脂肪燃焼スープとはどんなスープのこと?脂肪燃焼スープの効果&レシピやダイエット法

脂肪燃焼スープとはどんなスープのこと?脂肪燃焼スープの効果&レシピやダイエット法

目次

脂肪燃焼スープとはどんなスープなのか知っていますか?ダイエットをしたことがある人は「脂肪燃焼スープダイエット」というダイエット法を、一度は耳にしたことがあるかもしれません。今回は脂肪燃焼スープについて、ダイエットのやり方や効果、脂肪燃焼スープのレシピなど紹介します。

脂肪燃焼スープとは?

脂肪燃焼スープとは?

脂肪燃焼スープとは野菜をたっぷり入れたダイエットにぴったりのスープのことです。
この脂肪燃焼スープを使ったダイエット方法を「脂肪燃焼スープダイエット」といいます。元々は医療関係の現場で実践されていたダイエット法で、外科手術を実施する前に、患者さんに短期間で痩せてもらうために考案されたプログラムです。

脂肪燃焼スープダイエットのやり方

脂肪燃焼スープダイエットのやり方

スープができたところで、ただこれを飲んでいれば痩せるのかと言うと違います。
細かなルールとスケジュールが組まれているため、そちらをチェックしてみましょう。

脂肪燃焼スープダイエットのルール

まずは、脂肪燃焼スープダイエットを始める前に、ルールを確認しておきましょう。

  1. 砂糖・人工甘味料摂取NG
  2. 開始24時間前のアルコール摂取NG
  3. 飲み物は水・果汁100%ジュース・お茶・ブラックコーヒーのみOK
  4. スープの量は厳守。(1日1皿以上)。特に、減らすことはしないように。
  5. 夕食前に必ずスープを1皿分以上飲む。
  6. スケジュールは守りましょう

以上がルールとなっています。
これらを守らないと、このダイエットでは効果が出ませんので、ご注意ください。

脂肪燃焼スープダイエットのスケジュール

続いて、脂肪燃焼スープダイエットのスケジュールをご紹介します。

*前述のルールに基づいて、毎日スープは摂取します。それ以外の注意点をご紹介します。

1日目:バナナ以外の果物のみ摂取OK
2日目:豆類・とうもろこし以外の野菜摂取OK
3日目:じゃがいも以外の野菜+果物
4日目:スキムミルク(無脂肪乳でも可)500ml+バナナ3本
5日目:肉または魚350~700g+トマト(6個まで)
6日目:じゃがいも以外の野菜+牛肉
7日目:野菜+玄米+100%果汁飲料

このように、結構細かくスケジュールが決まっています。
1週間のプログラムとなっていますので、この1週間は上記で挙げた料理以外は食べないように頑張りましょう。
(分量の書いていないものは、いくら食べても大丈夫です)

脂肪燃焼スープの効果は?

脂肪燃焼スープの効果は?

脂肪燃焼スープを飲んだり、脂肪燃焼スープダイエットを行うとどんな効果が期待できるのでしょうか?

便秘予防

普段野菜を取らない人でも脂肪燃焼スープは野菜がたっぶり入っていて食べやすく、毎日の食事に取り入れやすいです。食物繊維が豊富なので便秘予防効果が期待できます。

代謝が上がる

温かいスープを飲むことで体温が上がったり、スープを飲んで水分を摂取することで代謝アップ効果も期待できます。

野菜の栄養をしっかり取り込める

野菜は茹でると栄養が逃げてしまうものもありますが、スープならば野菜から逃げた栄養も体に取り込むことができます。野菜の栄養をしっかり摂ることができるので、普段きちんととれていなかった栄養もしっかり体内に取り込むことができ、その栄養ごとに健康や美容効果が期待できます。

よく噛んで満腹感を得られる

脂肪燃焼スープは多くの野菜が入っています。よく噛むことによって満腹感を得られて食事の量を減らせることも。

脂肪燃焼スープで痩せない原因&注意点

脂肪燃焼スープで痩せない原因&注意点

このプログラムを実施するにあたって、何点か注意点があります。

3日目までは、タンパク質を摂取しない

3日目までは、特に摂取できる食材が限られています。一番心身共に厳しい期間となりますが、この期間で体質を改善し、デトックスをしっかり行うので、頑張って乗り越えましょう。
ちなみに野菜類も、糖質の多いじゃがいもやカボチャといったものは避けてください。
(代用野菜で挙げているような野菜を摂取するのが〇)

肉は赤身中心のものを、しっかり食べる

5日目に肉を食べるようになっています。ここの肉は非常に重要なたんぱく源となりますので、しっかり食べましょう。ただし、バラ肉のような脂身の多い肉ではなく、もも肉やヒレ肉のような、赤身中心の肉を食べましょう。(魚でもOK)

一週間という期日を守る

短期で痩せるためのプログラムなので、この一週間はルールを守って、頑張りましょう。ただし、逆に一週間以上続けてしまうと、今度は栄養不足により体のバランスが崩れてしまうので、実行する期日は「一週間きっかり」を守りましょう。

脂肪燃焼スープのレシピ

脂肪燃焼スープのレシピ

それでは、脂肪燃焼スープダイエットの詳細をご紹介します。

脂肪燃焼スープのレシピ・材料

基本的には野菜のみで作られたスープですが、実は使用する野菜が決まっています。

*脂肪燃焼スープに使用する野菜と代用できる野菜

基本野菜 代用野菜
にんじん ほうれんそう
ピーマン パプリカ、モロヘイヤ、ブロッコリー
たまねぎ ニラ
キャベツ ブロッコリー
セロリ ほうれんそう、モロヘイヤ、シソ
トマト (代用不可)

もし基本野菜に苦手なものがあったり、代用野菜が余っていたりした場合は、代用野菜を使用してもOKですが、トマトだけは代用がきかないので、ご注意ください。
(トマト缶の使用はOK)

尚、どうしても代用野菜でも苦手なものがあれば、豆類ととうもろこし以外であれば、どの野菜でもOKです。

脂肪燃焼スープの材料

スープは水、コンソメの素、塩コショウが基本となります。
ただアレンジをすることはOKなので、たとえばカレー粉を使ってカレースープにしたり、味噌やキムチといった食材でアレンジすることもOKです。ただし、油の使用はNGになります。

脂肪燃焼スープの作り方

脂肪燃焼スープの作り方

作り方は至って簡単で、

    1. 野菜類を適当な大きさに切る。
    2. 具材をコンソメスープで煮込む(10分ほど)
    3. 具材が柔らかくなったら、塩コショウで味を調える。

という手順でできます。大量に作っておき、冷凍でストックしておくのがオススメです。
(2~3リットル分が目安)

脂肪燃焼スープダイエットするなら無理はしない

脂肪燃焼スープダイエットするなら無理はしない

脂肪燃焼スープダイエットを実践するときは、無理はしないようにしましょう。
人によっては、体調を崩してしまうことがありますので、その場合は潔く切り上げ、別の方法でのダイエットを試してみてください。

また、脂肪燃焼スープは毎日摂取するのですが、かなり味気なさを感じ、それがストレスになって、痩せにくくなってしまうことがあります。
その場合は、油さえ使わなければアレンジはOKなので、飲みやすい味付けに変えてみましょう。

まとめ

元々医療関係で用いられていたダイエット法だけあって、その効果は期待できるでしょう。
ですが、様々なルールや制約があるので、実行する前にきちんと確認し、しっかりと準備をしておく必要があります。

当たり前ですが、この脂肪燃焼スープダイエットを実行した後にドカ食いをしてしまうと、1週間の頑張りが無駄になってしまいますので、ご注意ください。