「女性は結局、自分の父親に似た人と結婚する」
これ、よく聞く言葉ですよね。
そして結構真実を突いてきていると思います。
あなたのお父さんは、どういう人でしたか？
「クレヨンしんちゃん」の野原ひろしみたいな優しいお父さん？
それとも、「巨人の星」の権威的な星一徹？
女性は幼少期にどういった父親にどう接してもらっていたかで、
その後どういう恋愛をするかがある程度決まってくるようですよ。
自分の恋愛の仕方が、どうもほかの人とは大きく異なっているようだ・・・
という人は、参考にしてみてくださいね。
【父親に似た男性を好きになる？】
「女性は父親に似た男性を好きになる」そんな噂を耳にしたことがある女性も多いのでは？ まだご存知ではない方のために説明すると、女性は本能的に“父親から感じた安心感”を彼に求める傾向にあるのだとか。
【引用】 恋愛が上手くいかない原因は親？ 親子の関係が恋人に影響する可能性
「お父さんと似た人？うーん無いな！」
と思ってらっしゃる方も多いかもしれませんね。筆者もそうです。
しかし姿かたち、性格でだけではなく、
「父親から感じた安心感を彼に求める」というのは、
なんとなく頷けませんか？
父親は一番身近な異性です。
幼いころからいいところを見て、刷り込まれていれば、
「こういう人と結婚したい」と意識的・無意識的に関わらず思ったとしても不思議ではないと思います。
野原ひろしに育てられたひまわりは、
長じて一緒に遊んでくれるノリが良くて優しい男性を好きになるでしょうし、
星一徹に育てられた明子姉ちゃんは、
一家の大黒柱的な「俺についてこい！」という男性を好きになるのでしょう。
多分。
そういうはっきりした部分でなくても、
「こういうところは嬉しかった」「ここはすごい」
という何となくいい印象のあるところは覚えていて、
他の男性を見ながら「ここは大丈夫だな・・・」「ここは・・・」
という風に品定めをしている部分はあると思います。
【父親に問題がある場合】
父親が良い人でなかった場合、
父親がいなかった場合、
というのも、残念ながらありますね。
そういう人はどういう恋愛をするのでしょうか？
小さい頃に、父親と離別あるいは死別した場合、「もっと愛してほしかった」「もっと叱ってほしかった」「もっとかまってほしかった」そういう果たされない望みを抱えたまま生きていくことになります。
(中略)
また、父親に愛されたかったのに愛されなかったという思いが強い場合は、自分を大切にする心を十分に育てられない場合があります。自分に価値があるという感覚は、自分でそう信じるかどうかしか根拠がないのです。
(中略)
自分に価値があると感じる、その感覚を始めに授けてくれるのは親です。その親から愛されて大切にされたかったという「果たされない思い」が、父親のような男性にばかり恋をしてしまったり、父親のような上司に、ビジネスとは言えないほど身も心も捧げてしまったりするのです。
(中略)
父親に叱られたかったという思いが強いと、叱ってくれる人ばかり好きになってしまったりすることもあります。
とにかく、人は親子関係で満たされなかった思いを恋愛関係で補おうとするのです。
【引用】 父親との関係が恋愛に影響する 女と男の心のヘルス
最後の一文が印象的ですね。
父親から愛を受けられなくて、「あんな思いはもうしたくない」と思っているのに、
結局父親と似た人を好きになってしまう人って結構いるようなのですが、
こういう心の動きが原因なのですね。
「やだ！じゃあそういう人は一生幸せな恋愛はできないってこと？」
と思うかもしれませんが、そういう訳でもありません。
そういう人は一旦自分と父親との関係を見つめ直してみましょう。
上記のサイトでは、
父親に出す予定のない手紙を書くのが良いと書かれていました。
父親にしてほしかったことを余すことなく書いていくのが良いようです。
それを書いている内に、
父親が本当はどういう人だったのかということが分かってきて、
父親、もしくはそれまでの親子関係を許せるようになるだろう、
ということでした。
【おわりに】
父親との関係って、
一人一人が異なった感慨を持って見つめているものだろうと思います。
いい関係の人はそれなりに。
良くも悪くもない人は冷静に。
悪い人は恨みや恐れと共に。
筆者の父はというと完全放任主義でした。
好きなようにやれ、というタイプで、私がやりたいと言った事には何にも反対しませんでした。
かといって無関心というわけでもなく、「見守ってやる、金は出してやる」という人でした。
今の私はというと束縛するタイプの男性は大嫌いだし、
例え善意であっても何かというと口を出してくるような人も苦手です。
そういう風に、誰もが大なり小なり、
親やその他の家族の影響を受けているのだと思います。
誰もがみんな子供のような心を持っていて、
それは一生影響を与え続けるのだろうと思います。
今、恋愛で悩んでいる、という人は、
自分の子供の心に気付いてあげるのがいいのではないですかね。
手紙を書いてみて下さい。
以上。
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