【辛口オネエ】前世自己診断(1)いくつもある前世と今世の可能性の関わり(ページ2)

キラキラの衣装で踊ってるセクシーな彼女が、「人が捨てたものを拾って売るのが夢」なんて有り得ないと、当時は今よりさらに未熟だったアタシだから、伝えるべきか迷ったわ。

ところが、いざ伝えてみたら「私、実はハンドメイド作品こっそり作ってて、これで稼ぎたいと思ってた」って。材料は古着屋で買ったりお友達やなんかにいらなくなったアクセサリーや壊れたパーツをもらってリメイクしてたり、あとは彼女の密かな楽しみが、海外旅行で住宅街散策して「ご自由にお持ちください」って家の前に置いてある箱から掘り出し物探したり、だったのね。

今でこそ、個人がいらなくなったものや自分で作ったものを簡単に売買する仕組みがたくさんあるけど、その人を占った頃はまだそれが個人レベルで商売として成り立つとは思えなかったのよ。で、結果的に彼女は夫に養われつつベリーダンスは趣味として楽しみながら、掘り出し物を修理したり古いアクセをリメイクしたりで稼げるようになったのね。

アタシは赤の他人だから、彼女が今世に影響してるその前世で、何が何でもリサイクル品でのハンドメイドをやりたかったかどうかは分からない。

でも、その前世での彼女は身分が低くて苦労の多い生活を送っている中でも、人には恵まれてたし貰い物運があったみたいだし、美的センスや器用さを授かってた。だから、たぶん当時、新品は買えなくても生活に必要なものや装飾品は周囲にもらえて、もらったままで満足せずにそこに手間暇かけた新たな作品に作り変えて、それが生き甲斐だったのよ。

【辛口オネエ】前世自己診断(1)いくつもある前世と今世の可能性の関わり

もし、今世に影響してる彼女の前世が、ぜんぶお金持ちで何不自由ない暮らしをしていたんだとしたら、現世ではふと思いつくくらいはしても、自分でパーツを集めてのハンドメイド、リメイクなんてきっとしてなかったと思うのね。ちょっと興味持っても、