好きな人と一緒にいると緊張して何を話していいかわからない・・・そんな悩みを持つ人には是非参考にして欲しい内容です。
恋愛だけでなく、学校や仕事でもつかえる「聞き上手」になるコツをお伝えします。
誰でも自分のことを認めて欲しいもの
人とのコミュニケーションの中で、自分の考えが伝わっているか、自分の思いが伝わっているかとても気になるところです。
彼と話している時のあなたを想像してください。
もっと「私」という人をわかって欲しいという気持ちがあるでしょう。
その気持ち、相手も同じです。
人は怖がりな生き物ですから、自分が認められているかどこかで常に気にしています。
会話が苦手な人は「何を話してよいかわからない」「こんなことを話してもよいのか」と会話そのものに不安を持っているものです。
だからこそ、自分の話していることをわかってもらえたと感じた時の安心感、嬉しさはみなさん経験したことがあるでしょう。
相手の話を受け止めることで、「この人は自分をわかってくれる」と距離か近づきます。
自分が思っている会話の不安は相手も同じだと理解しましょう。
つまり、自分がホッとすることは相手もホッとするということです。
コツは1つ！相手の話をよく聞くだけ
「聞き上手」の最大のコツは「相手の話をよく聞く」ことです。
「聞く」と一言で言っても沢山の要素が詰まっています。
「聞く」ことは単に耳を使うだけではなく、相手の表情、声、仕草をすべて観察して話の内容を「聞く」ことです。
自分の全部を使って相手の話を聞く姿勢で、話している相手に「あなたのことを心から理解したい」ということが伝わります。
みなさんも経験があると思いますが、相手が話している時にぼんやりしていると、「えっ？今何を言った？」と聞き逃してしまうことがあるでしょう。
音としては耳から入ってきている相手の話ですが、「心」で聞かないと理解することも覚えることもできません。
そして、相手の「自分をわかってくれた」と認めて欲しい欲求も満たすことはできません。
絶対にうまく話が聞けるステップは次の3つです。
１． 聞く姿勢を整える
姿勢は大事です。
背筋をピンと伸ばすと気持ちがシャキッとするのと同じです。
相手の話を一生懸命聞くのであれば、少し体を前のめりにして（前のめりしすぎないように注意）、積極的に聞く姿勢にします。
もし、テーブルがあるようなら手はテーブルの上に出しましょう。
手は体の前でクロスすることはせず、もしも言葉が見えるならばそれを胸で受け止めるようなイメージで姿勢を整えてください。
２． 相手を観察する
相手の話を聞くときの主役は「相手」です。
今話している内容、それを話している相手の表情、声のトーンを全て観察します。
嬉しい話、腹が立った話、悲しい話、相手がどんな気持ちで自分に話しているのかも感じ取りながら話を聞きましょう。
そうすると、相手の話への興味が高まってきて自然と「もっと相手のことを知りたい」という感情が生まれてきます。
相手を観察することで、どんな相槌を取ったら相手は話しやすいのかなど段々わかってきますので、それに合わせることで相手も話しやすくなります。
観察をすること、それは相手をより知ることに繋がりますから彼との絆を深めるにも必要ですね。
３．相手の話への質問をする
相手への興味が高まると、「なんでそう思ったのかな？」「この場合はどう思うのかな？」と相手の話から自分が思った疑問や感想が出てきます。
この疑問や感想は話を広げる「質問」になり、相手が話した内容へ質問をするということは、「あっ、この子ちゃんと自分の話を聞いてくれていたんだな」と相手も理解してくれ、「話して気持ち良い」という感情になります。
自分に興味を持っていない人に自分の話をする気になりませんよね。
自分の話した内容から質問が出てくるなんて、自分に興味を持ってくれていると嬉しくなります。
それは皆さん自身も同じだと思います。
自分がされて嬉しいことは相手も同じです。
この相手の話から質問をすることは就活でも仕事の中でも活用できる、コミュニケーションのキャッチボールでは重要なポイントです。
「聞き上手」は信頼関係を築ける人
自分の話をしっかり聞いてくれる人、恋人でも友達でも同僚でも「またこの人に話してみよう」という気持ちになります。
「しっかり聞く」とは全部で相手に向き合うことですから、その誠実さは必ず相手に伝わります。
好きな人とこれから距離を縮めたい人は、まず相手の話をじっくり聞く機会を作りましょう。
聞き上手のコツを試すことで、相手はあなたがとても話しやすい人だと思えるし、また話したいと思うでしょう。
2度目があるということは一歩も二歩も距離が縮まったことになります。
そして、相手の話をよく聞いていると、相手もあなたの話を聞きたい、あなたを知りたいと思うようになります。
人と人の関係は信頼がなければ築けません。
「聞き上手」になることは人としての魅力も高められますから是非実践してみてくださいね。
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