ホロスコープで分かる!最高の引っ越し運の時期の見極め(ページ2)

前回の「ホロスコープで分かる!物件探しや賃貸契約に最適な時期3」に引き続き、今回は具体的に不動産運を上げる星のはたらきについて見ていきます。

前回までにお話ししたように、今回、私が不動産運が良い星配置を利用することによって起こった幸運は、具体的にまとめると以下のようなものになります。

 

■不動産の好条件での契約ができる時期の星同士の関係

<セクスタイル(60度)>

水星と天王星…情報を司る水星とひらめきを司る天王星が好角度だったので、検索条件を変えてよい物件と巡り合うことができた。

水星と土星…情報を司る水星と不動産を司る土星が好角度だったので、良い不動産情報と出会えた。

土星と太陽…不動産を司る土星と社会生活を司る太陽が好角度だったため、不動産絡みの事象が社会生活に良い影響をもたらす運気です。

木星と太陽…非常に分かりやすい「幸運な時期」の代名詞の配置です。トラインに比べれば弱いですが、発展と財運に恵まれる時期です。ものの良いスタートが切れる時期で、財政的な援助も得られやすく、社会的地位の高い人からの支援が得られやすくなるので、結婚や良縁を得やすい時期になります。

実際、私が問い合せた物件の担当の不動産営業の方はその不動産店の次長さんでしたので、知識も多く自分の判断で何でも決めてくださる方で、おそらく別の不動産会社ではできなかったであろうオーナーさんとの交渉もしてくださいました。

<スクエア(90度)>

太陽と木星…木星と太陽のスクエアは悪い結果を生みません。新たなステージに向けての良いスタートが切れる配置です。また、仕事がらみの転居であれば社会性を司る太陽と木星が絡むことで社会がらみの良い影響がある。特に私の場合、キャリアを司る10室に太陽が入っているので、仕事に伴う転居についても良い影響を及ぼしたと言えます。

古典的な解釈としては、90度の角度はかなりタイトな場合よくないとしている場合もありますが、太陽と木星のスクエアは多忙になる暗示があるので凶意としてはその程度のように感じました。ただ、スクエアの場合は他の悪い角度が絡んでいないということも大切なのは確かでしょう。

太陽と木星のスクエアの場合、出生の太陽から反時計回りに90度の位置にある現行の木星の場合は、人生における新規の計画が成功する時だと言われています。将来への基盤作りに向く時期であり、住居や車などの購入に向いていると言われています。

ただ、私の場合は出生の太陽から時計回りに90度の位置にある現行の木星という配置だったので、どちらかというと仕事における名誉運の上昇という意味が大きい配置のはずなのですが、上記のとおり出生の木星も現行の太陽と緩いセクスタイルを取っていたので、その影響が良かったこともあるのかもしれません。

 

<トライン(120度)>

土星と月…動かない財産、つまりは不動産は土星が司ります。(ただ、物件に伴う付加価値的なサービスを受けられるなどは金星の働きが絡んでくることもあります。)また、土星は定着を示す星でもあるので、長く借りることが前提の物件を探すには良い時期です。

借金やローンを組んでの借りる場合には、土星の配置が悪い時期(90度(スクエア)、180度(オポジション)の時期)は避けるべきと言われています。0度(コンジャンクション)は、他のスクエアやオポジションが絡んでいなければそれほど問題にはならないと言われています。
不動産を示す土星と帰る場所や安らげる場所を示す月が良い角度なので、落ち着ける環境を得るにはもってこいの時期です。

木星と月…ホロスコープでは、物の購入に良い時期は基本的には木星で占います。出生時の星に対し、現行の木星が良い配置の時期を見るわけですが、特に不動産については、安らぐ場所としての住居が月、住居の配置の良し悪しが仕事に関わる(要は在宅勤務以外の)人にとっての住居は太陽が司ります。木星と月が良い関係性にあるということは、住居に関する幸運期であるということになります。

月と金星…金星は金運の星なので、この星が住居を司る月と良い角度を取ることにより、住居がらみで金銭的な得をすることが多い時期だと言えます。

なお、180度のオポジションは目立った配置がありませんでした。

これらを見ると、太陽、月、土星、木星の配置が目立ちますが、これらはすべて、不動産売買や賃貸契約に向いている時期の惑星配置だと昔から言われているものになります。やっぱりホロスコープって統計学なんですね。先人の教えは正しいのだと、認識を新たにしました。

 

このように、不動産運が良いと言われている時期には様々なものがあります。
私も実際に体験してみなければわかりませんでしたが、やっぱりホロスコープはすごい!という気持ちでいますので、皆さんも是非自分にとっての不動産運の良い日を見極めて、引っ越しに生かしてくださいね。

最後に、引っ越しや不動産についての運勢を見る際にハウスなどを用いて見るやり方についてもご紹介しておきます。

 

■ハウスを用いた不動産運の見方について

★引っ越し運は基本的には3ハウスを見ます。遠方への引っ越し(単身赴任や結婚で他地域へ行く場合など)については9室に入っている惑星の状態を見ます。

★トランジットの木星や土星が4ハウスにある時は、不動産契約や引っ越しに向いた時期とされています。特に土星の配置が良い場合は行った先で定着しやすいでしょう。土星の4ハウス入りは、引っ越しや新居購入、新築、リフォームなど、住居絡みで生活基盤を固めるチャンスの時期にあたります。ただし、4ハウスの土星に対して太陽が吉角(60度、120度)以外の角度を取る場合は、あまり良くない時期とされます