目次
赤ニキビはお肌の悩みとしてよく挙げられますが、赤ニキビの治し方があれば知りたいですよね。今回はなかなか治らない赤ニキビの原因から赤ニキビにオロナインがいいのかなど赤ニキビの治し方についてまとめてみました。
赤ニキビの治し方|赤ニキビは潰すべき?
赤ニキビはお肌にできてしまうと気になって潰すという方も多いかもしれません。また一説では膿が溜まった赤ニキビを潰す治し方をすると治りが早いと言われていますが、そんなことはありません。皮膚科でも「圧出療法」と言われる毛穴の皮脂や膿を押し出す赤ニキビの治し方もありますが、それはしっかりと消毒をされた機器による処置になりますので、自己流で赤ニキビを潰すのは危険です。赤ニキビを潰すことで毛穴内に細菌や雑菌が入って悪化してしまったり、クレーターのようなニキビ跡が残ってしまう可能性があるので、自分で赤ニキビを潰す治し方は絶対に避けて下さい。
赤ニキビの治し方|おすすめの市販薬とは?
赤ニキビの治し方で一番いいのはやはり病院で診てもらったり処置してもらうことですが、どうしても病院に行けない場合や病院で処方いてもらった薬が切れてしまうこともありますよね。そんな時に赤ニキビができてしまったら、ドラックストアでも購入できる市販薬があれば常備しておきたいですよね。続いては赤ニキビの治し方として大切な薬について、オロナインなど赤ニキビに塗るタイプの市販薬をご紹介します。
赤ニキビにオロナインはいいの?
オロナインの公式サイトの使用例には「ニキビに」と書かれています。しかし、赤ニキビの治し方としてオロナインがいいという説と赤ニキビにオロナインを塗る治し方で悪化したという説とあるようです。赤ニキビでも痛みを伴わないような小さい軽度なものであればこれ以上悪化させないように殺菌・保湿効果が期待できるようです。しかし、口コミなどを見てみると炎症したり膿が溜まってしまった赤ニキビにオロナインを塗ってもあまり効果がないと感じたという口コミもあるようです。赤ニキビができた時は小さいものであればオロナインでケアすることもできそうですが、炎症したものはオロナインを塗るよりも皮膚科で処方された薬を付けるようにした方が良いでしょう。赤ニキビができやすい体質の方は皮膚科の薬を常備しておくのも手です。
名称 | オロナイン オロナインH軟膏 (医薬品) |
分類 | 第2類医薬品 |
メーカー | 大塚製薬 |
ブランド | オロナイン(Oronine) |
内容量 | 30g / 100g / 250g / 500g |
成分 | 有効成分(1g中) クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%):10mg 添加物 ラウロマクロゴール ポリソルベート80 硫酸Al/K マクロゴール グリセリン オリブ油 ステアリルアルコール サラシミツロウ ワセリン 自己乳化型ステアリン酸グリセリル 香料 精製水 |
赤ニキビにおすすめの市販薬は?
