職業運・男性運を傷つける「傷官運」のホロスコープの見方・分析方法

職業運・男性運を傷つける「傷官運」のホロスコープの見方・分析方法

前々回の「裏技!プロの占い師とアマチュアの差を埋める四柱推命×ホロスコープ」においては、傷官運にかかわりの深いホロスコープ上の星についてのお話と、四柱推命とホロスコープの合わせ技が占い方法としてどのような意味合いを持つのか、前回の「ホロスコープ上の「不幸を呼ぶ星」「自分でコントロールのきかない星」とは?」においては、マレフィック天体やトランスサタニアンについてお話していきました。

ここに書いている内容は、私自身がいろんな方の鑑定をする中で経験則的に得たことを、実際のチャートを見る中で帰納的に確信を得てお話ししている内容です。
もちろん個々の内容的には過去に多くの占術研究家の方々が導き出してきた集合知なので、私個人の説、というわけではありませんが、「四柱推命においてこの星まわりの時にはホロスコープはこういった星配置になりやすい」という部分は秘伝と言ってもいい部分です。

とはいえ、時間をかけて分析さえすれば誰にでもできることですから、皆さんもよかったら自分自身のチャートを、生まれてから一年一年、それが無理なら特に悪かった時期と良かった時期だけでも四柱推命とホロスコープの両面から分析してみてくださいね。
それがどんな占い師よりも信頼のおけるあなた自身の吉凶判断のための材料になります。

職業運・男性運を傷つける「傷官運」のホロスコープの見方・分析方法
四柱推命もホロスコープも統計学です。
傾向を知るために一番確実なのは観測と観察です。占い師さんがあなたに言う結果は、「過去の日本の各地の天気はこんなかんじなので、その中のAの地域に一番近いあなたの住んでいる地域はこういう天気になるでしょう」という予報にすぎません。

しかし自分自身の過去の運勢を知っていれば、「過去の自分の住んでいる地域の天気はこんなかんじだったから、そのうちのいつの時期に近い今はこういった天気になるはず」という導き出し方ができます。
自分の住んでいる地域の天気について予想したかったら、地域に長く住んでいる漁師さんに聞いた方が確実だったりしますよね。
自分で自分の運勢を分析するのには、そういった効果があるのです。

もちろん日本全国の各地の天気と自分の地域の過去の天気、どちらも知っていれば一番確証の持てる予測ができることは間違いありません。
なので、もし占い師さんに占ってもらうときには、占い師さんを試すように口を閉ざすよりは、いつの時期がよくていつの時期が良くて…ということは詳しくお話ししてください。
そうするほどに占いの精度は上がります。実は同じ占い師さんでも当たったという口コミと当たらなかったという口コミが混在しているのには、こういった占ってもらう方から得られた情報量の差があるという理由もあるのです。(もちろん、本当にセンスのない占い師さんも中にはいらっしゃいますが…。)

さて、すこし話がそれましたが、いよいよ、チャートを見ながらの傷官運の分析の続きをやっていきましょう。