大好きな彼氏から受けたプロポーズ。嬉しくて、すぐにOKしたけど、いざ結婚に向けて話が進んでくると『あれ?』と思ってしまい『結婚なんて止めたい!』って思う事があります。でももう親への挨拶も式場の契約も住んでいるんだから止められない。友達に話したらマリッジブルーだと笑われて、自分でもそうかな? なんて納得しちゃって違和感は見ないふり。
でも待って! 結婚前の違和感はしっかり解消しておかないとその後の人生に大きな影を落とすことになります。
今回は、結婚前に解消するべきコトをご紹介します。
■彼の家族も愛せる?
人は産まれた家の常識で育てられています。
家事は全てお母さんがやる家庭であれば家事は女の人がやるものだと思っていますし、大きな買い物はしないけれど楽しい暮らしを優先させる家庭と日々節約をして大きな買い物をする家庭では同じお給料でも使い方が変わります。
お嫁さんに対しても、『息子の嫁だから家族で当然』とどんどん踏み込んでくるのか、息子が新しく作っていく家庭の奥さんとしてちょっと距離を置かれるのか。
どちらが良いと言ったモノでもないので改善することも難しい。だからこそ打ち明けられずに胸のモヤモヤは残りますし、不満が解消されることも無いのです。
この先何十年とお付き合いの続く彼のご家族。
彼の大切な家族なのを理解したうえで、家族の事を彼に相談できますか?
■彼の友達関係は?
彼の友達関係は、貴女には見せない彼の性格をも表しています。
小学生から一緒だったという友達と大人になってもお付き合いがあるのなら、彼は長く付き合える魅力のある人ですし、色々なところに友人がいるのであれば社交的で顔の広い人なのでしょう。
また、女遊びが多そうな友達が多ければ彼も抵抗なく女性に声をかけるのかもしれませんし、今まで聞いたことの無い趣味の友達もいるかもしれません。
付き合い方も男同士でワイワイやるのが好きなのであれば、今後も彼だけで友達と遊びに行くことが多いでしょうから貴女は置いてきぼりになるかもしれませんし、それぞれの彼女の交えて楽しみたいのであれば、彼の友人を家に招いて家族ぐるみでのお付き合いも増えるかもしれません。
友人関係を制限することは難しいですが、あなたにとって過度の負担がかかるのであれば負担のかからないお付き合いを心がけていただきたいというのは当たり前の事です。
彼の友達関係、笑ってみている自信はありますか?
■彼の金銭感覚は?
付き合っているうちのデート費用は彼が全て持ってくれていて、気前のいい人だと思っていたけれどいざ結婚となったら全く貯金が無かったなんてビックリですよね。
よっぽど収入があれば別ですが、普段からお金を使っていれば貯金をすることは難しいです。
これまでは貴女に嫌われたくなくてちょっと無理をしていた可能性もありますが、元々毎月のお給料を全部使ってしまうことに抵抗の無い人かもしれません。
彼が将来のための貯金よりも今の楽しさを優先させる人であれば、節約を強要するとかなりのストレスになります。また、何にどれだけお金を使うかというのは人によって様々ですし、ここが限度というのも人によって違います。
彼の金銭感覚は、あなたの理解できる範囲ですか?
■結婚式を一緒に作り上げてくれる?
夢にまで見た結婚式も、いざ自分があげるとなるとかなり大変です。
ドレス選びに招待客の出欠確認、料理や引き出物を選んで、余興やスピーチも頼まなくてはいけません。『結婚式は女性の夢だから』なんて言葉を真に受けて、指輪を買ったら後は自分の挨拶ぐらいしか考えないのでは話になりません。
二人で行う最初の一大イベント。両家の親や親戚にご挨拶をする場でもあるのできちんと話し合って一緒に作り上げる事が出来ない彼は、今後も何かあると貴女に丸投げしてくるかもしれません。
あなたのお手伝いをするのではなく、二人の結婚式として作り上げてくれますか?
■不安にどう向き合う?
女性にとっても男性にとっても、結婚はこれまでとは違う責任が生じますし、面倒なしがらみも増えます。独身ならばたとえアラサーだって『親の作った家庭の子供』だったのに『自分の家庭』を作ることになるのですから不安なのも当然なのです。
でも、その不安を二人で解決しながら進むのが結婚ではないでしょうか。どちらかだけが我慢をするのではなく、お互いの譲れるところと譲れないところを考慮して日々を送り、相手の家族も自分の家族として付き合っていく。
お互いに不安も不満もあるでしょう。でも、それをため込んで感情的に表に出しては上手くいきません。何が不安でどうしてほしいのか、またそれは自分で出来る事なのか。きちんと向き合うことが出来るのは一緒に生活する上で一番大切な事です。
『病める時も健やかなる時も』彼と話し合うことは出来ますか?
いかがだったでしょうか。
結婚は、大好きな人と毎日一緒にいるだけではなく、支え合って暮らしていく『生活』です。別々に育ったのですから少しの違和感も無いようなスタートは無理ですが、ココだけは譲れないというのは守った方が良いでしょう。また、たとえ結婚式を翌日に控えていたとしても、どうしても彼とは無理だと思ったら止める勇気を持ちたいところです。
駄目だったら離婚すればいいなんて思わずに、本当に彼と生涯一緒にいたいのか、自分の気持ちにしっかりと向き合って幸せな人生を手に入れましょう!