状況を一転させて幸せのカギをつかもう!

運勢がいい時にこそ状況を一転させて幸せのカギをつかもう!

人の人生における困難期には、必ず、星の配列が関係しています。
もちろん困難期だけでなくいい時期にも関係してきますが、きつい時期の方が分かりやすい印象ですね。というより、いいことより悪いことの方が印象に残りやすいというのもあるのでしょうが…。

私は毎年新年に、周囲の方々の運勢を無料で占わせていただいておりますが、年々ご紹介などでご相談いただく方が増え、一度占わせていただいた方は、特にきつい時期が当たっていたと次の年にも占いをお願いされます。

辛い時期は早く抜けて欲しいし、いつまで続くのかと思いながら過ごすことになるので、占ってほしいという欲求も高くなるのでしょうね。

実際、占いのご依頼に来る方は、きつい思いをしている方が大半です。
運勢のいい時期は充実感が大きいため占いになんて気がいかないものですが、私としては、運勢のいい時期にこそ占いをしていただき、いつか来る悪い時期への備えをしていただきたいと考えています。

<運勢がいい時期にこそ現状を変えた方がいい理由とは>

いい時期というのは、「物事が思った通りに進みやすい時期」とも言い換えられます。

なんとなく幸運に助けられてミスをしなかったり、ミスをしてしまってもリカバリーがききやすかったり、何か要望があったとしてそれが周囲の要望とも合致していて希望が通りやすかったり、突飛な行動をしても好意的に見てもらえたり…といった時期なので、運勢のいい時期は何かに対して備えるのにももってこいなのです。

逆に悪い時期は、何かとタイミングが悪くて何かしようとしても空回りしてしまったり、周囲から変な誤解をされたり、悪意を受けやすかったりして、物事がうまく進みません。

ですから、悪い時期に備えるためには、まずいい時期に行動することが大切です。
いい時期に行動すると思いも寄らない副産物があったり、悪い時期に行動するよりもよほどいい結果に繋がりやすいものですしね。


たとえば、何らかの仕事に就いていたとして、転職を考えるようになったとします。
転職を考えるということは、基本的には本人が悪い時期に突入したから起こる事象です。運勢が旺盛で充実していれば、その場所で十分自己実現が可能なため、わざわざ転職を考えるようなこともありません。

けれども、なんとなく辞めようかな、くらいの悪い運気の場合、そのうち良い運気に入ってきて転職意欲が軽減してしまうこともあるわけで、そうなると転職のために行動する気持ちというのは衰えてしまいます。環境を変えるにはエネルギーがいるため、かなり悪い運気でないとそこから脱しようとしないのが人間です。

しかし、そういうときにこそ占いを活用してもらいたいと私は思います。

いい運気の時には転職も成功しやすいので、何年か先を見て悪い運気が控えている場合、いい時期にこそ思いきって転職した方がいいという考えです。
なかなかいい時期には「まあこのままでもいいかな…」となりがちなので、動かないものなのですが、そういう時期に動くことこそが人生をより良くする秘訣と言ってもいいでしょう。

実際、私が新年に運勢を占わせていただいているある方も、職業運が悪い時期に半分職場を辞めたような形になり、その後いい運気に入ったときに復帰して、そのままそこでだらだらと勤め続ける選択肢もあるにはあったということなのですが、数年後からの十年間が非常に悪い運気だったため思いきって転職することをおすすめしました。
そのままその会社にいても、どうせ次の十年で失職することになりそうだ、と判断したためです。年齢が上がるほど転職は難しくなりますしね…。

結果的に、その人はとても良い会社とのご縁があり、勤務時間は前の会社と大差ないのに収入が倍くらいになったそうです。
会社内でも評価され、充実した日々を送っているそうですが、とはいえ次の十年の運気がとても悪いのでどうなることかとちょっと心配しています。
転職した先の会社は大企業なのでそうそう失職ということはないとは思うのですが…。

しかし、どのような会社に勤めていようと悪い運気は悪い運気です。小さな会社に勤めていた場合、失職の可能性が高いため、よりダメージが大きくなってしまいます。
少しでもダメージを小さくとどめるためにも、いい時期に悪い時期への備えを行うことは大切なことです。
この人の場合は、その備えが転職という形であったというだけです。

特にこの人の場合は、太陽がキャリアを司る10ハウスにあったため、いい時期悪い時期というのがダイレクトに仕事に関わって来る生まれの人でした。
そのこともあって、いい時期の転職をおすすめしたという訳です。

その人の幸福を感じる分野や人生における主目的が仕事であれば、現在の仕事に不満を感じていて今後悪い時期が来ることが分かっていればいい時期に転職をすることは非常に重要です。しかし、その人にとって仕事の比重が低ければ、仕事以外の点を改善する方が得策です。

このように、元々その人がどのような星の下に生まれているかによっても、いい時期に改善すべき分野や方向性というのは異なってきます。