【「いい人」を探すには？】
どもども、きょうもきょうとて理想の恋愛にあこがれつづけるメガネ男子です。
あなたはいま、恋をしていますか？ それともこれからする予定？ もしかしたら、いままさにいい人を探しているところかもしれませんね。
しかし、この「いい人」ということはなかなかむずかしい条件です。いったいどういう人が自分のパートナーにふさわしい男性なのかわからない、そういうふうに悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、少女漫画や韓国ドラマのように「目と目があった瞬間、火花が散り、あっというまに恋に落ちる」というようなことがあればいいのですが、なかなかそういうわけには行かない現実はご存知の通り。
ひと目惚れの奇跡を信じないわけではありませんが、大半の場合、知り合って交流していくうちに少しずつ好きになっていくものであるに違いありません。やはり自分にとっての「いい人」を見つけ出すことは簡単ではないのです。
【自己分析】
それでは、なぜ「いい人」が見つからないのでしょうか？ まず考えられるのは、高望みをしすぎているか、そもそも自分がどういう相手を希望しているのかわかっていないということ。
探しものをしているのに、自分が何を探しているのかわからないようでは見つかるはずもありません。
そこで必要になるのが「自己分析」です。あなたが社会人なら、就職活動のときに経験しているのではないでしょうか？ 自分の長所と短所を客観的に分析、把握し、相手にアピールする方法を考える――まさにそれと同じことが恋愛においても重要となるのです。
そう、恋愛探しと就職活動はどこかよく似ています。相手に自分の魅力をアピールし、選んでもらうという意味では、まったく同じことといってもいいかもしれません。
したがって、的確な自己分析は恋愛においても強い武器となります。逆に、正確に自分を知ることができていないひとは、最悪の場合、「痛いカンチガイ女」になってしまう可能性すらあります。
それでは、具体的にどのように考えていけばいいのでしょうか。この場合、重要なのは、自分の「商品価値」です。
こういういい方は残酷かもしれませんが、あなた自身をひとつの商品として捉えたときにどのくらい高く売れるものか、それを正確に把握しておくことは無用な高望みを避けるためには重要なことです。
まずは「自分とつきあったら相手にどんなメリットがあるのか、そしてそのメリットは相手にとってどのくらいの価値があるものなのか」、冷静に考えてみましょう。
【クールな現状認識が大切】
あまりにロマンがない考え方でしょうか？ でも、一度はこのくらいクールに考えてみたほうが、恋はうまく行くものなのです。
女性がロマンティックな恋にあこがれる気持ちはわかります。自己分析がどうの、商品価値がこうのというロマンのない言葉で自分を捉えたいと思う人は少ないかもしれません。
しかし、現実的に恋を考えてみるなら、旅先でたまたま運命的な恋に落ちるといったドラマティックな出来事はめったに起こらないのです。
それなら、どこまでもリアリスティックに「自分の値打ち」を分析し、その上で自分に見合った人と恋を繰り広げるほうが幸せではないでしょうか。
もちろん、無用に妥協しすぎる必要はありません。ほんとうに好きになれる人を探し出す努力は続けるべきでしょう。ですが、あまりに高すぎる理想はあなたの恋の足をひっぱることになりかねません。
あなたがごく普通の女性なら、相手に木村拓哉や福山雅治のような男性を希望することは無謀です。
そうかといって、べつに絶望する必要はありません。それはごくあたりまえのことに過ぎないのですし、自分に合った相手は必ずどこかにいるはずなのですから。
【あなたの最高の味方】
これは恋愛以外のことについてもいえますが、自分を過大評価しすぎたり、あるいは過小評価しすぎたりすると、多くの場合、不幸になります。
あなたは、おそらく世界一の美女ではないでしょう。そうかといってだれからも愛されないようなまったく魅力がない女性でもないに違いありません。
おそらく、あなたにはあなたなりの魅力があり、また欠点があることと思います。それを的確に把握し、武器にしていきましょう。あなたの容姿、人格、資産、職業、年齢――そういったことすべてを知るのです。
もちろん、恋愛は単なる条件のすり合わせではありませんから、それですべてが決まってしまうわけではありませんが、自分がどの程度の人間なのか、そのじっさいのところを知っておくことは大切なことです。
くれぐれも自分のバリューを高く考え過ぎたり、低く捉えすぎたりしないようにしてください。重要なのは「適度な自信」を持って振る舞うことです。
そう、自分の魅力を知りつくした女性は魅力的なものです。そのためには、ただ自分で考えるだけではなく、だれか友達の意見を聞いてみたりすることも大切かもしれません。
哲学者は「汝自身を知れ」といいましたが、まさにこれこそ名言というべきです。あなたがあなた自身を知りつくして、行動する時、もう怖いものは何もないでしょう。
あなたには、あなた自身という強い味方が付いているのですから。
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