できてしまった赤ニキビには皮膚科で処方された薬を塗るのがベストです。ただ、すぐに皮膚科に行けない場合に赤ニキビに良いとされる市販薬のおすすめをいくつかご紹介します。繰り返す赤ニキビは早めの対処が大事なので、おすすめの市販薬を常備しておくと良いでしょう。
- ビフナイトn(小林製薬)
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赤ニキビの市販薬としておすすめは「ビフナイト」です。洗顔した後の清潔なお肌の赤ニキビができた箇所に塗ります。できてしまった赤ニキビを覆うように塗ります。赤ニキビの皮脂を吸収し、ハレや赤みをおさえます。夜寝てる間にも使用することができます。
ニキビの皮脂を吸収し、ハレ・赤みをおさえ、治します
★引用元:ビフナイトnニキビ治療薬│製品情報│小林製薬株式会社
商品名 | ビフナイトn ニキビ治療薬 |
メーカー名 | 小林製薬 |
ブランド名 | ビフナイト |
内容量 | 18g |
価格 | 1,100円(税抜) |
- ペアアクネクリームW(ライオン)
「ペアアクネ」も赤ニキビの市販薬として人気が高いです。お肌にスッと伸びて透明になるクリームなので、塗った上からもメイクができるのも嬉しいですよね。
・有効成分のイブプロフェンピコノールが、アクネ菌による面皰(めんぽう:コメド)の生成を抑え、炎症(赤ニキビ)もしずめる為吹き出物、ニキビをもとから治療します。
★引用元:ペアアクネクリームW|ニキビ薬 | ライオン株式会社
商品名 | ペアアクネクリームW |
メーカー名 | ライオン |
ブランド名 | ペア |
内容量 | 14g / 24g |
価格 | 950円 / 1,450円(税別) |
公式サイト | https://www.lion.co.jp/ja/ |
分類 | 第2類医薬品 |
- 薬用 スポッツクリーム 夜用ポイントパッチ付き(アクネスラボ)
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こちらの薬用スポッツクリームは赤ニキビに市販薬用クリームですが、特殊なのが「夜用ポイントパッチ」がついているということ。こちらのパッチをクリームを塗った赤ニキビの上に貼ることで、余分な皮脂をパッチシートが吸着してくれるとともに、薬用クリームの成分を角質層まで浸透させてくれる効果が。
できてしまったニキビをよりスピーディーに手厚くケアするため、薬用スポッツクリームには夜用ポイントパッチを採用。クリーム+シートの密閉効果でニキビに溜まった余分な皮脂を吸着し、薬用成分をしっかり浸透※1させます。※1 角質層まで
★引用元:集中ケアライン(商品紹介)|アクネスラボ [ACBES LABO]
商品名 | 薬用 スポッツクリーム 夜用ポイントパッチ(集中ケアシート)付 |
メーカー名 | アクネスラボ |
ブランド名 | アクネスラボ |
内容量 | 7g |
価格 | 1,380円(税別) |
赤ニキビの治し方|赤ニキビ跡を悪化させない方法
できてしまった赤ニキビ。赤ニキビ跡が残らないよう、これ以上悪化させないための対策はあるのでしょうか。赤ニキビ跡のケアやメイクで目立たせないようにする方法をご紹介します。
赤ニキビ跡の治し方:レーザー治療
赤ニキビを潰して放置してしまった場合など、赤ニキビ跡が残ってしまいます。根強いものになってしまうと自然に消えるのを待ったり、スキンケアだけでは消えるまでに時間がかかったり、赤ニキビ跡が消えない場合も。美容整形外科などではレーザー治療で赤ニキビ跡をケアしていく治し方もあります。ただし、保険が利かないためにコストがかかってしまいます。赤ニキビ跡のレーザー治療は数回の治療が必要となり、その範囲によってはよりコストもかかって来ます。
赤ニキビ跡の治し方:洗顔などのケアを徹底する
赤ニキビ跡が悪化しないようにするために、ピーリングなどでこすったりすると逆に肌を刺激して跡が残りやすくなることもあります。赤ニキビ跡が気になるなら、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ美白成分が配合された洗顔やお化粧品を使ってみましょう。赤ニキビ跡の治し方としては時間はかかりますが、ゆっくりと時間をかけてお肌を整えていく方法です。レーザー治療に比べても低コストでお肌の環境も良くなって赤ニキビのできにくいお肌に導いてくれるので、赤ニキビの治し方としておすすめです。
赤ニキビ跡の治し方:ビタミンCで内側からケア
赤ニキビ跡には外側からのスキンケアに加えて、内側からお肌を整えていく方法もあります。メラニンの生成がシミやくすみの原因となりますが、ビタミンCはメラニンの生成を抑えてくれる上に、活性酸素を分解する働きも。ビタミンCを摂取することで赤ニキビ跡がお肌に沈着するのも緩和してくれる効果もあると言われています。皮膚科や美容整形外科でも飲み薬としても処方されることもありますので、日頃のスキンケアに加え、赤ニキビの治し方としてサプリメントなどでビタミンCを摂取するのもおすすめです。
赤ニキビ跡の治し方:メイクで隠す
根本的な赤ニキビ跡の治し方にはなりませんが、できてしまった赤ニキビ跡はファンデーションやコンシーラーで隠して見えづらくする方法もあります。カバー力のあるファンデーションもありますので、厚塗りしすぎずナチュラルに赤ニキビ跡をメイクで隠して見えにくくすることもできるはずです。赤ニキビ跡の治し方にはなりませんが、デート前や写真撮影前などどうしても赤ニキビ跡を消したいという方はメイク方法で見えづらくしていきましょう。
赤ニキビの治し方|赤ニキビを一晩で治す方法はある?
