遠距離恋愛(1)始まりのときに彼の本音はだいたい分かる
3月は進学や転勤や転職に伴う「引っ越し」が多い時期だ。それまで地元でいつでも会えたり同じ会社の部署で毎日会えた彼と、物理的な距離が開いてしまうのは、お互いに辛いことだとは思う。
だけど、女性と男性の気持ちはよほど関係が親密になっているときですら温度差はある。
特に遠距離恋愛になるときの「物理的に、2人でいられた場所から離れる」決断をしたのが男性側だった場合は、残酷なことを言うけれど、その時点で彼はある程度、2人の未来に結論を出しているものだ。
■その後も付き合う・結婚を考えている場合
彼が、交際中の女性との将来……端的に言えば結婚を考えている場合は勤務先が変わるなどで距離が離れる前に、彼女に「着いてきて欲しい」または「待っていて欲しい」ときちんと意思表示をする。
彼女が、今の居場所を離れられない場合はこんなふうに言う。
「2年間、福岡勤務になった。でも君は東京で正社員だし、足の悪いお母さんと二人暮らしだから、なかなか離れられないよね?
だから、無理に来てくれとは言えない。だけど、月1になるけど必ず会いに来るから、2年だけ待ってほしい。東京に戻ったら結婚しよう。
あと、福岡はとにかくメシが安くて美味いんだ。連休には君のほうからも、福岡においでよ。タクシー一日借り切って観光もできるから、もし良かったらお母さんも一緒に。俺には義理のお母さんになるんだから、今から点数稼いでおくよ」