夢スピ雑談【辛口オネエ】終戦の頃、女子学生だったお婆ちゃんの夢と「伝達役」の話

夢スピ雑談【辛口オネエ】終戦の頃、女子学生だったお婆ちゃんの夢と「伝達役」の話

終戦の頃、女子学生だったお婆ちゃんの夢と「伝達役」の話

■戦時中、女学生だったお婆ちゃんの夢

今ね、由緒正しい東京の女子高校に通ってた学生時代に「女子もいざとなれば戦うべし」と、薙刀だか竹槍だかで「B29が降下してきたら、これを突き刺す」と本気で訓練させられてた、ってお婆ちゃんが夢に出てきて。

戦争

戦争体験に耳を傾けてたはずが、戦争が終わって結婚話が持ち上がってきた頃、年齢のちょうどいい同い年から8歳程度まで歳上の男となると、その多くが戦争で死んでしまったから、お婆ちゃんは7歳歳下と結婚したし、同級生もみんな5-11歳くらい歳下と結婚したんですって。不謹慎だけど「若い旦那さん、いいじゃない。羨ましい」って言ったら、めちゃ怒られたわ。

「今のあんた達は自分も相手もかなり歳を重ねてから結婚するから気にならないんだろうけど。あたし達のときはね、ついこのあいだまで子供だったと男しか結婚相手がいないなんて、やっぱり哀れなことだったのよ」って。

■なせが歳下夫の自慢含みの恋バナに

「でもね、何十年も経つと……。女の方が寿命が長いじゃない?親のつてなんかでうまいこと同年代や頼れる歳上の旦那を見つけられた女性達が当時は羨ましかったけど、歳を取ったらね。『やっぱり、若い男っていいわね』ってなったわよね。ふつうはさ、妻が歳下で、夫が歳上。で、だいたいは先に死ぬ夫を看取るでしょ。えばりくさる歳上の旦那にペコペコしながら長年夫婦やってて旦那と同い年くらいに見えて」

「ところがね、あたしは夫が7つも下でしょ。自分もいつまでも若くいなきゃと気をつけるから、50歳も過ぎると知らない人からはあたしのほうが歳下に見られるし、新しいものも歳上の頑固親父が受け付けないものをうちの旦那はどんどん取り入れてくれて。洗濯機なんていち早く買ってくれたのよ。『君が少しでも楽になるなら』ってね。歳下だけど、あたしにベタ惚れで」

・・・と、なぜかすんごいマウンティング含みの恋バナになってって、なんでアタシ「羨ましい」って言って怒られたのかよく分かんないわ、ってとこで目が覚めたわ。

■何か「ピンとくる」ことがある人いるかしら?

とはいえ、こういう、起きたあとも比較的はっきり覚えてる夢を見るときは何かしらのメッセージだから「何の意味があるのかしら?」って自分のそのとき抱えてる問題とか悩んでることに役立てるんだけど。

今回、アタシ自身には思い当たることがないのよね〜。ってことは、アタシは単なる伝達役で、誰かほかの人向けのメッセージが隠されてるのかも、と思ったんでこちらに出させてもらったわ。

(ってか、アタシもせっかくだからどういうことを伝えたいのかとか、日本のこれからはどうなるのとか聞ければ良かったんだけど、夢の中ってやっぱり思い通りに行動できないもんよね)

んで、アタシのほうで起きてからこの夢の意味として感じたことを解釈として挙げちゃうと、それに引きずられてせっかく本来これを受け取るべき人に、メッセージが歪んで伝わっちゃうから、アタシがどう感じたとか、これはこういうこと、とかは言わないでおくわね。

■近年増えている「自分宛じゃない」メッセージを受け取る人達

このお婆ちゃんの話は「夢」として受け取ったけど、ほかにも視えない何かからのメッセージはインスピレーションやシンクロニシティとして、またはチャネリングや瞑想中に受け取る人が増えてるのよね。

そういうのって、時代を変えたり人類を救うような素晴らしいメッセージもたまにはあるとは思うけど、ほとんどは意外に身近な人宛の、ちょっとした気付きのためのメッセージだったりするわ。身近といっても、知り合いとは限らない。通りすがりの人とか、ネットの向こうの人かもしれない。

メッセージ

ちなみに、チャネリングやら夢やらでメッセージを直接受け取った本人に対して「あなたは選ばれた特別な人だから、特別なこのメッセージを受け取れるんだ」「あなたが救世主だ」みたいなことを囁いてくるのはヤバい存在の可能性が極めて高いから鵜呑みにしないこと……。と言ってもそういう人はこの記事たぶん読んでないわよね(汗)

特別に選ばれた存在じゃなくても、実はたくさんの人がふだんからふわっとメッセージを受け取って、それをまたそのつもりもなく発信して、それをまたそうとは気付かず受け取ってるのよね。

ふだん、そんなにネットに投稿しない人がなぜかその日だけ今日あったことを投稿したら、それをリアルでは会ったことのない誰かが読んで「気付き」を得るなんてことは今の時代いくらでも起きてるのよね。「読者のためになることを発信しよう。感動を分かち合おう」なんて意図してない「何の意味もないけど、なんだかこれはアウトプットしたいんだ」と、世界に放たれたもののほうが、意外に誰かにとって意味があるものだったりする。

「伝達者」の意図が混ざらないものだからこそ、必要な人に届くのよね。

続く。

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