【芦屋道顕】影の支配者(2)傀儡を操る黒幕が小物なら、さらに隠れた「本尊」が【現代の呪2】(ページ3)

影の支配者(2)傀儡を操る黒幕が小物なら、さらに隠れた「本尊」が

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(1)では、表に出ている人物は悪人であっても、その影に潜む真の支配者の傀儡であり、一般市民からの攻撃を真の支配者の代わりにその身に引き受ける「弾除け」であると話した。

■カルトや企業の事件で「教祖」や「社長」の「黒幕がいる」は信じられるが

【芦屋道顕】影の支配者(2)傀儡を操る黒幕が小物なら、さらに隠れた「本尊」が【現代の呪2】

国家レベルで政治や経済を動かすほどの立場の人間や組織が傀儡で、黒幕がいるといえばやはりオカルト的な陰謀論というイメージで受け取られがちじゃな。

しかし、例えばカルト教団や会社が起こした事件ではまず当然に「教祖」「社長」が非難される。顔も名前も知られているから標的となり、ありとあらゆる過去が暴かれ、人格が否定されてゆく。しかし、彼らが「実はお飾り」だと分かることがある。

「カルト教団●●の黒幕は◯◯◯◯という男。教祖は黒幕の愛人で、単なる客寄せパンダ」

「△△社は出資元の××××の指示通り。社長は雇われ社長で取り替えがきくスケープゴート」

などという話が表に出れば納得してしまうものではあるまいか。そして、そのような「黒幕」がいると話題に何度も登るときは、それは事実やもしれぬのじゃ。

※ただし本物の黒幕を隠すために、その黒幕が意図的に別のそれらしき誰かを黒幕だとの噂を流していたり、あえてフェイクニュースと否定される体裁で自身の名を出すなどの裏工作やもしれぬゆえ、昨今は本当に油断ならぬが。

■「本当に悪いのはこっちだ」と示された黒幕が「大したことがない」ほど、さらなる裏が

そうして、表に何らかの責任を負う立場にいる誰かの「黒幕」が示されたときに、最初は誰もがその黒幕がいかなる悪の存在なのか組織なのか、どのように秘密の悪事を働いているのかと好奇心を持ってそのニュースの続報を待ち、自身でも調べてみたりする。

ところが、非常にありがちなのが「幽霊の正体見たり枯れ尾花」「案ずるより産むが易し」が如く(ニュアンスが異なるが、他に良い諺を知らぬのじゃ)「あの事件の黒幕と言われた●●●グループって、確かに怪しいけどやってることはたかが知れている」「あの●●●グループの知り合いいるけど、普通の人だよ」との結論に至ってしまうことじゃ。

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その黒幕的な存在について軽く調べれば分かることで判断してしまえば真相には辿り着けぬ。実際に知り合いがいても、その知り合いはその団体の表の顔しか知らないことも多い。

あるいは、その知り合いが実はある秘密組織の幹部だったとしても、そんなことを自ら吹聴するはずもない。

「自分にはすごいバックがいる」などと吹聴する輩は小物であるのは常識であるな。己の属する組織が、世の中に知られては困ることをやっていると本当に知っている者は、それをひた隠しにするものじゃ。

しかし、ひた隠しにしてもあまりにも現実的に不利益を被る人々が多くなれば、隠し続けることも難しくなる。現実社会ではあらゆる姑息な手段で隠しおおせても、霊的な存在はそれをいつまでもは許さぬ。具体的な名前や事件名などは出せぬが、世の中全体でこれまでとは異なる流れが起きているのは確かじゃな。

続く。

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