アロエの効果は?肌・髪・シミ・湿疹などへのアロエの効果効能

アロエの効果は?肌・髪・シミ・湿疹などへのアロエの効果効能

目次

アロエにはどんな効果あるか、ご存知ですか?アロエは「医者いらず」とも言われているほど、様々な効果効能が期待できます。髪や肌にアロエ効果がある、やけどや湿疹に使う、日焼け止めにもアロエは効果的など言われています。実際に、アロエにはどんな効果や効能があるのでしょうか?今回、アロエの効果について調べてみました。

アロエの種類

アロエの種類

まず、アロエの効果を紹介する前に、アロエの種類について紹介です。アロエと聞けば1種類しかないと思われそうですが、実は日本でよく栽培されているのは「アロエベラ」と「キダチアロエ」の2種類になります。他に、小林製薬では「ケープアロエ」を使用した軟膏を販売しています。

  • アロエベラ…大きな葉っぱが地面から直接伸びている。
  • キダチアロエ…幹があり、薄め葉っぱが伸びている。
  • ケープアロエ…医薬品として使用される。

今回は、この3種類のアロエの効果をそれぞれ紹介していきます。
(アロエの効果として共通のものもあるかと思いますが、今回はそれぞれ分けて調べたものを紹介していきます!)

アロエの成分

アロエには様々な成分が含まれていますが、その中でも知られているのが「アロイン」です。アロインはお腹の中で働き、整腸効果があると言われています。アロエヨーグルトは体の中から綺麗にするというイメージがありますが、整腸効果によってお腹がすっきりすれば、自然と変化も現れそうですね。

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他に、アロエという文字が入った「アロエチン」「アロエエモジン」「アロエニン」など、植物フェノール系の成分も含まれています。これらのアロエの成分は殺菌抗菌作用があると言われており、怪我をしたときにアロエを塗るのはその効果を期待してのことでしょう。

※成分からわかるように、アロエの効果は色々あります。自宅でも手軽に摂取したい!と思うかもしれませんが、適切に摂取しないと下痢や子宮収縮など副作用が出る可能性があるため、使用には注意が必要です。(葉を乾燥させたものを1日1g、数日摂取すると致死量に達するという報告もありますので、ご注意ください)

アロエの効果|アロエベラ編

アロエの効果|アロエベラ編

アロエベラの効果を最初に見ていきましょう。アロエベラは「アロエベラ液汁」が知られており、美容意識の高い人たちにその効果が注目されています。アロエベラ液汁は化粧品に使用されていることが多いですが、実際にどんな効果が期待されているのか見ていきましょう!

アロエベラの効果①美肌

アロエベラ液汁は美肌効果を期待できると、近畿大学と共同研究した小林製薬が発表しています。アロエベラ液汁はお肌のターンオーバーを促進する働きがあること、お肌の構造を強くすることで、お肌の調子を整えてくれる効果が期待できるようです。

参考元:アロエベラ液汁に計3点の美肌効果を新たに確認│2015年│ニュースリリース│小林製薬株式会社

アロエベラの効果②保湿

アロエベラ液汁には保湿効果が期待できるとも言われています。ドラッグストアで「アロエ化粧水」や「アロエパック」を見かける人も多いのではないでしょうか?これは、アロエの葉を切ったときに出てくる液が保湿効果を高めてくれると言われているためです。

アロエベラは効果ない?

ちなみに、アロエベラで便秘解消効果を期待するのはNGです。アロエベラを経口摂取すると腹痛や下痢になるという報告があります。便秘に効果ないとは言えませんが、健康的ではありません。薬剤によってはアロエベラを経口摂取したことによって体への吸収が低下する可能性が考えられます。便秘解消を期待するなら、別の方法にするのがおすすめです。

アロエの効果|キダチアロエ編

アロエの効果|キダチアロエ編

キダチアロエはアロエベラと同じく、医薬品とは違います。日本でアロエというと、キダチアロエを指すことが多く、昔は薬用や食用として栽培されていたようです。そんなキダチアロエにはどんな効果が期待できるのか、使い方と一緒に見ていきましょう。

キダチアロエの効果①湿疹やかぶれ

キダチアロエは湿疹やかぶれに効果的であると言われています。キダチアロエの葉の外側を綺麗に剥ぐと、白いゼリー状の中身が出てくるので、それを熱湯で消毒してから使うといいでしょう。葉を綺麗に取れないときはアロエを洗ってから摩り下ろし、布で漉してから清潔な布に染み込ませて使うといいでしょう。湿疹などに使用する前に、パッチテストを行うと安心ですね。
湿疹の状態がひどいときにはアロエの効果を期待するのではなく、きちんと病院に行くようにしてください。

