足キス?床ドンって!?映画化する「娚の一生(おとこのいっしょう)」ってどんなマンガ?

足キス?床ドンって!?映画化する「娚の一生(おとこのいっしょう)」ってどんなマンガ?

「娚の一生」というマンガ、知っていますか?
映画化されて来年公開されますね!
マンガも結構な人気のようで、
内容知らなくても名前ぐらいは聞いたことある人が多いんじゃないでしょうか。

「娚の一生」試し読み→ソク読み「娚の一生」
映画公式サイト→映画「娚の一生」

このマンガ累計150万部の売り上げを記録したそうで。
多くの女性に支持される理由、知りたくないですか?
30代独身、恋に人生に悩める女性のあなたなら、グッとくるものがあるはずです。

【主人公:堂薗つぐみとは】

・東京の大手電機メーカー「四つ葉電気」の原子力事業部プロジェクト管理課長。発電所建設などの仕事に携わる。30代半ば、独身。
・仕事一筋に生きてきたが、大きなプロジェクトに関わる気力も体力もなくなり、初めて取った長期休暇を気兼ねなく過ごすために祖母の家へ身を寄せた後、在宅勤務に切り替える。
・かつて妻子のある人と付き合っていた時期があったが、その当時の恋人から「君と結婚はできない」と言われた過去があり、恋愛には後ろ向きな傾向が強く海江田からもそのことを指摘された。

【引用】 娚の一生―WIKipedia

デキ女で巨乳で美人なのに、
このつぐみという女性がなんか見ててイライラするんですよねえ・・・
筆者自身がこのマンガにそこまでハマれなかったのはこの、
つぐみの「女」感。
とにかくぐちゃぐちゃ考えるんですよね。
4巻でつぐみが友達の秋本さんの不倫現場を目撃する場面があるんですが、

安易に わかるぜ!的な同意をする必要ないですが、、、状況は違えどキミも不倫に疲れて田舎に移ってきたんじゃ…?とツッコミたくなりますが。こういう時の優等生っぽさや、“女”っぽい感じが、つぐみらしくてなんだか疲れるな。なんていうか、男には甘くて女に手厳しい感じがするんですよね。。。
【引用】 娚の一生4巻 結婚 「マンガがあってよかった。」

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という感じ。
別にいいじゃんどうでも!人の事でお前の事じゃねーんだから!
お前自分の事顧みろよ!
って言いたくなるような・・・
なんていうかこういう、めんどくさい人なんです。

【海江田醇とは?】

・東京の女子大学で哲学の講師をしていた。51歳→52歳。
・病気療養する友人の代理で角島大学で教鞭を取ることになり、十和の家が大学から新幹線で30分程度の距離なので離れに住むことにする。

【引用】 娚の一生―WIKipedia

十和、というのはつぐみの祖母ですね。
(つぐみが長期休養を取って住んでいるのがこの亡くなった十和の家。二人は同居している。)
海江田は昔十和の事が好きだったんですが、
事情があり思いは実らず。
50代なのでつぐみとは二回りくらい年が離れています。

大学教授で知的な雰囲気。
発言も大人でどこか飄々としていて人生を達観したかのような物言い。
叱る時には叱ってくれて褒めるときは褒めてくれる。
関西弁。

・・・とまあ大人でセクシーで女性のツボを押さえたような海江田なのですが、何故か独身。

一緒に暮らすうちに惹かれ合っていく二人ですが、
そこはつぐみがめんどくさいので読んでるこっちがイライラさせられることもしばしば。

「知るかえ/「幸福論」はぼくは専門外や/それとも何?あてもない空手形振ってほしいんか/「一生幸せにするよ」とかなんとか/ま タダやから言うたってもええけど」

ぐずぐずと結婚、恋愛に踏み込めないつぐみに対して言い放った言葉がこれ。
こんなこと言い放った後にギューしてチューですからね。
惚れるわそりゃ・・・

【みどころ】

働き盛りの女子にとって、西炯子『娚の一生』を読むことは、リアルとファンタジーの両極を高速で往復することなのではないでしょうか。
【引用】 労働系女子マンガ論!第4回 『娚の一生』西炯子〜超エリートの女・堂薗つぐみはいかにして「娚(おとこ)」となりしか(前編) タバブックス

リアル、というのはつぐみの現状ですね。
30代、キャリア、結婚してない、というつぐみの現状。
女性の社会進出が進んできた今、
こういう女性って今結構多いんではないか?と思います。

もう一つのリアルはつぐみのめんどくささ

学歴なり美貌なり、ハタから見ると「イイもん持ってるな」と思うような人なのに「いやいやわたしなんか」と言いながら、全力で後ずさりしていく女。もっと素敵な人と素敵な恋愛ができるハズなのに「いやいやわたしなんか」と言いながら不毛な恋愛ばかりしている女。誰と(何と)くらべて「わたしなんか」なのか、よく分からないところも特徴のひとつ。幻想のイイ女と自分をくらべて落ち込む、独り相撲状態。
【引用】 労働系女子マンガ論! 第4回 『娚の一生』西炯子〜超エリートの女・堂薗つぐみはいかにして「娚(おとこ)」となりしか(前編) タバブックス

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散々めんどくさいめんどくさいと書きましたが、
あるいは誰でもこういう面を少しは持っているからこそ、
同族嫌悪的な嫌い方をしてしまうのかもしれませんね。

で、ファンタジーとは何かというと、
海江田醇という存在です。

前ページで書きましたが「何で結婚してないの?」と言いたくなるようなハイスペック男性です。
まあその「結婚してない」という部分もファンタジーの一部ではあるんですが。
こんな男性に愛されたい、でも現実にこんな男性はいない!
という意味でのファンタジーですね。
辛い・・・

【おわりに】
映画は2015年2月14日公開だそうです。

昔姉が借りてきたマンガをちょろっと読ませてもらったことがあり、
とにかく大人の恋愛!感が、
なんかこいつらめんどくせえな・・・
と思わせました(笑)

映画では榮倉奈々がつぐみ役をやるそうで、
ちょっと若すぎんじゃねえか、とは思ったんですけど
豊川悦司の海江田がちょっと気になる・・・
見に行こうか行くまいか揺れる日々です。

「足キス」「床ドン」の意味はマンガを読んでくれればすぐ分かります。
盛大な萌えポイントなのでぜひぜひ。