【芦屋道顕】この世の境界(1)都会に増えた魔界の入り口の見分け方【現代の呪2】(ページ3)

この世の境界(1)都会に増えた魔界の入り口の見分け方

昨今、洋の東西を問わず占いでも世の中の変動が多い時期と聞くが、それゆえか痛ましい事件事故が増えておるようじゃな。

近年はこの世とあの世の境界にある緩衝地帯『幽界』が消滅しつつある。ゆえに、幽界の下層に行くほど波動が低く生者に悪影響をもたらす魔物が、緩衝地帯を経ずして直接こちらの世界にやってくることも多くなったのじゃ。

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都会に『魔界の入り口』が増えている

かつては魔界の入り口と言えば、田舎の山の中の分かれ道や神社の裏、古戦場や刑場跡地、廃墟、古くからある墓地の周辺などが主だった。

【芦屋道顕】この世の境界(1)都会に増えた魔界の入り口の見分け方【現代の呪2】

一般人がおいそれとは近づかず、近づいても禍々しい空気が霊感などなくとも感じ取れるほどであるがゆえに、誰も長いはせず悲劇も新たには起きなかったのであるが……。

しかし、幽界が消滅しつつある昨今、これまでならば生者の気に満ちていて魔界の入り口が現れようもなかった場所に、いつの間にやら生気の空洞ができ、魔界の入り口が開き始めたようじゃな。

魔界の入り口は出口でもあり、肉体という実体を持たない魔物達が這い出し、周辺にいる生者のエネルギーを喰い、魂を取り込もうとする。また、生者であってもその波動が低い者がたまたまそこにいれば憑依し操ることもある。

もし、おぬしの通勤通学や日々の買い物のルートに魔界の入り口があれば、おぬし自身の波動が低下しているときに事件事故に巻き込まれるやもしれず、そうでなくとも巡り合わせ次第では悲惨な現場に居合わせてしまう。

霊感などなくとも、予めある程度はそのような場所を見分ける方法があるゆえ、特徴を挙げておくぞよ。

■都会にある『魔界の入り口』の特徴

古くから曰く付きの場所は除き、昨今「新たに現れた」と思われる場所の特徴じゃ。入り口、というてもマンホール程度の小さな穴ではなく、ある交差点を中心とした半径30kmなど、比較的広い範囲で現れていることが多い。

そのエリアに足を踏み入れると、敏感な人であれば「なんとなく『気』が淀んでいる」「人が殺伐としている」と感じるやもしれぬ。

過去12年以内に2度以上、半径30km圏内で残虐事件や事故が起きている場所

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被害者が一人の交通事故や不慮の事故、自殺などがあった地点も良からぬ場所ではある。しかし、そのような場所と、人の死に至らぬ交通事故が多発する場所は、霊的な原因を疑うよりも、例えば見通しが悪い、地形が悪い、人目がないなどの地形や構造上の問題があり、現実的な解決策を講じればそれで済むものも多かろう。

また、学校や会社、マンションなど多数でも特定の人々を狙った犯罪や、同じような環境にいて縁の深い人々が遭う事件事故は、場所に何かあるというよりも、そこにいる人々の集合的な運命、因果によるものの可能性が高い。

しかし、具体的な事件や事故の名前は挙げられぬが、通りすがりの人々が複数名、大人数巻き添えとなり死者が出る場所は魔界の入り口やもしれず、一度犠牲者が出たならば、その同じ場所や近い場所でまた、悲劇が繰り返される可能性がある。

痴漢や変質者、一方的に怒鳴りつけてくるキチガ◯などが何度も出没する駅

魔界の入り口は、実は「駅」にもできやすい。過疎化した田舎の駅などにはほとんど現れぬ。しかし、都会で日々大勢の人々が行き交う駅には現れやすい。特に、複数の路線が乗り入れていて、しかし乗り換えの導線が悪く人が迷いやすい駅では、人間と同じように魔物も迷い、行き場をなくして居着いてしまう。

また、意外に思うであろうが、肉体を持たぬ魔物でも、行きたい場所に瞬時に移動できるわけではなく、遠距離を移動するためには、動物や人に憑依する。もちろん、人を選ぶときには魔物と等しく低い波動の相手を選ぶゆえ、魔物が憑かずとも他者に害をなす輩もおるが、魔物が憑くとますます「我を失い」あらぬ行動に出るのじゃな。

とはいえ、いくら危険人物が出没するとはいえ、ターミナル駅を避けるのは難しい。過去にも紹介している霊的防御は行いつつ、

芦屋道顕の過去記事一覧

現実的な対処……危険を感じたらすぐに逃げる、駅員や鉄道警察がいれば助けを求めることじゃな。

売上以外の負の要因で、短期間でテナントが入れ替わり定着しない店

常にテナントが入れ替わり定着しない場所がある。流行に乗って飲食店やアパレルショップを開いたら、閑古鳥で撤退、なども良いことではないが、それは不景気続きの昨今はよくある話。

しかし、中には「そこに店を出すと店主が重病になり商売をやめざるおえなくなった」「店主やその家族がそこに店を出してから死亡した(自殺、病気、事件事故などで)」「車が突っ込んで店が破壊された」「食中毒で死者が出た」「店主が失踪した」などの負の要因で店がなくなることが2度以上続いている場合、そこは魔界の入り口であるのみならず「ヌシ」となる魔物がいて、そこでの人間の営みを拒んでいるのやもしれぬ。

そして、これは余談であるが、そのようなテナントの跡地でも、店の種類や店主次第では定着することもある。そこのヌシが気に入る、魔物に近しい人間が魔物が喜ぶ商売をする場合、居つけることもある。具体的な商売の種類は言えぬが、アングラな商売が主じゃ。

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