油断禁物!心臓発作の症状…若い女性でも起こりうる心臓発作の予防法!

油断禁物!心臓発作の症状…若い女性でも起こりうる心臓発作の予防法!

私若くて健康だから心臓発作なんて関係ない!と思っていませんか?実は女性の死因はガンに次いで「心疾患」が2位にきています。

この心臓の疾患が原因で、心臓発作を起こす人も年齢を問わずに多いのが事実。今回は手遅れにならないように、そんな恐ろしい心臓発作の症状と予防法についてお話ししていきます。

 

1.若い女性にも意外と多い心臓発作

私が学生の頃からお友達だった2人の女性が、心臓発作で亡くなりました。1人は19歳でまだ大学生だった頃、そしてもう1人は23歳という若さでした。

2人共私と同じスポーツクラブに所属し、健康で病気ひとつした事がない人達でした。だからこそ元気そうな日頃の行動の中でも、密かにむしばんでいる心臓病の症状をいち早く読み取る事が大事なのです。

 

2.心臓発作が起こる前触れの症状

 

@左腕や左肩、背中の痛み

2.心臓発作が起こる前触れの症状

19歳で亡くなった私の友達はいつも、「なんだか最近左腕が痛くて、痺れる感じがするのよね〜」と言っていました。私達は若いので、筋肉痛だろうくらいに思い時々左腕をマッサージしたりしていました。

これは心臓の痛みを感じる太い神経が、左肩を通って心臓に届いているためで「放散痛」と呼ばれ、腕や肩だけでなく歯やあごまで痛くなる事もあるのです。

 

@胸の痛み

もちろん心臓に何らかの疾患があるわけですから、胸が締め付けられるような痛みや時には呼吸困難になるような痛みが現れます。

 

@食欲不振

私のもう1人のお友達23歳で亡くなった女性が、亡くなる前にこれを数ヶ月訴えていました。食事をすると胸焼けがすると言ってだんだん食欲がなくなり、激やせしていたので久しぶりに逢った時に驚いたのです。

彼女は胃を痛めたと思い、「いつも胃がもたれるから、胃薬飲んでるの。」と言っていました。その時に病院に行くようにすすめていれば、と悔やまれます。

 

@冷や汗をかく

2.心臓発作が起こる前触れの症状-2

寝ている間に暑くもないのに、冷や汗をかいて目が覚めたという症状も良く聞きます。冷や汗の症状は、甘くみてはいけない身体からのSOSサインだと思って良いでしょう。

 

@立ちくらみ

これも女性にある症状で、心臓に疾患があると血行が悪くなり立ちくらみを良くおこします。そしてこの立ちくらみが悪化すると、気を失って倒れてしまう事もあるのです。

 

@異常な疲れ

これも私の両方のお友達がいつも訴えていた症状の一つです。エクササイズをした後にもグッタリして、友達同士で夜出かける事も徐々になくなっていきました。

亡くなる前の日は、「私疲れたから、今夜はお風呂入らないでそのまま寝るね。」そう言ってベッドに横になり、それが最後の言葉になってしまったのです。

このような症状がある場合は甘く考えずに、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。

それでは心臓病や心臓発作を防ぐために、自分で何ができるのか予防法をみていきます。

 

3.心臓発作を起こさないための予防法

 

@水分補給をする

3.心臓発作を起こさないための予防法

人間は脱水症状になると、血液がドロドロになって心臓発作をおこしやすくなります。最近の機密の良い住宅内では1年中家の中が乾燥する事も考えられるので、喉が渇いたと思う前に水分を補給する事が大切です。

中年以降になると夜中にトイレに起きるから嫌だと言って、寝る前に水分を取らないようにする方もいますが、これはとても危険です。

就寝中は驚くほど身体から水分が蒸発するのでコップ1杯の水を飲んで寝るか、枕元に水を置いておくのが良い方法です。

そして職場への移動時間、列車や飛行機の中も大変乾燥する場所です。こまめに水を飲んで、脱水にならないように心がけましょう。

 

@肥満にならないように気をつける

肥満になると心臓の周りにも脂肪が増えて、心臓自体が正常に働かなくなってしまいます。日頃から食生活に気をつけて、適度な運動を取り入れたり、ウオーキングなどを習慣づけましょう。

 

@タバコは止める

3.心臓発作を起こさないための予防法-2

タバコは百害あって一利なしです。タバコを吸っていて身体に良い事は一つもないばかりか、周りにいる家族にも健康障害を及ぼすケースがあります。

気持ちをしっかり持って、自分と家族の為にもきっぱり止めてしまいましょう。

 

@ストレスをためない

仕事のし過ぎや夜更かしが続いたなどで、寝不足になったりすると身体や脳がドッと疲れてしまいます。そしてそのために、ストレスがたまるのです。

疲れやストレスは、心臓へも大きな負担をかけてしまいます。ストレスをためないためにも、リラックスできる日を決めて、身体と脳をゆっくり休ませるようにしましょう。

 

@サプリメントをとる

ビタミンBやC、Eなどは、血行を良くし抗酸化作用もしてくれるので、サプリメントとして摂取するのをおすすめします。

 

@気温の差に気をつける

3.心臓発作を起こさないための予防法-3

家の中でも冬場にリビングルームはポカポカだけど、お風呂やとトイレはキンキンに寒いという事はありませんか?

暖かいリビングから急に寒いお風呂などに移動すると血圧が上昇して、心臓に負担がかります。お風呂やトイレにも小さなヒーターを置いておくと良いでしょう。

 

まとめ

若くて元気だから私は大丈夫!と思っていても、知らない間に心臓が弱っているかもしれません。あなただけでなく家族のメンバーにも、以上のような症状が続くようだったら病院を訪れるようにしましょう。

あとで手遅れだったと後悔するより、「検査したけど何もなくて良かったね!」と言える方がずっとましなのですから。

日本人は特に仕事をし過ぎる傾向があるので無理をせず、リラックスできる日を自分で作るようにしストレスをためないようにするのも心臓のケアになるのです。