【ホロスコープ講座】2ハウスと3ハウスに太陽がある影響(ページ2)

<第2ハウスの意味>

第2ハウスは「自己の所有物」のハウスです。対極にある第8ハウスが「親から受け継ぐもの」のハウスであることに対し、このハウスは自分自身で得る財になります。金銭、収入、物を買うこと、コレクション、所有物、自分にとって価値のあるもの。恋人をアクセサリーのように考えステータスとして見る人はここが恋愛模様を示すこともあるでしょう。
2ハウスに土星以外の星があると金銭には恵まれますが、手元に残る財を築けるかは他の星との関係性次第です。また冥王星などは、極端に金銭面に興味のない人物像として影響が出ることもあります。
2ハウスの星が火星や天王星などの激しい星と90度や180度などのハードアスペクトを取ると、金銭の出入りの激しい人になります。

<第2ハウスの太陽>

太陽が第2ハウスに入っていると、その人にとっての人生のテーマが2ハウスの司る領域になるということです。ですから2ハウスに太陽があると、その人は物質的な豊かさ、豊かな生活が人生のなかで特に重要なものになります。自分にとって価値のあるものを得ることが社会的成功であり人生の目標になりますから、それらが得られない経済的不安の中にあると生きている価値がないと思ってしまう傾向にあります。自分にとって価値あるものへの執着が強いのでコレクターなどになりやすいでしょう。