ここが変だよ「男心」!女性にはわからない男性心理③

ここが変だよ「男心」!女性にはわからない男性心理③

ここ近年は心理学ブームもあって、男女の心理をテーマにした書籍をはじめ、各種メディアで取りあげられ、男女の心理傾向についてお互いを知る機会が多くなりました。

とは言うものの、やはり男女間のケンカは尽きません。きっかけを聞くといつの時代も同じテーマが。女性は「私の話を聞いてくれない」男性は「話は長いし、何を言いたいのかわからない」など、挙げるとキリがありません。

女性からしてみたら理解できない男性心理。一見男性が身勝手にも見えますが、実は女性の心を「乙女心」というように、男性にも「男心」があります。しかし、女性からするとそれが理解に苦しむ訳です。

今回は男性と女性の考え方の違いをシチュエーションごとに比較し、両者の考え方の違いから、今後お互いを理解するためのコツをお伝えします。二人の仲をより充実させるための一助にしてください。

◯ケース1 男性は、女性の「大丈夫」の意味を理解していない!

◯ケース1 男性は、女性の「大丈夫」の意味を理解していない!
二人で出かけている時、女性の雰囲気を察した男性が「どうかした?」と声をかけ、女性が「大丈夫、何でもないよ」というと、男性も「ああ、そう」と言ってその場が終わってしまう。なんてことありませんか?

本当に大丈夫だったのかもしれませんが、大体そういう時は、女性の方は大丈夫ではありません。たまたま二人で会う前に、嫌な出来事があってそれをひきずっていたり、男性の至らなさにイライラしていたりします。ですが、それでデートを台無しにしたくないので、女性側は必死で隠そうとします。

しかし、大抵の男性は女性のそういう変化に気づきませんし、女性の「大丈夫」の言葉に安心し、デートに戻ります。もちろん気にかけてないわけではありませんが「彼女も何かあったら言うでしょ」くらいの感覚です。

ワンポイントアドバイス① 「適当なところで一旦ティーブレイクを」

◯ケース1 男性は、女性の「大丈夫」の意味を理解していない!-2
これは男性にもよります。女性の異変を察知してくれる男性もいれば、気づくことなく何事もなくいる男性もいて、まちまちなところがあります。

もしどうしても気分が落ち着かなくなったら、適当な場所でお茶に誘って気分を一新するのが良いでしょう。また、その時に男性への不満を漏らしてもいいかもしれません。一度仕切り直して、気分を切り替えることが大事です。

◯ケース2 男性は、女性の「どっちがいい?」の意味を理解していない!

◯ケース2 男性は、女性の「どっちがいい?」の意味を理解していない!
二人で買い物に出かけている時にたまたま気に入った洋服があり、女性は男性に「どっちがいい?」と男性に選んでもらうそぶりをしながらも、結果的に自分が決めたものを選択して、男性が不機嫌になる、なんてこと経験したことありませんか?

女性はこういう時、すでに答えは決まっています。ですが男性とコミュニケーションをとりたいため、会話のきっかけとして相手に質問します。

一方男性は、女性の投げかけられた質問に真剣に答えようとします。女性が本気で迷っていると思っている、選択権を委ねていると考えるので、自分が選んだことによって相手が満足してくれるよう、ちゃんとした理由もつけて女性に返答しますが、女性はすでに答えが決まっているため、男性の答えに反したことを言うとあまり良く思わないわけです。男性側からするとせっかくのアドバイスを台無しにされ「最初から聞くなよ」ということになります。

ワンポイントアドバイス②「何回かに一回は男性の意見に従う」

◯ケース2 男性は、女性の「どっちがいい?」の意味を理解していない!-2
もし、毎回自分の意見を優先していたら、何回かに一回は、男性の意見を尊重してみましょう。男性はとにかく褒められるのに弱いので、意見を取り入れてくれれば男性も喜び、女性との会話を楽しんでくれます。

◯ケース3 男性は、女性の「どこでもいい」の意味を理解していない!

◯ケース3 男性は、女性の「どこでもいい」の意味を理解していない!

二人で食事に行く時「どこがいい?」という男性の問いに、女性は「どこでもいい」と言います。
そうすると男性は素直に受け入れ、男性の好きなラーメン屋だったり、女性の好みでないお店に連れて行かれ不機嫌になり、結果的に男性と嫌なムードになる、なんてことを経験したことはないですか?

こういう時、男性は女性の言葉を杓子定規に受け止めます。「あ、本当になんでもいいんだ。なら以前から食べたかったあそこのお店行くか」くらいで、その先の真意が分かりません。もちろん男性も女性と一緒というシチュエーションを無視しているわけではありません。が、男性は女性が考えるのを放棄したとみなすので、その点では気遣いは減るかもしれません。

一方女性は、こういう時は「どこでもいい」のセリフの前に「私の好みなら」という前置きがあります。また、せっかくのデートにあった準備をしているので、その雰囲気に見合ったところという隠れた条件があります。女性は間接表現なので「ここが行きたい」と直接言うのをためらい、それを連想させる会話を事前にしておき、相手にそちらを選ばせるように仕向けます。

ワンポイントアドバイス③「お店は事前にピックアップしておく」

◯ケース3 男性は、女性の「どこでもいい」の意味を理解していない!-2
まず、女性の「どこでもいい」という発言から、ここまで推し量ることができる男性はあまりいないことを認識しましょう。女性に慣れている男性ならともかく、普通に生活してきた男性には、そこまで女性の心理を推し量ることはできません。

とは言え、女性も好みがあるでしょうから、男性が手をこまねくことを見越して、デートの場所に合わせて、女性側も滑り止めの店をいくつかリストアップしておきましょう。それで男性側も勉強しますので、次回のデートではレベルアップした姿が期待できます。

いかがでしたか?男女は考え方一つとってもスタートラインが全然違います。基本的に男性は女性より、察知する能力が「鈍い」ということを理解しておかないと、何気ない言動でお互いにケンカになってしまいます。まずはお互いをよく知るところから始めることが、二人の仲を深めるコツかもしれません。