■もう一度…再婚活
今、再婚活という言葉が注目されつつあります。
再婚活とは、結婚していたけれど死別や離婚で一人身になり、再婚を目指す方々が婚活し始めることを指します。
なので、その年齢層は少し高め。
お互い、過去の人がいるからこそ、普通の婚活とはちょっと違うものになるでしょう。
価値観が合わずに離婚した方なら、次に出会う人には慎重になりますし…
最高の伴侶を死別で亡くした方なら、次に出会う人には昔の大事な人の面影を追ってしまうかもしれません。
再婚活について、どのように進めていけばいいのでしょうか?
■昔は昔、今は今
結婚したとき、あなたの中で何かしらの時が止まっていると考えてください。
たとえば、最高の夫(妻)はあの人しかいない…と思っていれば、当然新しい結婚相手が見つかるはずもありません。
その人を超える人間、もしくは同じ人間はいません。
新しい人に出会う、ということを念頭に置いておいてください。
また、離婚してバツイチの方の場合、前の人が最低だったから次の相手のハードルが下がっている、とも言えません。
離婚原因が本当に相手にあるのかどうかを、完全に客観的に見れているかどうかをまずは考えてみてください。
婚活において、客観的に自分を評価することはとても大事です。
相手の悪いところばかりに目がいって、自分は悪くない!と断言してしまう人は黄色信号です。
自分は悪くないと断言できる人は、自分の短所に気付いていないことが間々あります。
なぜ、そういった結果になってしまったのか、きちんと分析できてこそ、次に出会う相手に対してきちんと理由を説明ができるようになるのです。
婚活の場で会うからには、離婚理由を話さなければならないときがくるでしょう。
そのときに、相手を悪く言うばかりでは、あなたの印象が悪くなってしまいますよ。
■若々しい気持ちを忘れずに!
お互い、新しい人生を歩む分岐点にきています。
「もう年も年だから、贅沢言ってられない…」など暗い気持ちで参加していては、表情も曇ってしまいますよ。
これから出会う相手と楽しく過ごしたいなら、笑顔で応対しましょう!
はじめましての挨拶をしてから、二人の未来を明るく想像できる人の方がきっと相手からも好印象を受けられるでしょう。
服装も所帯染みたものから、少しお洒落して、婚活を楽しみましょう。
再婚活には再婚活の楽しみがあります。
人生で素敵な人に2人も出会えるなんて、幸せなことです。
新しい相手との出会いに希望を持って、結婚相談所に登録してみたり…。
お見合いパーティーに参加してみましょう。
■ちょっとだけ?蛇足
熟年婚活で出会う人は何も、離婚歴や配偶者と死別した方だけではありません。
全体の1割は初婚の方も含まれます。
この1割の方々はお互いに初婚の相手を求めているのでしょうか?
それとも、素敵な方であれば誰であろうとも構わないと思って参加していらっしゃるのでしょうか?
もし、初婚同士で…と考えているのであれば、その確率はとても低いということをお忘れなく。
同じ年代で結婚歴がない独身の方は、1割しかいないのです。
その1割の中で更に素敵な方を探すとなると、その倍率はとても高いでしょう。
同じ年代ではなく、もっと若い子を…と考えているのであれば、読みが甘いとしかいいようがありません。
若い子はもっと幅広い中から素敵な人を探せるのですから。
これは、再婚活や熟年婚活だけにいえる話ではありません。
結婚相手にあれもこれもと条件を付け加えていけば、その分だけふるいにかけられ落ちていく相手がいるのです。
異性は無尽蔵にいるわけではありませんから、自分が好ましい条件の方がどれだけいるのか、その条件の方に自分が好ましいと思ってもらえるかどうか、この確率はとても低いことになります。
望みを高く持つことは悪くありません。
ただ、その望みに縛られ、良い相手も厳しくふるい落としていけば…
将来を考え、自分が妥協できる点と譲れない点を見極めておくことが大事ではないかなと思います。
それでは、素敵な婚活ライフを送って、幸せな未来を掴んでください。