「明日はデートなのに赤ニキビが…」こんな時は赤ニキビを一晩で治す方法を知りたくなりますよね。しかし、赤ニキビを一晩で治す方法はありません。赤ニキビを悪化させない・またはできないように生活習慣を改めるということができます。できてしまった赤ニキビに関しては、悪化させないようにしながらメイクなどで隠して目立たなくさせるようにして、根本的に赤ニキビができにくいお肌を目指すために赤ニキビにならない予防策を実践していくようにしましょう。
食生活の改善
赤ニキビができにくいお肌にするために食生活を見直すことが大事です。脂っこいもの・味の濃いもの・ジャンクフードは過剰に摂取してしまうと赤ニキビの原因となってしまいます。日頃の食生活はお肌に出やすいので、野菜や良質なたんぱく質をバランス良く摂取することで赤ニキビができにくくなることも。
充分な睡眠時間を取る
睡眠不足は赤ニキビが悪化しやすいと言われています。また、不規則な睡眠時間はホルモンバランスまで乱してしまうと言われています。赤ニキビの治し方として質の良い睡眠を取ることがお肌のために必要です。お肌にとって良いとされているゴールデンタイム(夜10時~深夜2時)にしっかりと質の良い睡眠を取るようにしましょう。睡眠をしっかりととることで赤ニキビだけでなくお肌の調子も良くなって来るはずです。赤ニキビの治し方として7時間以上の睡眠時間を確保しましょう。
ストレスを溜めない
ストレスはお肌にも体にとってもいいことはありません。ストレスが溜まることによってホルモンバランスが乱れ、赤ニキビの原因にもなり兼ねません。赤ニキビの治し方としてはまずストレスの発散方法を自分なりに見つけてみて下さい。ストレスを溜めないためにお友達とお喋りしたり運動したりと自分なりのストレス発散方法を見つけてみましょう。
洗顔と保湿をしっかりする
赤ニキビの治し方としてお肌の洗顔と保湿を徹底することが大事です。赤ニキビはお肌の汚れも原因とされています。お肌はメイクしている時以外は清潔にしておくようにしましょう。洗顔のし過ぎはお肌にとって必要な皮脂まで取ってしまい、乾燥肌になってしまいます。お肌が乾燥すると皮脂が過剰分泌してしまい、赤ニキビができやすいお肌になってしまいますので、朝とお風呂での洗顔の後は保湿もしっかりしておきましょう。保湿をしっかりすることによって乾燥による赤ニキビができにくくなることも。
赤ニキビの治し方|赤ニキビを即効で消すには?
