なぜ「ひと夏の恋」は儚いの?夏に恋に落ちやすい理由と長続きさせるコツ3つ!

なぜ「ひと夏の恋」は儚いの?夏に恋に落ちやすい理由と長続きさせるコツ3つ!

恋の始まる季節によって、その恋に対するイメージは変わりますよね。
秋の恋なら、ちょっとしっとり。お互い中身に惹かれ合うような穏やかな恋。
冬の恋なら、寒い日に人恋しく、寄り添う様な暖かな恋。
春の恋なら、これから来る日々が楽しくて仕方ないという様な心弾む恋。
では、夏の恋は?

ひと夏の恋、なんて言葉もあるように夏の恋は熱しやすく冷めやすい。たとえるならば打ち上げ花火のようなものなのです。でも、どうしてそうなのでしょう。

せっかく恋が始まったのに、ひと夏で終わらせるなんて嫌ですよね。
今回は、夏の恋が始まりやすい理由と対処法、終わらせずに長く続けるコツをご紹介します。

 

■夏は気分が上がる

梅雨が終わって、窓の外に青い空と白い雲が広がるのを見て、気分が下がる人は少ないですよね。
日本の夏は、日照時間が長く19時頃まで明るい日も多いです。これによって、普段は日が沈んでから帰宅するような人でも太陽の光を浴びる事が出来るようになります。太陽の光を浴びると幸福ホルモンと呼ばれるセロトニン物質の量が安定しやすいので、他の季節に比べて気分が上がりやすいのです。

気分が上がっていると、いつもと違う場所に行ってみたくなったり、知らない人とも会話が盛り上がったりすることが多いですよね。
男女ともにその状況ですから「出会ってすぐに意気投合!」なんて事が増え、そのまま恋に発展しやすいのです。

こんな時、彼がどんな人か見分けられるのは気分の上がったあなたでは難しいでしょう。
仲のいい友人、出来ればちょっと辛口の友人に彼との出会いと会話の内容などを話し「大丈夫かな?」と聞いてみてください。友人だって夏ですが、人の事となるとちょっと冷静になれるもの。辛口なアドバイスも真摯に受け止めれば彼の人となりを見極める事が出来るでしょう。

気分が上がって始まった恋が必ずしも悪いものとは限りません。普段は人見知りで真面目な彼が、ちょっと気分が上がって素の自分を出している可能性もあります。付き合っていくうちにわかる彼の内面に惹かれていくのなら、あなたが彼に本気である事をしっかりと伝えましょう。彼の趣味に興味を持ったり、こまめに連絡を取ったりしながら「勢いだけじゃないよ」と伝えていきましょう。

 

■紫外線が男性ホルモンと女性ホルモンを増加させる

紫外線なんて、日焼けにソバカス、シワやたるみまで引き起こす女性の敵!なんて思っていませんか?確かにお肌にはあまり良くない紫外線ですが、実はメリットもあるんです。

身体の代謝を高めビタミンDの体内生産をするので、痩せやすく健康的な身体を作る事が出来ます。さらに、紫外線は男女共に、ホルモンを増加させるパワーもあるのです。

男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモンが増加するので紫外線を浴びることで性的な魅力がアップしたり、性欲が活発になったりします。そのため、いつもよりも異性への関心が高まるのでアプローチに積極的になったり、逆に誘いに乗りやすくなったりします。
夏にナンパが多いのもうなずけますよね。

ナンパでのお付き合いは、一般的に長続きはしにくいです。男女ともに性欲が活発になっている夏ですから、「勢いだけで」なんて事も少なくありません。ひと夏の恋と割り切るのならそれもいいのでしょうが、長続きする恋を手に入れたいのなら勢いに身を任せない方が良いでしょう。

出会ってすぐに身体の関係を持たず、できれば付き合うのもちょっと待つぐらいが理想です。それで離れていく彼ならば、すぐに関係を持ったとしても長くは続かないでしょう。
時間をかけて会う回数を増やしてから、お付き合いを始めます。そこまで待ってくれる彼なら、勢いだけではないでしょう。

 

■イベントが多い

夏の出会いの一つに、イベントがあります。花火やお祭りに野外フェスなど非日常の空間での出会いは恋に発展しやすいものです。普段とは違う雰囲気に押されて普段なら「ちょっといいかも」と思うような相手が「すっごく素敵」に見えるというマジックもよく耳にしますよね。おまけにイベントですから、努力しなくても会話は自然に盛り上がります。

周りが騒がしいので会話をするだけでも自然に距離が近づくため、親密度もアップするなんて効果もあり、普段と違う雰囲気に押されて積極的にアプローチできるようになったり、思わず流されて誘いを受けたりしやすくなります。

イベントで始まったお付き合いは、始まりが盛り上がりのピークでしょう。非日常な空間で始まったお付き合いは、いざ日常に持ってくると急激に冷めてしまう事があります。

それは女性に限った事ではないので、花火大会で見せたあなたの浴衣姿に魅かれた彼が、Tシャツにワイドパンツなんてラフな姿を見て「あれ?」と思うかもしれません。イベントは、非日常の空間である事をしっかり認識しながらお互いを見ると良いでしょう。

夏のイベントで知り合った場合、デートも夏イベントにいくことが多いのではないでしょうか。でも、そればかりではいつまでたっても彼の「日常」にはなれません。イベントにいったら次は映画やショッピングなどの普通のデートも織り交ぜて少しずつ彼の「日常」に入り込みましょう。

また、イベントは夏だけではありません。秋にもおまつりはありますし、冬になったらスノボなど、先の季節のイベントの予定を立てることで、彼と少し未来の話をしましょう。先の二人が想像出来れば、恋は長く続くかもしれません。

 


いかがだったでしょうか。

夏は、始まる恋も多いのですが、残念ながら終わる恋も多いものです。でも、せっかく素敵だなと思える人に出会えたのだから「ひと夏の恋」にしないで秋も冬も一緒にいたいですよね。

出会いとチャンスの多い夏。
あと一歩がんばって素敵な恋を手に入れましょう!