人はさまざまな顔を持っています。あなたが見えているあの人は、ほんの一部。今回は、あの人が恋愛で見せる表の顔と裏の顔について、九星別に見ていきましょう。
一白水星
社交的で人当たりがよく、そのときどきの状況に応じて行動し、落ち着いて物事に対応できる一白水星のあの人。たくさんの人から好感を抱かれやすいでしょう。どんな環境にどんな人といてもすっと溶け込むことができる柔軟性の持ち主です。その柔軟性や協調性は突出しているといえるでしょう。
そんな一白水星のあの人が恋愛面で見せる表の顔は、意外と情熱的。「この人が好き」と思ったとたんに恋にのめりこんでいくでしょう。普段のあの人からは想像できないような言動をお目の当たりにするかもしれません。ただ、一緒にいてくつろげる人と静かに過ごしていきたいという価値観の持ち主なので、恋のアプローチは熱くても、求めている関係は平和そのものだったりします。
一白水星のあの人の場合、そんな穏やかな恋愛を望みながら、逆の方向に行きがちな傾向があります。問題を抱えている人に同情して、同情が愛情に変わりやすかったり、一生懸命な相手の熱意にほだされて断り切れずに関係を持ってしまうこともあるかもしれません。また、誰かに甘えたい、頼りたいという気持ちはあっても、気がつくと恋人に思い切り頼られていて、自分からは言い出せないなんてこともありそう。そんなふうに相談することができないと、ストレスがたまってしまいます。気がついたときには爆発寸前だったなんていうことも……。一白水星のあの人は、ストレスをためずに適度な息抜きが必要です。人とのつながりが強いほど、本来の能力が発揮できるタイプです。あなたからの感謝の言葉や気づかいがあの人の生きる力になります。
二黒土星
二黒土星のあの人は堅実で真面目です。大人しい印象ですが、やさしくて穏やかな人柄が長所。損得勘定や打算、自分勝手な行動ができなかったり、嘘がつけないので、周りからの信頼を集めているでしょう。お世話になる人や、あの人のやさしさに救われた人も多いはず。
そんな二黒土星のあの人が恋愛面で見せる表の顔は、かなり純情なもの。あの人は自分をアピールすることが苦手です。根が真面目ですので、自分から相手にアプローチすることに対して「迷惑じゃないだろうか」「自分の勘違いだったらどうしよう」など、あれこれ考えてしまいます。基本的に自分から積極的にコミュニケーションをとるタイプではないので、せっかく好意を寄せてくれた相手から脈なしだと誤解されてしまうこともあるかもしれません。自分のことをあれこれ話したり、一緒に行動する機会が増えたりといったことでも、あの人にとっては大前進なのです。親切ですが、誰にでも心を開くタイプではないので、あの人の静かな好意を見逃さないようにしましょう。
また、二黒土星のあの人の恋愛における裏の顔は、一度決めたことに対して方向転換がなかなかできないところです。いったん好きになったら長く好きでいるので、簡単に心変わりすることはありません。ただ、思いこみが強いところがあるので、相手を信頼しすぎてしまうことがあります。好きな人の決断は常に正しいと思ってしまうことも。あの人が話しやすい雰囲気づくりを心がけたほうがいいでしょう。
三碧木星
好奇心が強く行動力あふれる三碧木星のあの人。新しいことや若々しさと縁が深い星回りの持ち主ですので、なにかと新しい挑戦をしていたり、人を導く機会が多いでしょう。なにかと目立つ存在でモテるタイプですので、あなたは気が気じゃないかもしれませんね。
そんな三碧木星のあの人が恋愛面で見せる表の顔は、とにかく積極的です。「この人が好きだ」と思ったら、すぐにアプローチをはじめるでしょう。好きな相手に熱いまなざしを向けたり、いろいろと話しかけたりして、その言動はわかりやすいといえます。とくにライバルがいたり、なんらかの試練があるような恋だと燃え上がります。でも、基本的に三碧木星のあの人と共通の趣味を持っている人と深い関係になりやすいです。相手を尊敬し、話が盛り上がり、一緒にいて楽しい時間を過ごすことが恋の喜びだと思っているでしょう。
また、三碧木星のあの人は自分に正直で、本心を隠すことができません。恋人に対しては心を開いている分だけ、特にその傾向が顕著です。たとえば、その日の気分次第で対応が変わったりすることもありますし、仕事などで問題があったときに恋人にあたるなんてこともあるかもしれません。いくら恋人が理解者であっても、何度も同じことが繰り返されると、さすがにうんざりしてしまうでしょう。三碧木星のあの人は同じ分だけ同じようにしあわせになりたいという恋愛観の持ち主ですので、恋人関係ゆえにあなたが振り回されたり困ることがあったら、きちんと話し合うようにすることが、ふたりがうまくいく秘訣です。
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