梅雨が明けると、ビールの美味しい季節の幕開けです。
ビアガーデンに居酒屋にお洒落なBAR。お酒を呑む人が以前よりも減ったという噂もありますが、街にはお酒をたしなむ大人の社交場が溢れており、そこはたとえビジネス街であっても昼とは違う空気が流れています。
会社帰りにちょっと一杯、から始まって終電間際まで呑んでしまったり、幸せな週末をちょっとはしゃいで朝まで呑んじゃったり、お酒を呑む場って楽しいですよね。
最近では、女性一人でお酒を呑みに行くのも珍しくはないでしょう。
１次会２次会は友達と一緒、３次会は終電の心配がないように家の近所で一人呑み、なんて人もいるかもしれません。
一人呑みは、帰る時間も呑むペースも自分次第なので、お財布にも体調にも優しく呑めます。
それに、お酒の席は出会いの宝庫！
そこで彼氏が出来る人だって少なくありません！
でもちょっと待って！
お酒は大人のたしなみです。
騒いではしゃぎたくなる気持ちもわかるけど、呑みすぎちゃって体調が悪くなったり、女性なのにお店で寝ちゃったり、記憶の無いまま気がついたら見知らぬ男性にお持ち帰りされていた、なんて事になったら素敵な男性の彼女候補からは一瞬で外されちゃいます。
せっかく出会いのチャンスを逃さないためにも、大人女子として一人呑みのお酒のマナーは押さえておきましょう。
■お店選び
一人呑みの時にはお店選びも大事です。
会社の近くにするか家の近くにするか、どちらとも適度に離れた知らない場所で冒険するか。
ワイワイと賑やかなお店か、静かでゆっくり出来る落ち着いたお店か。
お酒を呑むところってたくさんあるから、迷い出したらきりがないですよね。
でも、初めての一人呑みなら自宅からタクシーで1000円程度の場所で、カウンターだけのお店が狙い目ではないでしょうか。
楽しくって遅い時間まで呑んでいてもタクシーで1000円くらいだったらお財布にも優しいですし、カウンターだけだとお店の人の目が行き届くので上手く会話に入れてくれます。店員さんの人柄によってその店の常連さんが変わってくるので、一度行ってみて気の合いそうな常連さんがいなくても、店員さんと気が合ったなら通っているうちに素敵な出会いがあるかもしれません。
候補のお店が決まったら、何度かお店の前を通って見て常連さんの雰囲気を見てみるのもいいですよね。
■少し弱めのお酒をチョイスしよう！
女性一人で呑みに行く時点で、お酒が苦手な人や極端に弱い人はいないでしょうし、日本酒やワインなどアルコール度数の強いお酒が好きな人もいるでしょう。
でも、一人で呑みに行ったときは、酔っぱらっても誰も面倒を見てくれません。いつもよりもはしゃぎすぎても、記憶をなくしても昨夜の失態を教えてくれる人はいないのです。
それに、知らない人と一緒に呑むのって結構緊張します。緊張するといつもよりもお酒を呑むペースも上がりますので、酔いを遅くするためにも少し弱いお酒をチョイスするか、最初からお水を一緒に頼んでお酒とお水を交互に呑むぐらいで丁度いいでしょう。
朝になって後悔しないように、親しい友達と呑むときよりも少し抑え目に呑むといいでしょう。
■お酒の席でも空気は大事！
一人呑みの人が多いようなお店では、男女問わずお客さん同士が仲良くなって呑み友達になることも少なくありません。大人の社交場というぐらいなのだから、店員さんも常連さんも基本的には貴女の事も歓迎して話し相手にしてくれるはずです。
でも、そこに甘えすぎてはいけません。
自分ばっかり喋っていたり、人の会話に無理やり割り込んだりしているとお酒の席とは言え嫌がられます。「酔っ払いは仕方ないねぇ」なんて苦笑されたら貴女に恋のチャンスは訪れないと思った方が良いでしょう。
ホステスさんのように気をつかう必要はありませんが、人の話も笑顔で聞くくらいの気遣いはした方が良いでしょう。
■出会いを求めすぎない
一人で呑みに来たもの同士が仲良くなってカップルになることは、少なくありません。
でもそれはあくまで結果で、最初の目的は楽しくお酒を呑む事だったはずです。
ゆっくりと一人呑みが出来る様なお店では、老若男女が純粋にお酒を楽しんでいるのですからあまりにもガツガツと出会いを求めて、人によって態度を変えるなんてことをしてはいけません。
まずは男女問わず呑み友達を作るぐらいの気持ちで通いましょう。職種も年齢も趣味も違うただの呑み友達がたくさんいるのも楽しいですよ。
そのうち、気が合う素敵な男性が出来たら友達の位置をキープしながら彼をしっかりチェックしましょう。お酒が入っているからこそ、人間性からしっかり見えるかもしれません。
この人、と思ったのなら大人の見栄なんてどこかにやって、まずは学生みたいな居酒屋デートから始めてみませんか？
いかがだったでしょうか。
いつの時代も、どの年代も、お酒の席は出会いの宝庫です。
誰かがセッティングしてくれた合コンは、相手のスペックもわかるし人数も決まっているので安心感はあります。でも、その分ドキドキが少し足りないと思いませんか？
一人で通っているお店での出会いは、素敵な男性がいたというだけでもドキドキしますし、そこで出合った呑み友達だって貴重です。
だって、職種も年齢も違う人と友達になる事なんて、なかなかないでしょう？
今年の夏は、出会いがないなんて嘆いていないで
出会いを求めてちょっと冒険してみましょう！
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