自分の強みは?ホロスコープの土星で分かる自分が「ストレスに強い分野」1

自分の強みは?ホロスコープの土星で分かる自分が「ストレスに強い分野」1

前回の「自分の強みを知る!あなたがストレスに強い分野が分かるホロスコープ」では、あなたのストレス耐性やあなたにとってのしんどい時期を考えていくうえで、「しんどくてもやらなけらばならない(やるべきだと自分に強く強いている、どうしても頑張ってしまう)」分野を探すことについてお話ししました。
これは、出生時刻を割り出すうえでも参考になるものです。

前回は、もし自分の出生時刻が分からない場合は、どのハウスに土星が入っているかを見ることで、大体の出生時刻が分かることをお話ししました。

出生時刻が分かっている人は、自分のどのハウスに土星が入っているかを見ることで、あなたが自分自身の意思で、制限や義務、努力を求めていく分野が何であるかを見ることができます。

逆に言うと、土星が入っているハウスの分野はあなたのストレス耐性が高い分野です。

出生時刻が分からない人は、自分のどのハウスに土星が入っていればしっくりくるかを考えて、2時間ずつ出生時刻をずらしていって、いちばんしっくりくるハウスに土星が入る出生時刻を割り出していくと良いでしょう。

各ハウスに土星が入っている影響は、以下のようなものになります。

<第1ハウスに土星がある人のストレス耐性>

第1ハウスは、「自分自身」を示すハウスです。
1ハウスに土星が入っている人は、「自分自身」に対して制限を課している人です。

自分というものに対して、「しなければならない」と思うことが多い。コンプレックスがとても強い。
とてもまじめで、自己表現に対してとても慎重です。そのために、コンプレックスは強いのに、それを変えるための行動にはなかなか踏み出すことができない、難儀な性格です。

地味で保守的で、自分の欲求に従って行動に移すことのハードルが高い。社会的なルールに従おうとする意識の高い人です。リーダーシップのない地味な学級委員のようなイメージでしょうか。
土星が入っているハウスは、気を抜くとどこまでも抜いてしまうハウスでもあるので、自堕落にならないように意識的に制約を課してしまう分野でもあります。

友人に1ハウスに土星が入っている人がいますが、とにかく引っ込み思案。人前でほとんど自分の意見を言えないタイプの人ですが、一旦お酒が入ると湯水のように語りだします。それだけ内にため込んでいるものが多いんでしょうね。

第1ハウスに土星がある人は、自分自身に負荷をかけること、自分自身を抑えつけることに対してストレス耐性の高い人です。人からああしろこうしろと言われること、自分を抑圧することが当たり前のようにできてしまいます。(不満を抱かないという意味ではありません。本人にとって、自己抑制が義務的な事項だから負担が大きくてもそうすべきと思ってできるというだけです。)

社会のルールに従っていた方が成功できる人でもあります。自分自身のことを地味でまじめでつまらないと思っても、その生き方こそが後々成功をもたらします。

<第2ハウスに土星がある人のストレス耐性>

第2ハウスは、「本人の所有物」を示すハウスです。
第2ハウスに土星がある人は、率直に言ってケチです。よく言えば節約家ですね。

自分が資産と言えるものを所有することに対して、義務感にも近い感覚を持っています。
この場合、単純にお金に対して執着が強いというよりは、自分にとって価値あるものを所有していることに執着する感じですので、本人が価値を感じれば、とんでもない金額のものを簡単に購入するようなところもあります。

私の知人で第2ハウスに土星が入っている人は、ほしいものを手に入れるために飛行機に乗って買い物に行くようなところがあるくせに、普段の生活の中では、「ここのコンビニだとお金をおろすのに手数料がかかるから向こうのコンビニまで行ってくるからちょっと待ってて!」と、何人もの友達と遊んでいるようなときに人を待たせてでも出金手数料を節約するような人です。
私なんかは面倒くさいし人を待たせるのも申し訳ないしであまり考えずに出金手数料を払ってしまう方なのですが…やはり第2ハウス土星さんはこだわりポイントが違うなあと思ったものでした。

第2ハウスに土星がある人は物質面での欠乏感を抱きやすく、お金に対して強い忍耐力を持っていますので、客観的に見ると金星的に苦労する局面も多い反面、金銭を得るためにまめに働いたりもっと高い所得を得ようと自分に負荷をかけることを厭わない人なので、結果的に貯金がたまりやすい傾向にあります。
倹約、節約、お金を貯める努力をすることへのストレス耐性が高いのです。

結果的に仕事においても、納得できる給与をもらっているとかなり忍耐強い人になります。我慢しすぎて病気になってしまうことも…。
損得勘定で行動している面が多分にあるので、仕事もお金を稼ぐための手段という面が非常に強いでしょう。

客観的に見ると、行動原理が金銭にあるというのはあまりよく思われないことが多いので、第2ハウスに土星がある人は言動に少し注意した方がいいかもしれないですね。

次回は、第3ハウス以降について見ていきましょう。