【芦屋道顕】憑依の可能性(2)無性に◯◯したくなったら要注意【現代の呪2】(ページ3)

懐いていたのが毛を逆立てて怒るようになり、噛み付くこともあるので分かりやすいぞよ。また、該当者がゼロであることを願うが、万が一これを読んでいるおぬしが、最近無性に廃墟や自殺の名所に行きたいと思うていたなら、難しいお経を唱えたり儀式をするよりも、まずは「出て行け!」と、自分の身の内にいる何やら分からない者に向かって、本気で怒鳴りつけることじゃ。

「出て行け!これは私の身体だ!」

【芦屋道顕】憑依の可能性(2)無性に◯◯したくなったら要注意【現代の呪2】

とな。悪霊や魑魅魍魎を怒らせる心配などせずともよい。人の身体を乗っ取ろうとする妖は、人間でいえば自分一人では何もできない弱虫じゃ。(本当に恐ろしい妖であれば、人の形を自ら作り出し自在に動き回る)

怒鳴りつけたのち、それまでどこかへ無性に行きたかった気持ちが失せていれば一件落着。しかし再憑依を防ぐためにも、それまでの生活や心の持ち方を見直し、粗塩をひと舐めしさらには紙に包んで持ち歩き、さらには最寄りの神社仏閣に参って加護を頼むと安心じゃぞ。

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