キダチアロエの効果②便秘

キダチアロエは食用、飲用として使うこともできます。便秘解消効果が期待できるため、アロエの葉を綺麗に洗い、トゲを取ってからそのまま食べたり、摩り下ろして清潔な布で漉して搾り取り飲んだりして、日々の食事に取り入れてみてください。はちみつなどで味付けするのもいいですね。便秘解消の効果は期待できますが、アロエは体に合わない人もいます。キダチアロエは薬として使用されているアロエと同じ成分を含んでいるので、食べたり飲んだりするときは注意してください。

キダチアロエを食べる・飲むときの注意点

キダチアロエを食べるとき、飲むときは成人で1日15g程度です。乾燥させたり、粉末にしたりしたときは重量が変わるため、約0.6g程度に抑えましょう。
また、女性は生理中、妊娠中は飲食しないように言われています。
キダチアロエを食べるとき、飲むときは充分に調べてから自分に合っているかどうか試しつつ、慎重に取り入れていきましょう。

参考元:アロエ図書館 || アロエ製薬

アロエの効果|ケープアロエ編

最後にケープアロエの効果について、見ていきましょう。ケープアロエは医薬品に使われているアロエです。では、ケープアロエにはどんな効果があるのか、実際に薬用商品として売られているものから、その効果効能を紹介していきます。

ケープアロエ商品の効果効能①アロエ便秘薬

ヤクルトからはケープアロエを使用した「アロエ便秘薬」を販売しており、こちらは名前の通り便秘に効果的な薬となります。ケープアロエに含まれるアロインという成分が、排便効果に大きな働きをしているようです。アロインはアロエベラ、キダチアロエの両方に含まれていますが、アロエベラの方はアロインを取り除いてから食品加工されたり、化粧品になったりしているようです。

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ケープアロエ商品の効果効能②間宮アロエ軟膏

小林製薬からは肌の再生を促してくれる「間宮アロエ軟膏」が販売されています。壊れた組織の修復と肌のバリア機能を整える効果が期待できます。アロエ軟膏にはアロエ葉末の他、ワセリンやラノリン、オリーブ油などが配合されており、それぞれの効果効能が肌のバリア機能を高めてくれるようです。就寝前の肌のケアにもおすすめされています。

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アロエの効果は髪にもある?

アロエの効果は髪にもある?

ここまでアロエの効果はスキンケアや便秘を中心に紹介してきましたが、髪にも効果があるのでしょうか?アロエ軟膏を販売している小林製薬のグループ会社、アロエ製薬では「髪と頭皮に働くシャンプー」を販売しています。

アロエ製薬の髪と頭皮に働くシャンプーとは?

「髪と頭皮に働くシャンプー」は、キダチアロエ葉エキスを含むシャンプーです。神のダメージケアや頭皮のケアに効果的と言われているシャンプーで、女性だけでなく男性も使用することができます。また、年齢とともに艶やボリュームがなくなった髪にセラミドポリマーを髪の内側に浸透させ、若々しい髪へと近づけさせる期待が持てますよ!
「髪と頭皮に働くシャンプー」には、コンディショナーもあるので一緒に使用してみてもいいですね。

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アロエの効果は白髪にはない?

ちなみに、同じくアロエ製薬では「クイックヘアカラー」も販売しており、髪の分け目や生え際で気になる白髪につけることができます。白髪をとかすようにつけるだけの簡単なヘアカラー商品ですが、使い続けると白髪が目立たなくなると謳われています。ですが、アロエの効果により白髪が目立たくなる…という記述はありません。そのため、白髪にアロエ効果がないとは言い切れませんが、あるとは断言できないでしょう。「クイックヘアカラー」にはキダチアロエ葉エキスとアロエベア葉エキスが配合されていて、髪に優しい使用感となります。アロエが効果的なのは、髪に優しいところかもしれませんね。

アロエ製薬 クイックヘアカラー | 小林製薬の通販(育毛・ヘアケア)

アロエの効果はシミにも効く?

アロエの効果はシミにも効く?

アロエの効果はシミにも効くという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?アロエがシミに効果ありと言われるようになった理由は、テレビで「アロエの里」が特集されたとき、アロエを使用した化粧水の作り方を紹介したのがきっかけのようです。地元の人が手作りの化粧水を使用して、シミが改善されたという話から「アロエはシミに効果あるのでは?」と思われたみたいですね。
シミに効果がないのかあるのか手作りの化粧水では不明ですが、先に紹介した通り、アロエは医薬品にも使われている種類があります。もし、手作りのアロエ化粧水を使用するにも、その前にパッチテストなどして自分の肌に合っているかどうか、確認した方がいいでしょう。

アロエの効果まとめ

今回はアロエの効果効能について、3種類のアロエから紹介してきました。アロエは医薬品として使用されていない種類のものもありますが、だからと言って食べるときや飲むとき、油断は禁物です。体にいい効果がある、傷にいい効果があると思って、安易に使用しないよう気をつけましょう。上手くアロエの効果と付き合っていきたいですね!