【辛口オネエ】2月前半の世の中:目覚めた人々の革命前夜(ページ2)

だけど、現在の支配者側だって当然、ただ倒されるままになるわけがない。革命運動が本格化する前に対策は打つ。打てなくなる時は来るけど、でもその前に王権を維持する施策に加えて、万が一の時の逃げ道もあれこれ画策するわけね。

この2月から3月の春分まではずっとそういう期間になるとは思うけど、特にこの2月前半、5日から14日までは支配者側がグラついてる権力を盤石にするために能動的に動き出しそうね。支配者側だから、民衆にあれこれ口を出すのは今まで通りだけど、さすがに不満が鬱積してるのを感じ取って何をするかというと……。支配権を今一度強めるための懐柔策か買収策か、はたまた防衛戦のための兵に「金を出す」ようなことをするんじゃないかと。

特に2-5日のあたりは味方同士でも意見が割れたり、それが原因で支配者側と革命側のメンツのシャッフルも起きるかもしれないわ。支配者と限らずだけど「すでに長い間、なんらかの権力や利益を確保」している集団が、それを保持するために定めてるルールや方針に異論を唱えて出て行く人がいるかもしれない。逆に、それまでは革命側だったけどこの時期にきて「戦い続けるのには疲れた。もう、奴隷でいい」または「やっぱり帝国軍が勝つだろう。それなら帝国軍に入ろう」と考えが変わる人もゼロじゃない。

とはいえ大多数の人は冷徹に勝算や自分の戦闘力や体力を見極めてどちらかに付くなんてできなくて「どっちを、何を信じていいか分からない」って迷うと思うのよ。で、10日過ぎる頃には「勝ち負けも利益もどうでもいい。好きなほうにする」って、理性や論理的思考よりも「心の命ずるまま」に動くことになるんじゃないかと。