こじらせ女子とは?こじらせ女子の特徴とこじらせ女子からの脱出方法

こじらせ女子とは?こじらせ女子の特徴とこじらせ女子からの脱出方法

『こじらせ女子』とは何か、ご存知ですか?女子をこじらせる、という一見不思議な言葉ですよね。今回は、こじらせ女子とは一体なんなのか?こじらせ女子の特徴は?こじらせは脱出できるの?など詳しく見ていきましょう。また、こじらせ女子のドラマや本、こじらせ女子におすすめの映画もご紹介します。

こじらせ女子とは?

こじらせ女子とは?

こじらせ女子とは、自分に自信がなく消極的な女子のことをさします。こじらせ女子の言葉は、ライターである雨宮まみさんの『女子をこじらせて』という本が元になってできたと言われています。
男性と上手に接する事ができず、恋愛に対しても消極的なタイプが多いのもこじらせ女子の特徴です。また、褒められたり、人に甘えたりすることも苦手です。
一人の時間が大好きで、一人で色んなことを楽しむのが苦にならないとも言われています。

こじらせ女子の特徴

こじらせ女子の特徴

こじらせ女子にはどんな特徴があるのでしょうか?自分がこじらせ女子かどうか診断するポイントを特徴ごとにチェックしていきましょう。

こじらせ女子の恋愛

こじらせ女子の特徴が最もよく出るのが、恋愛だといわれています。こじらせ女子にとって、最も苦手な分野が恋愛であることが多いためです。
こじらせ女子は男性と話すことが苦手で、誉め言葉も素直に受け取れないタイプが多いですよね。基本的に、すぐに「私なんか…」という考えをしてしまうネガティブ思考が強いため、男性に話しかけられても拒否してしまったり、一歩引いてしまいます。
こじらせ女子は恋愛を楽しんでみたいと思っていても、素直になれないのが特徴です。

こじらせ女子はイケメンが苦手

こじらせ女子はイケメンが苦手という特徴があります。まず、イケメンと自分は釣り合わないと感じるので、もしアプローチされても「壺を買わされるの!?」と身構えてしまうのです。
また、恋愛以外でもこじらせ女子はイケメンを苦手としているので、仕事でもコミュニケーションを取るのが難しいでしょう。上手く話せない、目を見れない、イケメンはなるべく遠ざけていたいと考えているのも、こじらせ女子の特徴です。

こじらせ女子は自信がない

こじらせ女子は、自分に自信がないことが多いです。「どうせ誰も私のことなんて好きにならない」「私は何もできない」というように、自分に対する評価がとても低いという特徴があります。自分に自信がないために、周りから褒められても素直に受け取れなかったり、卑屈に感じ取ってしまったりと、こじらせ女子になってしまうのです。
過去に「ダメな人だ」「なんでこんなこともできないんだ」と責められた経験がある人ほど、自信を持つタイミングを失い、こじらせてしまいます。

こじらせ女子は自信がない

こじらせ女子は自虐が好き

こじらせ女子は自虐が身についているという特徴があります。自虐というのは、自分で自分を悪く言うことです。自分はダメな人間だと思っているので、「いや私は馬鹿だからね」「どうせ私なんてモテないよ!」と笑い話にしてウケを狙っていく傾向が強いでしょう。自分はダメな人間だと思っていても、それをネタにして笑ってもらえることで安心するタイプもいます。

こじらせ女子は「女の子らしい」が苦手

こじらせ女子は、女子をこじらせているため、「女の子らしい」と思われることが苦手という特徴があります。「自分は可愛くない」と思っているので、可愛いアイテムや可愛い格好は「自分に似合わないもの」と思い、遠ざけてしまうのです。
自分が可愛いと思っていたものを否定されたり、可愛いものを持っていたときに「似合わない」と言われたりした経験から、可愛いものを避けてしまう傾向があるでしょう。

こじらせ女子を脱出する方法

こじらせ女子を脱出する方法

自分はこじらせ女子かもしれない…。そう思ったときは、こじらせ女子の治し方を知って、こじらせを脱出していきましょう。女子をこじらせてしまうのは自分の性格や考え方、捉え方からなので、そこを変えていくといいでしょう。こじらせ女子を脱出する方法は、次のようなものがあります。

素直になる

こじらせ女子は自信がないため、人の言葉を素直に受け取れない傾向にあります。まずはその性格を直していき、こじらせ女子を脱出していきましょう。
「可愛いね」と言われたら「ありがとう」と返し、「すごいね!」と褒められたら「嬉しい!」と素直に受け取るようにしてください。声に出した言葉は自分の耳で聞いてそのまま跳ね返ってくるので、「可愛い→ありがとう」と素直に受け取ることでだんだんと自信も身についてくるでしょう。

