この恋は結婚してもうまくいく?火星星座と太陽星座占い

この恋は結婚してもうまくいく?火星星座と太陽星座占い

前回の「恋の燃え上がりやすさ、冷めやすさを占う火星星座占い」においては、火星同士のアスペクトがあった場合の相性について見ていきました。

しかし、火星はあくまでも情熱を司る星。愛し愛される実感を得て、本当によりよいパートナーとなるためには、更に他の天体の助けも必要になってきます。
今回は、火星とそれ以外の恋愛や夫婦の相性を見るときに必要な太陽・月との相性を見ていきましょう。

<火星と太陽の相性>

太陽はその人自身の社会的活動を司る星です。また、その人自身の生命力、活動力の高さも示します。(火星も行動力をしましますが、これは「やる気がある」というような情熱にもとづくもので、太陽は単純にその人自身のやる気に関係なく社会的な活動に関する行動力につながります。)
この太陽と火星の関係性により、お互いの釈迦に関するかかわり方や、プライベートでは体の相性の良し悪しが変わってきます。

ちなみに、社会的な活動に強く携わっている方が太陽側の方が、相手の火星がその人の社会活動に良い影響をもたらすということになるため、例えば男性がバリバリ働いていて女性があまり仕事に打ち込んでいないような関係性の場合、男性側が太陽で女性側が火星のほうが良いということになります。

この場合、火星側の人からすると、相手の社会的側面(要は表の顔であり、まだプライベートに踏み込んでいない段階で見ることになる相手の側面です)と自分の情熱の在り方が一致することになりますから、好きになった相手が結果的にこの関係の相手だった、ということも比較的多い関係性になります。

誰しも出会って最初のころは表の顔を見せているものですからね。それが好ましい相手が、相手の太陽と自分の火星の関係性がいい相手ということになります。
もし太陽側が女性で火星側が男性の場合は、女性が男性よりも命令的になりやすい傾向があります。

<太陽と火星が0度の場合>

太陽側の人の社会的なありかたが、火星側の人にとって魅力的に感じる関係性です。相手に対して人間的魅力を感じやすく、特に女性が火星側であった場合は、相手のことを理想的な男性だと思い込みやすい傾向にあります。
火星側の愛情表現を、太陽側の人が素直に受け入れやすい配置でもあります。

<太陽と火星が60度、120度の場合>

ともに発展するための意欲と行動が合致する良い相性です。
出会って最初の方のイメージでは、お互いに価値観が似ている相手のように感じますので、親近感がわきやすい相性です。
男女間だけでなく友達同士でも良い相性で、何かにチャレンジしたり、遊びやスポーツ、趣味の活動を一緒にやるにも向いています。
また、肉体的な相性としても、お互いに高めあうことのできる良い相性です。

特に60度の関係性の場合は、男女関係よりも友人としての好感度の方が高くにある傾向になります。
120度の場合、相手の愛情表現が、ストレートに魅力的に感じることができるので、つきあうとしたらこの人がいい、などその気になりやすい相手になります。

火星同士の相性がいい時のようなお互いに激しく燃え上がるという関係性ではありませんが、お互いの存在が社会的にもプラスに働く良い相性です。

<太陽と火星が180度の場合>

180度の関係性は、一般には反発しあう相性なのですが、恋愛相性に関してだけは少々特殊な扱いになります。
太陽と火星が180度であっても、太陽同士が0度、120度、60度などの良い相性ならば、逆に燃え上がりラブラブになる可能性があるという、刺激や自分と違う点を魅力に感じるという関係性になるからです。

遺伝子というのは不思議なもので、自分から遠い存在を魅力的に感じるようにできているので、そういった本能的な部分が関係しているのでしょう。
安らぎだけを感じる存在というのは逆に恋愛としては燃え上がりにくいのですね。

180度の関係性の場合、ほかの天体による調停が入らなかったときは、お互いに相手の良さも認めつつ、それに嫉妬したり、相手の表面だけを見て、それに反発する場合があります。

同性の友人同士や仕事仲間の場合は、特にこれらがデメリットとして働きやすいのですが、こと男女関係になると、上で述べたようなこともあり、燃え上がりやすい傾向もあります。

<太陽と火星が90度の場合>

90度の場合は、180度の場合よりも分かりやすく悪い相性になります。
180度の場合は、「正反対であるがゆえに惹かれる」という結果を生むこともあるのですが、90度の場合は、単純にタイミングのずれや価値観の不和として出てしまうからです。

社会的な在り方と情熱の方向性に食い違いがあるため、ことあるごとに価値観や未来に対する考え方の違い、性的な部分でのアプローチの仕方の食い違いでモヤモヤ、イライラしがちな相性です。
怒りやすくなったり、反発しあい敵意を感じる可能性もあります。

性的なことに対するタイミングや価値観、行動も合わず、お互いに満足できない関係性です。我慢しながら付き合うことになるので、最悪体調を崩さないよう注意が必要な相手です。