人生のテーマが分かる!ホロスコープの太陽の位置での生き方の違い3(ページ3)

<第8ハウスに太陽がある影響>

太陽が入っているハウスは、その人にとって人生のテーマとなる場所であり、自分が最も重きを置く場所、生き方や自分の価値観の根本基準になる場所です。8ハウスは先祖や親から譲り受けるもののハウスであり、このハウスに太陽がある人は、先祖や親から様々な才能や遺産を受け継ぎ、それによって自分自身の人生が決定づけられる宿命を背負っています。

受け継いだものによって、自分の人生や生活が形成され、血縁や家系から逃れられないものになります。(ちなみにこの家系は、結婚相手の家系や、一般に見れば家族にあたるくらい親密な他者との関係性である可能性もあります。)
遺産に関しては幸運に恵まれ、親や先祖から、様々な形で遺産を受け継ぐ後継者であり、またその受け継いだものを重要視し生かそうとします。受け継いだものを人生における最重要要素だと考えています。そこにプライドがあるのです。長く続いた名家の長子などがピッタリのタイプですね。先ほども触れましたが、そのプライドが、対抗ハウスの2ハウスに天体が入った場合に他の家に対する対抗意識として出てしまうことがあります。

太陽のあるハウスは、その人が何によって自分の価値を形成するか、どんな自分に価値を置いているかという部分を見るための要素となります。
第8ハウスに太陽が入っている人は、家系、家のために尽くすこと、家系のために貢献することや自分の行動によって家を盛り立てることが存在意義になっています。家系そのものだったり、単純に親だったりと「家」の規模はまちまちですが、いくつになっても親や親族からの評価、どれだけ近親に誉められるか、家のために尽くしているかを気にします。

この人にとっては、家系の中での評価を高めることが生き甲斐なのです。他人にも由緒ある血筋を求める傾向があり、権力志向・血統意識が強い人です。

次回は、第9ハウス以降に太陽がある場合について見ていきましょう。