自分の理想を変えていく

こじらせ女子には「ああいう人を素敵な女性と言うんだろうな」という理想があり、自分はそんな女性になれないから自虐的になってしまうというような傾向があります。そこから脱出するには、理想の女性像を変えていくといいでしょう。
たとえば、女優のような女性を理想とするのは…まず無理です。世の中のほとんどの女性は女優になりませんよね?高すぎる理想像は修正していってください。
また、人から言われた「こういう女性が理想」という話もまともに受け取らなくてOKです。「女性は素直に言うことを聞くのが可愛いんだ。お前ははねっ返りが強すぎる」という男性がいても、気にしないでください。それはその男性が持つ理想の女性であり、必ずしも正しいものではありません。
自分がいいなと思う女性はどんな女性ですか?こじらせ女子を脱出するために、自分の周りにいる欠点があるけど素敵な人を思い浮かべてみてください。人は欠点があっても素敵な人になれるんですよ。

いろんな価値観を知っていく

こじらせ女子を脱出するには、自分の考え方や捉え方に新しい風を吹き込むのがいいでしょう。いろんな価値観を知っていくことで、自分はダメなだけじゃない人間と考えられるようになるでしょう。
では、いろんな価値観を知っていくにはどうしたらいいのでしょうか。答えは、たくさんの人と話して、交流していくことです。話すことで相手の考えを知り、自分の中に取り込んでいくことができます。
相手の考えを聞いたときは、否定的にならないように注意してください。「でも」「だって」はこじらせ女子を脱出できない原因になります。まずは一度、相手の意見を聞き入れて、自分でも納得してみてくださいね。

こじらせ女子のドラマ

こじらせ女子のドラマ

こじらせ女子が出てくる、おすすめのドラマを紹介しましょう。自分に重ねて見ることもできる、おすすめの恋愛ドラマです。

きょうは会社休みます。

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藤村真理さんのコミックが原作の恋愛ドラマです。絢瀬はるかさん演じる、30歳目前にして男性経験ゼロの地味な実家暮らしのOLが主人公。主人公は自分に自信がなく、それなのにいつかは白馬の王子様が…と夢見ている典型的なこじらせ女子。そんなこじらせ女子が、年下の大学生の男と出会って変わっていくストーリー。
自分を変えたいこじらせ女子におすすめのドラマです。

海月姫

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漫画家である東村アキコ先生の代表作ともいえる作品。2014年には映画化、2018年にはテレビドラマ化されています。
一つの家で共同生活を送る、オタク女子集団が舞台になっています。色んなタイプのオタク女子が、オタクであるがゆえにこじらせまくりの人生を送っているストーリー。
くらげオタクである主人公がイケメン男子との出会いでどう変わるのか…。恋をしたいこじらせ女子必見のドラマです。

こじらせ女子におすすめの本

こじらせ女子におすすめの本

こじらせ女子について書かれている本を紹介しましょう。こじらせ女子という言葉を生み出した本、こじらせ女子が登場する本があります。

女子をこじらせて

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まさに『こじらせ女子』という言葉を広めるきっかけとなったのがこの本。著者である雨宮まみさんが「女子」という生きづらさを書き綴った作品です。著者の半生を、自分の性格などを細かく分析しながら綴っています。
こじらせ女子で自分に自信がない、これからどうやって過ごしていけばいいの?と悩んでいる人に是非読んで欲しいです。

勝手にふるえてろ

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『蹴りたい背中』で有名な綿矢りささんの小説です。片思い以外の恋愛経験がない主人公が、悩み、妄想し、突っ走ってしまう作品。小説の世界観に引き込まれ、あっという間に読めてしまいます。
おたく期間が長く、現実の世界になかなか馴染めない主人公に共感してしまう人多数!妄想大好きなこじらせ女子におすすめの本です。

こじらせ女子におすすめの映画

こじらせ女子におすすめの映画を紹介しましょう。いろいろなタイプのこじらせ女子が出てくるので、映画を見ながら自分に似ているタイプや共感できる点などを探してみるのも楽しいかもしれませんね。

スイート17モンスター

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色んな事をこじらせまくりの、これぞこじらせ女子!という性格の17歳が主人公の映画作品です。
恋愛の妄想ばかりして、イケてない毎日をすごす主人公に共感してしまう人は多いはず。同じくこじらせまくりな人生を送る、主人公の母親にも注目したい作品です。

パンとバスの2度目のハツコイ

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元乃木坂46の深川麻衣さんと三代目J Soul Brothersの山下健次郎さんが共演した作品です。
「ずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」という考えの恋愛こじらせ女子の主人公が初恋相手と再会して変わっていくストーリーの映画です。初恋相手が、離婚した元妻に未練があるこじらせ男子なところも注目です!

まとめ

こじらせ女子とは何かについて書いてきましたが、いかがでしたか?
こじらせ女子と言っても、恋愛でこじらせていることもあれば、自分自身に自信がないだけのケースもあるでしょう。こじらせ女子である自分を変えたいというときは、今回おすすめしたドラマや本、映画を参考にしてみてください。こじらせ女子とはどんなふうに変わっていけるのか、ヒントが得られるかもしれません。