赤ニキビは即効で治す治し方はないといってもいいでしょう。できたばかりの赤ニキビは治りが早いとは言われていますが、即効で治すことはできません。赤ニキビができてしまった場合は早めに皮膚科へ行って相談するか市販薬をすぐに塗るかで対処するようにしましょう。また、普段から赤ニキビのできにくいお肌の環境を整えます。そして、食生活・充分な睡眠・適度な運動などで規則的な生活習慣を改めて赤ニキビができにくい体質に変えていくのが一番です。
赤ニキビの治し方|赤ニキビがなかなか治らない原因
なかなか治らない赤ニキビの原因は毛穴が詰まったことによって毛穴内に溜まってしまった皮脂や老廃物や最近で炎症を起こして赤く膨れ上がった状態です。赤ニキビは痛みやかゆみがあり、白ニキビが悪化していることになります。なかなか治らない赤ニキビができる原因として乾燥などによる過剰な皮脂分泌・ストレス・乱れた食生活・生理前後のホルモンの影響などがあります。赤ニキビは酷くなるほど治りにくく、跡にも残りやすいので早めの治療が必要になります。
赤ニキビの治し方|赤ニキビは場所ごとに原因が違う!?
赤ニキビもできる場所によって原因が違うようです。では、その赤ニキビの場所による治らない原因についてまとめてみました。
治らない赤ニキビの原因①鼻
赤ニキビの部位の中でも皮膚の分泌量が多い場所が鼻です。よくあぶら取り紙でも鼻にたくさん皮脂が付きますよね。生活習慣の乱れ・ストレス・ホルモンバランスによって余計に皮脂分泌が過剰になると鼻に赤ニキビができやすくなり、「皮脂が多いから赤ニキビができたんだ」と思い過剰に鼻周りをゴシゴシ洗顔してしまうことでさらに赤ニキビが治らない原因になることも。小鼻などの鼻周りはメイク汚れも残りやすい箇所になるので、毛穴も詰まりやすく赤ニキビになりやすいので優しく丁寧に洗顔し、しっかり保湿を徹底しましょう。
治らない赤ニキビの原因②顎
顎の周りは乾燥しやすいため、皮脂分泌が過剰になりやすく赤ニキビができやすいです。顎に赤ニキビができやすいのは、顎周りは汗腺が少ないのにも関わらず皮脂腺は多くあるためです。顎の赤ニキビはホルモンバランスによるものがほとんどなので生理前後にできやすくなります。顎付近の赤ニキビが治らないと思ったら、ホルモンバランスが崩れている可能性もあるので、体を冷やさないようにしたり健康的な生活を心がけましょう。また顎付近は乾燥しやすい箇所でもあるので赤ニキビがなかなか治らない場合は、洗顔も大事ですが保湿をしっかりするようにして下さい。
治らない赤ニキビの原因③頬
頬は皮脂の分泌量は少ないのですが、乾燥しやすい場所だからこそ皮脂分泌が過剰になって赤ニキビを引き起こします。頬の赤ニキビは乾燥が原因になることが多いので、ターンオーバーも乱れやすく保湿ケアがとても大事になります。皮脂の多い小鼻の周りなどを念入りに洗顔しているときに、ついつい頬も洗顔でこすりすぎたり洗顔料が長い間頬についていることで洗い流した後乾燥し、なかなか赤ニキビが治らないということも。頬の赤ニキビが治らないときは洗顔の時間を見直してみましょう。
治らない赤ニキビの原因④おでこ
メイクをしてしばらくするとテカりやすい場所と言えばおでこですよね。おでこも皮脂腺がたくさん集まっているので赤ニキビができやすくなります。皮脂の分泌はストレス・乱れた食生活・ホルモンバランスによって起こりますので、おでこの赤ニキビが治らない場合は生活習慣の見直しが大事です。また、おでこの赤ニキビはシャンプーや整髪料の洗い残しも原因になるので、しっかり流して洗顔などで取り除くようにして下さい。
赤ニキビの治し方|まとめ
赤ニキビを一瞬で治す治し方はないので、赤ニキビにならないような食生活の見直し・充分な睡眠・ホルモンバランスをコントロール・洗顔と保湿でスキンケアをしっかりすることが大切です。またできてしまった赤ニキビに良い市販薬なども参考にして頂き、皮膚科に相談してみるのも良いでしょう。